アメリカは『シリコンバレー』にてプレゼンしてきました。
テーマは、「日本とアメリカのサイトM&Aの比較」
グーグルやフェイスブック本社があるこの土地で、サイトM&Aをより広めていきたいという思いがあり、このテーマにしました。
面白かったのが、日本のセミナー等とは異なり、話している途中でどんどん質問が出てくる、「こんな方法もありますよ」とアドバイスまで出てくる。
さらには、聞いている人たちが勝手にディスカッションはじめる(なんかアメリカっぽいw)
アットホームな会場だったので、「型にとらわれずに、出てくる質問に柔軟に対応しながら、もう発表内容も変えちゃおう」と。
しかし、冒頭から『そもそも、サイトM&Aってなんですか?』という質問には驚きました。
(え?知らないの??)
本場のアメリカなら当然知っているのでは?と思っていたからです。完全に盲点でした。
しかし、大半の方が知らないという現状を見て、「アメリカ(シリコンバレー)でもサイトM&Aについて知らないなら、日本でも知られないわけか」と、納得。
参加者さんには大変興味を持ってもらったようで、プレゼン中ほとんどが質問や意見交換の時間となりました。
これはこれで、新鮮な体験で楽しかったです。
個人的には、アメリカの学校の授業ってこんな感じなのではないかと、文化的な違いに驚きもしました。
アメリカと日本の大きな違い
また、『起業を推奨する文化』があることに、とてもいい国だなと感心しました。
例えば、大学で優秀な成績を収めると日本では、教授が大学院や一流企業への推薦をしますよね。
しかし、シリコンバレーでは、『君、起業したらどうだ?』と、教授が背中を押してくれるそうです。
そして、実際リスクをとって、起業する学生が多い。
なぜなら、仮に起業に失敗しても、その経験で良い会社に就職することもできるからだそうです。
日本じゃ考えられないですよね!
シリコンバレーでの仕事の価値観
1、起業して上場orM&Aで売却イグジットし億万長者になりエンジェルとして活動する
2、グーグル等の世界企業に就職して初任給で年収2000万くらいもらう
3、弁護士、医者等になって裕福になる
4、大企業や公務員などの安定した仕事に就く
だそうです。
これ、日本だと逆じゃないですか?
「それは、すごい会社が生まれるわけだ」と、そもそもの”教養”や”価値観”の違いに驚愕したシーンもありました。
時間の流れが違う
あと、シリコンバレーというと、もっと洗練された都会でバリバリIT系の人が多いイメージでしたが違いました。
「スタンフォード大学」「グーグル本社」にも視察に行きましたが、思ったより田舎。
というより時間の流れがゆっくりで、みんな幸せそうに見えました。
グーグル本社なんて、無料貸し出し自転車があり、それに乗って移動しないといけないレベルの広大な敷地で「焦っても意味ないでしょ」みたいな空気が、いいなぁと思いました。
事実、日本に帰国すると、やっぱりカリカリしているというか、空気が緊張感あるというか。
「自由」「楽しんでいる」「自分は自分」みたいなアメリカらしい空気を、今回のプレゼン&視察で体験できたことは、久しぶりに人生に影響を及ぼす時間だったと思います。
明るい未来に期待しよう
話は変わりますが、今、日本人として、日本でビジネスをやっていることも、よくよく考えると奇跡なんですよね。
日本では、日本なりの良いところがあるし、そんな日本で世界からも難しいとされている日本語という言語を使って、世界でも信頼高い「円」でビジネスができている。
こんな恵まれたチャンスは世界を見ても滅多にないはずです。
そんな環境で今後、どうやって生きる?どう時間を使う?
こんなことを、頭の中で俯瞰して見ることができて本当に良かった。
プレゼン&視察だけでなく、貴重なプレゼントまでもらった気分。
そして、シリコンバレーの後は、世界でも”先進的なリベラルな地域”と言われている『コロラド州』に立ち寄り、ぶっとんだ最先端の世界を見てきました。
社会の授業でしか習ってこなかった、「ロッキー山脈」にも立ち寄り、軽自動車サイズのでかい野生の鹿に「マジで命奪われるんじゃないか」と緊張感走るシーンもw
人生初のヒッチハイクも成功して、世界が注目するリベラルな州を視察で体験できたのは、この上なく極上な時間でした。
他にも色々と不思議な体験をしましたが、わかる人にはわかると思うので、タイミングきたらお伝えしますね。
P.S.
海外で使ったsimでは、スマホに5Gという文字が浮かび上がり、新時代きたな〜とひとりワクワクしました!