zozotownはサイトM&Aできない?前澤友作社長の存在がカギ

zozotown(ゾゾタウン)の前澤友作社長と言えば、色々と話題になっていますよね。

あなたも、一度は何かしらのウワサを聞いたことありませんか?

実は、zozotown(ゾゾタウン)をサイト売買(サイトM&A)する際、売買成立しにくいと予想しています。

もちろん、可能性は十分にありますが、特殊な事情がないかぎり簡単には行かないかなと思います。

なぜだと思いますか?

ちなみに、ブログを売りたい、あるいは買いたいという方も本記事に書かれている大きな落とし穴には事前に気が付いておきましょう。

「なんだよ、ブログ売れないじゃん…」

「げ、変なサイト買ってしまった…返金もむずかしいよなぁ」

サイト売買(サイトM&A)業界で最多い、こういった売り手と買い手の嘆き声はもう聞きたくありません。

サイト売買は立派なビジネスの取引です。ノリや軽い気持ちで取り組むと大変な目に合います。

『zozotown(ゾゾタウン)そのものをサイト売買)する際、売買成立しにくいと予想しています』→これに対して、明確な答えがない場合は、ぜひ本記事を読み進めて正しい情報をお持ち帰りください。

サイトの価値は高いけど、、、

サイト売買の価値とは?

zozotown(ゾゾタウン)は、株式会社ZOZO(旧:スタートトゥデイ)さんが運営するウェブサイトです。非常に人気ですが、ご存知のとおり色々と話題になっていますよね。

サイトのブランド力もあり、ビジネスとして回っているため、サイトとしての価値は非常に高いと思います。

しかし、前澤友作社長の存在が濃すぎる。有名女優とのスキャンダルも多いですし、良い噂はありません。

つまり、「zozotown(ゾゾタウン)=前澤友作社長」という図式がずっと離れない可能性があるため、買収したい会社が現れない可能性が高いと予想しています。

なぜなら、前澤友作社長ありきのzozotown(ゾゾタウン)であれば、売却した途端に売上が下がったりする可能性もあるからです。もちろん、その逆も考えられますが、やってみないと分からないという点ではリスクが高すぎます。

「ふ〜ん、そうなんだ」と、ちょっと納得できたかと思いますが、これを自分ごとに置き換えてみると案外できてない人が多いのです…。

自分ありきのサイトはサイト売買取引されにくい

サイト売買は個人に依存させるな

当然ですが、運営者本人の影響で売上を上げているようなサイトはサイト売買取引されにくいです。

なぜなら、売買した後、運営者が変わってしまうため、買収しても買い手が運営できない可能性が高いからです。

例えば、ホリエモンとかキングコング西野さんのブログがあったとして、これらを売却しようとしても売れない可能性が高いのです。

ただのファンなら買うかもしれません。しかし、買い手はビジネスとしてサイトを買収したいのです。買収後に、ホリエモンやキングコング西野さんになりきることは到底できないでしょう。

よって、個人に依存しているサイトは、そもそも売買されにくいのです。もっと言うと、ほぼできません。

あなたの売ろうとしているサイトは、あなたに依存していませんか?

あなたが買収しようと考えているサイトは、売主様に依存していませんか?

ぜひ、ここは注意をしてください。

唯一の希望の道は?

サイト売買はキャラクター化すべし

もしも、売主様に依存している場合、最後の道は1つだけです。

それは、運営者をキャラクター化してしまうということです。

もっと言えば架空の人物が運営しているような設定にして、買収後もその架空の人物が運営しているように買主様が運営すればOKということです。

もちろん、売買取引後に細かいところに違和感を感じるユーザーがいるかもしれませんが、本質的な価値提供さえできていればさほど問題ないことが大半です。

例えば、アフィリエイトサイトであれば、かわいいマスコットキャラクターが運営しているということにしておけば、売却はスムーズになります。

買収したい場合、キャラクター化されているサイトであれば、買収後の運営もラクになるはずです。なぜなら、これまで通りキャラクターを演じることができれば良いので、過去の運営を模倣していくことが第一のステップになるからです。

模倣していくなかで、運営のスキルやサイトの個性なども習得できますから、まさに一石二鳥と言えます。

アニメのさざえさんも、キャラクターは同じですが、声優は何度も変わっていますよね。本質的にはこれに近いです。声優という裏側が多少変化しても、さざえさんというアニメから得られるものは、さほど変わりがありません。

しいていうなら、「あぁ、前の声優さんの方がよかったな」ということくらいでしょうか。それも数ヶ月すれば忘れてしまいます。人間って忘れっぽいですよね。

エゴを捨てることがサイト売買取引の1歩

エゴを捨てたサイト売買をしよう

自分という存在をアピールし、ユーザーに満足してもらうことで、自己重要感などを満たしたい人は一定数います。しかし、それは運営者を満たすサイトであって、必ずしもサイトを買収したい買主様を満たすものではありません。

売却案件を探している買主様は、ぜひここを注意してください。1つくらいは個人に依存している買収しても運営できないサイトがあるはずです。

そういったサイトはすぐに見送ってください。時間は有限ですし、他に良いサイトは必ず見つかります。

ぜひ、焦らずに良いサイトを探してみてください。キャラクター化されており、かつ売上もしっかり出ているサイトであればチャンスです。売主様に交渉メールをしてみると良いと思います。

ちなみに、買収する際はこういった危険もありますので、ぜひ注意してください。

>>こんな売り手からサイトを買うと現金と自信を失う

追伸

zozoの前澤氏は、救済に近いかたちで親和性の高いヤフーに保有する株式のほとんどを売却しました。

売却しにくいと予想はしていましたが、特殊な事情が重なったために成立したケースです。

 

ご覧いただきありがとうございました。