「個人のブログなんて売れるの?」と、思いませんか?
結論から申し上げますとブログは売却できます。
【関連記事】サイト売買(ブログ売買)でブログを売却する相場や流れ
しかし、売却そのものは可能なのですが、事前に注意しておくべきことがいくつかあります。
本記事では、3つに厳選して紹介いたします。
そもそも売れるか事前に確認すべし
売却をしたい方の大半が、売れないブログです。
せっかく売りたいという気持ちになっているなか、単刀直入にお伝えすると、売れるブログはおおよそ30%ほどです(弊社査定実績より)。
売却したい全体の70%ほどが残念ながら売れません。
詳しくはこちらの記事に書いてありますが、「①個人に依存しすぎているブログ」「②利益が出てないブログ」は、売却がほとんどできません。
【関連記事】サイト売買は個人でもできる?ブログ(サイト)を売却する流れや相場
まずは、この売れない条件をクリアしてからでないと、苦戦してしまいますし、売却までの長い道のりで挫折してしまいます。
逆にすでにこちらがクリアできているブログは、すぐに売却に動き出しましょう。
時間が経てば、ほとんどのブログは売却が難しくなってきます。売るなら、今が最も売りやすいということを覚えておいてください。
面倒な買い手に売らないこと
即決で大金を積んでくれる買い手が現れると、興奮して即決してしまいがちです。
しかし、一旦立ち止まって、買い手をよく見極めていきましょう。
「これをやっておいてもらえますか?」「○日までにやっておかないと、入金しません」など、売買が成立した後、態度が急変するタイプの買い手がいます。
おおよそ全体的に、買い手にはブログに対してお金を払う経験がほとんどないため、どうしても神経質になりますし、態度がでかくなりがちです。
売る方も条件を線引きしておかないと、ずるずると言いなりになってしまい、売却後もクレームを言ってくる関係性になる可能性があります。
以前、散々クレームを言った後、しまいには「ブログを返却する」と言い出した買い手に悩まされて、数ヶ月ほど寝れなかった売り手がいました。
あなたも、少しでもおかしいと思ったら、勇気を持って売却をやめてください。
契約書は慎重に
契約書作成をあまく見ている方も多いです。
例えば、ネットショップを売却されたある方は2年間も苦しい日々が続いていました。
契約書には、「2年間は買い手と雇用契約を結ぶ」と、書いてしまったそうです。
つまり、せっかく売却したのに、2年間は買い手の会社で働くという条件にしてしまったそうです。
その方は、「もっと早く抜けられると思って」と、言っていました。
しかし、実際には買い手の方は、期待感をもって2年間しっかりと働いて欲しいという気持ちがあったようです。
その温度感が調整できず、この売り手は『ネットショップから開放されたくて売却したのに、さらなる苦痛が待っていた』という、結果になってしまいました。
もちろん、それに見合う大金を手に入れたことは事実です。
しかし、お金よりも時間の方が大切です。
この売り手は、この経験からしっかりと学び取ったと思います。
あなたも、契約書の一文だけで捉え方は人様々ということは覚えておいてください。
契約書は、弁護士や司法書士と一緒に作成した方がいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
個人のブログの売却について、事前に気をつけてほしいことを3つ紹介しました。
そもそも売れるか事前に確認すべし
面倒な買い手に売らないこと
契約書は慎重に
これらとは対象的に、ブログ売却のコツについてこちらの記事で紹介しています。
【関連記事】3つの個人ブログ売却実例から学ぶ『サイト売買で売却するコツ5選』
ご興味あればご覧ください。
ぜひとも、慎重にブログ売却を進めてみてください。
ご覧いただきありがとうございました。