サイト売却の相場は?サイト売買で高く取引されるサイトの特徴とコツ

「自分のサイトはいくら売れるのだろうか?」と、考えていませんか?

サイト売買では、高く売れるサイトはあります。しかし、残念ながら、安くでしか売れないサイトもあります。

さらに!

実は、私たちが運営しているサイト売買仲介サイト『サイトマ』では、無料査定の70%は「売却できません」とお伝えしています。

また、他のサイト売買仲介サイトを見ても、案件として掲載されているおよそ10%ほどしか売却できていません。

実は、安く売れないどころか、『そもそも売れないサイトが大半』、という驚愕の事実をあなたはご存知でしょうか?

しかし、「せっかくだから、高く売りたい」と思うのが本年ですよね。

そこで、サイト売買仲介サイトを7年運営し、成約数380件以上、累計売買金額は約14億円(2024年2月時点)に達している私たちが、

・サイト売却の相場価格

・売却できるサイト、売却できないサイト

・高値でサイト売却するためのコツ

・サイト売却の成功事例

について、解説してきます。

ぜひとも、参考して、少しでも高く売れるようにしましょう。

【関連記事】「サイト売買おすすめ」と検索している時点で売却は95%失敗します

サイト売却とは

運営中のサイトを商品として売却して運営権を譲渡することを指し、サイトM&Aとも呼ばれます。

アフィリサイトだけでなくポータルサイトやECサイトなどジャンル問わず売買されており、ニーズに刺さればどのようなサイトでも売却できる可能性があります。

また厳密にはサイトではありませんが、ECアカウントの売却事例も増加傾向にあります。

売り手はまとまった資金を、買い手は売上が安定している完成した事業をそれぞれ得られる点から注目を集めています。

サイト売却のメリット・デメリット

サイトを売却のメリットとして一番大きいのは、何と言ってもまとまった資金を得られる点でしょう。

生活費に充てるのはもちろん、次の事業のために利用したり、自身の夢のために使ったりと様々な使い道があります。

また、運営に回していた時間を他のことに費やせるのも大きなメリットです。

これまでサイトマで売却に成功された方々は本業に集中する、新規事業の立ち上げに注力する、はたまたプライベートの時間を充実させるなど多種多様な時間の使い方を叶えられてきました。

気持ちの面でのメリットもあります。

家庭や仕事の都合で運営時間が捻出できないなど、やむを得ない理由で売却を決断される方は決して少なくありません。

まだまだ成績を伸ばせる余地や運営プランがあるので活かして欲しい、1から作り上げたサイトのため愛着があり誰かに引き継いでほしい、といった方は無事に譲渡が完了するとやはりどこかホッとした表情を浮かべています。

金銭的なもの、時間的なもの、メンタル面のものと大きく3つのメリットがサイト売却で得られるものです。

残念ながらデメリットも存在します。

どんなサイトでもニーズさえあれば売れる可能性はありますが、やはりフックが弱い、魅力が伝わりづらいサイトですとなかなか成約に至らないことがあります。

これまでサイトマで扱ってきた案件でも成約まで431日かかった事例もあり、成約まで非常に長い時間を要する覚悟で臨んでいただく場合もあります。

またすぐに売れたとしても、売却後の競業禁止規定で同ジャンルサイトを新規で運営できない可能性もあります。

こちらに関しては契約内容によるため一律というわけではありませんが、注意いただく必要があります。

サイト売却の相場価格

サイト売却の相場

サイトは売却できるもの、とご理解いただいた上で、それではどれくらいの額で売買されるものなのか?といった話になります。

実は、サイト売買は相対(あいたい)取引と呼ばれるものです。

簡単に説明すると、売り手と買い手が合意すれば何でもOK、基準もルールも何もありません、ということです。

つまり、

  • 売り手「あなた良い人ですね。5年育ててきた僕のサイトは10円でいいです」
  • 買い手「あ、はい。わかりました」

 

これで、サイト売買成立してしまう訳です。

これって、どう思いますか?

相当、曖昧な取引ですよね。そうなんです。サイト売買は曖昧な取引なのです。

 

しかし、10年以上も市場として存在していますから、ある程度の相場があります。

その相場とは、以下の計算式で表されるものです。

売却金額計算式
直近半年の営業利益平均×24〜36か月=譲渡金額(2024年2月現在)

 

ざっと説明します。

例えば、月に30万円を売り上げるサイトがあり、経費が10万円だったとします。

すると、毎月手元には『30万ー10万円=20万円』が残ります。

これが、式でいう『月間営業利益』です。

サイト売買の相場は、6か月の月間営業利益平均に24~36をかけた数字になります。

上の例で言うと、

20万円×24=480万円

20万円×36=720万円

よって、480万円〜720万円、ということになります。

 

これが、サイト売買で一般的な”サイト売買の相場”と言われているものです。

しかし、相場とは言えど、相対(あいたい)取引には変わりがありません。

上記の480万円〜720万円と算出されても、

・なかなか売れなければ100万円に値下げしてでも売ってしまう

・思った以上に買い手からのオファーが多ければ1000万で売れる

ということは、良くあることです。

 

ポイントは、あまり相場に左右されずに、

  • 売りたい金額で売る
  • 売りたい時に売る

 

この「お金」と「時間」を天秤にかけて、都度優先すべき方を優先することです。

 

金額にこだわりすぎて、結局タイミングを逃して売れなかった人も何人も見てきました。

また、もっと待てば高く売れるのに、焦って安く売ってしまった人も何人も見てきました。

相場と一言で言っても、サイト売買ではあくまで「基準となる数字」ということだけは覚えておいてください。

売却できるサイトと売却できないサイトの特徴

サイト売買(サイトM&A)で売れるサイト、売れないサイト

結論からお伝えします。

売れるサイトは、月間営業利益があるサイトです。

もっというと、赤字ではなく利益が出ているサイトが売れます。

 

なぜか?

それは、買い手はビジネスが欲しいからです。

もっと言うと、「サイトの立ち上げ〜利益が出た」という、もっとも労力と時間がかかるこの時間を買いたいのです。

 

例えば、アフィリエイトサイトで言うと、結果が出るまで半年、しっかり利益が出るまで1年弱が普通だと思います。

サイトを購入するということは、これらの労力と時間をショートカットできるということです。

つまり、売り手としては、”立ち上がったビジネス”という『商品』を売ることになります。

買い手としては、”立ち上がったビジネス”という『商品』を購入することになります。

ここを理解していれば、どんなサイトであるべきか?を売却前に考えることができるはずです。

 

さらに深堀して、サイト売買市場では、どんなサイトが人気なのか?需要があるのか?を書いた記事を紹介します。

事前に読んでおけば、逆算して売れるサイトを設計することもできます。

【関連記事】サイト売買の需要は?サイトを売却する視点で徹底解説

【関連記事】【2023年最新版】今売れているサイトジャンルとは?個人でも売却にトライできる?

 

…ちなみに、赤字のサイトが売れない訳ではありません。過去には赤字のサイトも仲介したことがあります。

しかし、利益が出ていない分、それ以上に魅力的な”何か”が必要です。

例えば、

・PV数、UU数

・滞在時間

・直帰率

・メルマガ会員数

・ドメインエイジ、ドメイン名

・尖ったサイトコンセプト

・優れた運営環境(自動化運営や外注ライター多数等)

 

加えて将来性があることもプラスされます。

つまり、将来伸びるであろう業界やジャンルのサイトであれば、より高く売れます。

例えば、

・金融(融資、クレジットカード、投資、など)

・高齢化社会(介護、看護、など)

・美容(脱毛、整形、サプリメント、など)

 

などです。

例えば、「赤字のサイトなのに、月間で10万PV」と、言われると、思わず買い手は興味を持ってしまいます。

赤字だからと言って落胆せずに、まずは数字を棚卸ししてみて、強みを探してみましょう。

営業利益があまり出ていない上に利益以外でアピールできる特徴がない、となると、長期戦を覚悟した方が良いでしょう。

ただ、主観だけで「アピールポイントがない」と結論づけてしまうのは早計です。

自分にとってはなんてことない要素でも、買う側のニーズに刺さることは非常に多いです。

売却するかどうか、できるのか迷ったらお気軽にサイトマにお問い合わせください。

【関連記事】個人のブログは売却できるのか?サイト売買で気を付けるべきこと3選

高値でサイト売却するためのコツ

サイト売買で高く売るためのコツ

そもそも、売却する方法は大きく分けて2つあります。

こちらの記事で詳しく書いてあります。

【関連記事】サイト売買(ブログ売買)でブログを売却する相場や流れ

ざっくりお伝えすると、高く売るためには「交渉力」がカギを握りますので、

・交渉力に自信がある人は自分で試行錯誤してみる

・交渉力に自信がない人は仲介のプロに任せる

ということです。

私自身、はじめてのサイト売却では、やったことがないのに自分自身で全てやってしまいました。

すると、後でもっと高く売れたということ気がついてしまったのです。

すでに、買い手とは契約を結んでいたので、後戻りできませんでした…。

さきほどの例ではありませんが、売却額は少なくとも2倍にはなっただろうと思います。

高く売るには交渉に慣れておく必要があるのです。

ぜひとも、ここは忘れない欲しいと思います。

またそれだけでなく、サイトに付加価値があると高く売れます。

こちらに関しては、この記事で詳しく解説してありますので、ご覧ください。

【関連記事】サイト売買では「あなたのサイトは高く売れます!」弱気になってはいけない

サイトマの仲介を利用した売却主からは、

「自分の想像より高い価格でサイトが売れて驚いた」

というコメントを多くいただいています。

多数の販売実績に基づいて価格を判断できること、交渉に長けていること、この2つの条件が揃うだけで相場以上の価格でも売買交渉を進められます。

サイト売却の成功事例

直近半年の営業利益平均×24〜36か月=譲渡金額(2024年2月時点)

繰り返しになりますが、これがサイト売却価格の相場となります。

が、サイトマではこの相場価格を遥かに超える価格での売買を多数成立させてきました。

簡単ではありますが一例を記載しますのでご参照ください。

1.カラオケ情報サイト

譲渡金額180万円 営業利益42,225円 約43ヶ月分

2.ペット情報アフィリサイト

譲渡金額130万円 営業利益26,426円 約49ヶ月分

3.高校受験情報サイト

譲渡金額130万円 営業利益25,474円 約51ヶ月分

4.ママ向け商品・ベビーグッズアフィリサイト

譲渡金額285万円 営業利益47,061円 約61ヶ月分

5.ガジェット情報特化サイト

譲渡金額140万円 営業利益22,360円 約63ヶ月分

6.北海道特化メディアサイト

譲渡金額1200万円 営業利益165,257円 約73ヶ月分

7.投資特化3メディア

譲渡金額290万円 営業利益23,717円 約122ヶ月分

8.SE•プログラミング情報ブログ

譲渡金額150万円 営業利益2,581円 約581ヶ月分

営業利益が特別高くなくても、売却金額を引き上げるのは可能ということがお分かりいただけたかと思います。

いずれのサイトもコンテンツの質が良いことに加えて広告以外の収入源がある、外注スタッフが多数いる、ニッチなニーズに刺さった、など様々な要因で相場以上の価格で売却することができました。

営業利益以外の面も加味してより高い金額で売却ができる、これがサイトマの仲介サービスの大きな強みと言えます。

サイトマでは売買成功事例売買成功事例を随時更新していますので、こちらも併せてご確認いただければと思います。

まとめ

サイト売却の相場や、サイト売買で高く取引されるサイトの特徴とコツについて解説してきました。

正直、サイトの数だけ答えがありますので、概要程度の記事となってしまっています。

もし、個別にご相談したいということであれば、お問い合わせフォームからお問い合わせください。

もしくは、私たちが運営しているサイトマの問い合わせフォームに直接ご連絡頂いても構いません。

フリーダイヤルもありますので、お気軽にお問い合わせください。

ご覧いただきまして、ありがとうございました。

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