ソフトバンクが倒産か?大経営者から学べる経営者の人生観

孫正義氏が出資先企業「15社が破産する」と明かす ファンド運営で

https://news.livedoor.com/article/detail/18088053/

あの孫さんでも実業家→投資家(ファンド事業)への壁を越える難しさがある。

幹部離脱、ソフトバンク上場廃止などのニュースもあり経営は危ういと客観的にわかります。

顕著にウィーワークやウーバーなども、将来性に不安を抱えるのは投資していない私たちでも理解できます。

孫さんも、違う分野の夢やゴールがあれば、お金儲けだけに邁進する事はなかったかもですね…。

(※お金儲けは良いことですがバランス大事)

どんな人生にしたい?

今回のニュースで、

・お金を渡すだけの投資家

・ビジネス現場にも入る実業家

今後、どちらを突き詰めたいか考えさせられます。

ちなみに、日本人は、島国かつ、いまだに武士道(儒教)が根強く残り、和を以て貴しとなす国民性。

なので、

実業家:投資家=8:2

くらいが実は調度良いのではないかと思います。

日本人は、淡々と孤独に数字だけを見つづけるような人生は、どうも性に合わない人が多いような気がします。

 

また、特に社長は、どうしても本業の実務だけに時間と労力をかけがち。

ただ、それだけだと、今回のコロナのようなブラックスワンが現れたら一気に転覆する可能性もあり案外リスキーだったりします。

そのために、1~2割くらいは資産運用として投資(株や不動産など)のポートフォリオを組んでおくべきかと。

なので、

実業家:投資家=8:2

くらいが実は調度良いのではないかな、と思います。

 

もちろん、中には、

実業家:投資家=0:10

で、やり切れる人もいますし、これはあくまで個人的な見解です。

経営者としてやっておくべきこと

さらに「お金を増やす3要素」という視点を増やすと、

①稼ぐ(70~80%)

②守る(10~20%)

③運用(10~20%)

経営者は、これくらいのウエイトでお金をしっかり増やして、従業員を守り、お客様のために再投資し、経済を循環させていく…。

日本の中小企業が99%である以上、ベンチャー企業はじめ小さな会社のトップ層はしっかり意識して、経済を循環させていくことが大事かと思います。

そういった意味で考えると、弊社が取り組んでいるサイトM&A(サイト売買)は①~③のいずれにも該当するものです。

①稼ぐ(70~80%)

サイト売買(サイトM&A)で稼ぐ

本業のビジネスに関連のあるウェブサイトを買収する。

例えば、以前、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)を運用されている社長が、弊社が運営しているサイトマから別のASPを買収されていきました。

ASP運営としては、「広告主(A)」と「アフィリエイター(B)」を常に集める必要があります。

マッチング仲介モデルは、AとBの両方を集めるということで、非常にマーケティングに労力がかかります。

そこで、すでに完成されている別のASPを買収することで、すでに運営しているASPとのシナジー効果があるとして即決買収されていきました。

【関連記事】サイト買収で絶対に買ってはいけないサイトとは?

②守る(10~20%)

サイト売買(サイトM&A)で稼ぐ(守)

自社の商品サービスを広告で広めていきたい場合、集客力のあるサイトを買収することで、広告以上の効果が見込めるだけでなく、減価償却によって税金を抑えることも可能です。

ウェブサイトはソフトウェアという勘定項目に該当し、3~5年の減価償却となります(参照:国税庁HP(https://www.nta.go.jp/m/taxanswer/5461.htm)

今期はあまりにも利益が出てしまい、目ぼしい節税方法が見つからない場合、買収されていく経営者も多いです。

【関連記事】会計のプロが教えるサイト売買の節税、勘定科目、確定申告、経費-買収編-

③運用(10~20%)

サイト売買(サイトM&A)で稼ぐ(運用)

不動産投資よりも利回りが良いことに気が付いた方々が、余剰金でサイトを買収されていきます。

うまくウェブサイトを運用できればに限りますが、売主様の運営サポートなどもある案件もありますので、勉強がてら買収されていく方もいます。

もしも買収後にうまくいかない場合、数ヶ月でまた売却される方もいます。

同じ金額での売却は難しいですが、購入金額の80%前後で売却できたケースも多々ありますので、思い切った損切りができる方は余剰金でサイトを購入し資産運用されています。

【関連記事】【サイト売買の流れ】失敗しないサイト買収の10ステップ

経営人生は長い

最近良く思うことは、経営人生はとてつもなく長いということです。

仮に40歳で起業しても、経営者に定年はありませんから、20年でも30年でもやれてしまいます。

また、日々勉強することもあり、興味がたくさんあるのが社長という生き物なので、大半の経営者がイキイキと若い印象があります。

なので、常に現役というのが社長であったり、経営陣(役員)ではないでしょうか。

だからこそ、長い。

だからこそ、しっかりと腰を据えてじっくり取り組む姿勢が重要かと思います。

倒産&廃業のほとんどは、焦って自爆した会社、という事実からは目を背けることはできません。

リスタートで全然OK

とは言うものの、10年続く会社は5%とも言われていますので、95%は10年は続かないということでもあります。

もしも倒産してしまったら?社長はどうなるのでしょうか?

実は真面目な人ほど、再起不能になったり、自らの命を絶ってしまうこともあります。

なんと、もったいないことか。

お金は無限にありますから、そこまでする必要はありません。というか、ダメです。

もしも、ダメだったら0からリスタートすれば良いだけの話。

2回目の方がうまくいくって良く聞きます。

思ったより経営者としての人生は、失敗から学べることが多いのです。

起業して、全財産が5万円くらいになった私も、学べることはたくさんありました。

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今回のソフトバンク孫さんも、もしも大敗したとしても、ケロっとやり直してくれることを願っています。

次はさらに大化けして、日本の経営者に希望を与えてくれるのではないでしょうか。

私たち経営者も、今回のソフトバンクニュース、そしてコロナからいろいろ学んでいきましょう。