「サイト売買はきっと大丈夫だろう!」と、楽観的に考えていませんか?

残念ながら、そういう買い手が失敗しています。もっと、慎重に進めていくべきです。

とくに、サイト売買業界でいう、直接取引は要注意です。仲介者がいない状況で売り手と交渉するため、楽観的な人ほど丸め込まれることがあります。つまり、買い手に不利な契約内容になってしまう訳です。

そうなると、必死に稼いできたあなたの現金を失うだけでなく、買収したサイトの使い道もわからず、ショックからビジネスに対して自信を失ったり、家族から白い目で見られて居場所がなくなることになるかもしれません…。

この記事では、実際にいた避けたほうがいい売り手を3人紹介しています。こういった事例を事前に知っておくことで、失敗を防ぐことができ、良質な売り手とマッチングできる可能性が高まります。

ぜひ、事前情報としてご活用いただき、良質なサイトを買収することで「現金を生み出すビジネス」を、購入し理想の人生を歩み出してください。

ご参考になれば幸いです。

1、webサイト制作の打診してくる

Sさん(買い手)が経験したことです。

数年前に、サイト売買仲介サイトで知り合った売り手と交渉をしていました。ネット上で交渉をするため、メールでのやりとりだったそうです。

しかし、「すみません、仲介サイトに掲載しているサイトはすでに売却しています」と、連絡がきました。

ここで、ふつうなら「おや?おかしいな?」と、思うはずです。しかし、Sさんは決算の関係もありできるだけビジネスに投資して、現金を使いたかったようなのです。

そこに、この売り手はこのように提案してきました。「同じようなサイトだったら制作できますが、いかがですか?」この甘い言葉にSさんは乗ってしまいます。つまり、webサイトの制作をこの売り手に依頼してしまったのです。

実は後になってわかったことは、この売り手はこのようにサイト売買仲介サイトを活用して、サイトの制作を受注している常習犯だったのです。

Sさんは現金を使えて一安心…。ですが、制作してもらったサイトは0から売上をつくる必要がありました。当たり前ですよね。結局、Sさんは0から売上をつくることができませんでした。

なぜなら、売上をつくる方法は売り手のみ知っているのであって、そこまでは教えてもらえなかったとのことです。

さらに、この売り手がすでに売却してしまったサイトと同じようなサイトをつくってもらった訳ですから、完全なる後発サイトとなってしまったことも失敗した原因です。

焦っていると買い手は重要なことを忘れてしまいます。

それは、サイトを買収するということはビジネスを買うということです。

つまり、売上がないようなサイトは基本的には、ビジネスになりそうなもの、です。違います。ビジネスを買うべきなのです。ビジネスで難しいのは、0から1をつくることです。つまり、0から売上を上げるということです。

サイトを制作してもらう…これは、本質的にサイト売買ではありません。残念ながら、お金をドブに捨てたと同じことです。

こういった買い手は、そもそも本質的にサイト売買を捉えていませんで、こちらの記事も参考になるはずです。

>>「サイト売買おすすめ」と検索している時点で買収は90%失敗します

2、直前になってレスポンスが遅くなる

稀にいますが、売買がほぼ成立しそうな段階で連絡が遅くなる売り手がいます。

M&Aで言われている、いわゆるマリッジブルーというやつです。つまり、「やっぱり、サイト売買なんかやめて自分で運営しようかな」と、考えてしまうのです。

こちらの記事でいうと、「4、交渉を進める」ですが、非常に重要なステップです。

>>【サイト売買の流れ】失敗しないサイト買収の10ステップ

 

サイト売買業界でいう仲介プランであれば、担当の仲介スタッフが売り手を説得してくれたり、他の売り手をすぐに紹介してくれるため、時間をロスすることは防ぐことができます。

しかしながら、直接プランで売り手と交渉している場合、買い手が焦れば焦るほど売り手は連絡が遅くなります。そして、音信不通になります。

もしも、家族や社内でサイトを買収することを公言していた場合は最悪です。「え、結局、サイト買わなかったんですか?」と、あなたへの評価が下がることもあります。

さて、こういった売り手を避けるためにはどうしたらいいのでしょうか?

見極めるポイントは、丁寧すぎる売り手は疑った方がいい、ということです。例えば、ふつうの交渉であれば「こういった部分は妥協できません」「代わりに〇〇だったらいかがです?」など、売り手からも要望は出てくるものです。

しかし、完全なるYESマンだった場合、ただ交渉に流されているだけで主張ができない売り手である可能性が高いのです。

直前まで、いろいろ我慢してしまい小さな不満が溜まってしまい、「やっぱり、サイト売買なんかやめて自分で運営しようかな」と、自分にはまだやれるという認知をしてしまうのです。

こういった売り手に対応するには、買い手であるあなたが、売り手の意見をできるだけヒアリングする時間をつくることです。こういった売主様は、丁寧にサイトを作り込んでいて高い売上もあるため、非常に魅力的なサイトであることも多いのですが、だからこそ焦らずにしっかりとヒアリングしてみてください。

例えば、「わたしの運営しているサイトは、「さいとま」ではなく「サイトマ」です。カタカナです。気をつけてください。」と、サイト名を少し間違えただけで、怒りを持って言及された売主様もいました。

繊細な売り手が多い、ということも覚えておきましょう。直前でバックれられることが減ってくるはずです。

3、事務所にきてほしいと言う

悪気はないのですが、「売買前の打ち合わせは、うちの事務所に来てください」と、提案されることがあります。絶対に行ってはいけません。

売主様はホーム、買い手であるあなたはアウェイになります。売主様はいつもの場所ですから、リラックスして余裕を持って対応できます。もしかしたら、部下を同席させて3対1の構図になるかもしれません。

これは、交渉が不利になります。丸め込まれます。ちょっとした意見も言いにくくなります。ドキドキして、相手の会話が入ってこなくなります。何を喋ったか覚えていません。

実際に私が経験したことですので、120%オススメできないです。

さらに極め付けは、私の場合、まるでエグザイルのような強面の方々だったということです。金髪の社員、室内なのにサングラス(なぜ?)をかけた社長、ちゃらい感じの役員…。びびりました。

当然、十分な契約書もつくれず、買い手である私の意図は100%反映されていませんでした。しかし、何も言えないという完全なアウェイでの交渉をしてしまったことが何よりの原因でした。

必ず、カフェや貸し会議室を利用してお互い同じ環境で交渉する、あるいは直接プランではなく仲介プランで仲介スタッフと3者面談することをオススメします。

相手の事務所に行った時点で負けだと思ってください。サイト売買は勝つ必要もありません。そうではない。売り手と買い手がwin-winになり、どっちも良い、という状態をつくるのです。

事務所に来て欲しい、と言われた時点で、「公平にお話を進めたいので、カフェや貸し会議室を利用しませんか?」と、打診しましょう。

結論

安全にwin-winの取引を実現するためには、慎重にいきましょう。

とくに、

1、webサイト制作の打診してくる

2、直前になってレスポンスが遅くなる

3、事務所にきてほしいと言う

こういった売り手は慎重に慎重に。

もしも、「これは難しいかも」と思ったら、ぜひプロに相談するといいでしょう。

彼らは、何度も仲介をサポートしているためパターン化されています。「これは、〇〇という事例に近いので、〇〇がいいかもしれません」と、具体的なアイディアをもらえるはずです。

ご覧いただきありがとうございました。