「ブログのアカウントって売買してもいいのかな?」と、疑問ではありませんか?
無料ブログでつくったアカウントであっても、そこそこの収益が上がっていれば、売買したい気持ちは出てきます。
実際、こういった相談は年々増えていますので、記事にまとめることにしました。
ブログサービスごとの売買については、ぜひご確認ください。
目次
ライブドアブログのブログアカウント売買について
結論から申し上げると、条件が揃えばアカウントの”譲渡”は可能です。
参考した点は2つです。
1つ目。まずは、ライブドアブログの利用規約を以下に抜粋します。
1.8.3 権利義務・契約上の地位の譲渡の禁止
利用者は、本サービス等の利用に関する権利義務ないし利用者の地位について、当社の事前の承諾を得ることなく、第三者に対して譲渡、貸与し、または、担保の提供を行ってはなりません。
引用:http://www.livedoor.com/rules/
つまり、ライブドア側に事前に承諾を得れば、アカウントそのものの譲渡ができることになります。
2つ目。
実際、ネットショップを仲介した際も、同じような方法でネットショップアカウント譲渡できました。
つまり、事前にサービス側に許可をもらうことができれば、譲渡そのものは可能になります。
また、ライブドアブログにはアカウントを売買することに関しての規約は、一切記載がありませんでした。
このあたりまでは、サービス側は関与していないと考えられます。
ちなみに、上記のネットショップアカウントを売買仲介した際は、サービス側に問い合わせたところ以下のような回答をもらいました。
「アカウントの譲渡までは手続きしますが、売買に関しては当事者でお願いします」
つまり、
・譲渡は事前に許可を取ってください
・売買に関してはそちらでお願いします
ということです。
よって、ライブドアブログは、
・条件が揃えばアカウントの”譲渡”は可能
・売買に関してはグレーな部分ではある
ということが現時点で理解できるところです。
念のため、以下のようなメールを送り問い合わせ中です。
↓
『お世話になります。
ライブドアブログアカウントの譲渡は事前に許可をすれば可能だということを利用規約で確認しております。
アカウントそのものの売買は、譲渡の許可後に、御社にご迷惑をかけなければ当事者同士で行ってもよろしいでしょうか?
何卒、よろしくお願いいたします。』
返信がきましたら詳細を記載します。
Amebaブログのブログアカウント売買について
結論から申し上げると、条件が揃えばアカウントの”譲渡”は可能です。
参考した点は2つです。
1つ目。まずは、Amebaブログの利用規約を以下に抜粋します。
第17条(権利義務の譲渡禁止)
利用者は、当社の書面による事前承諾なしに、本利用規約に基づく一切の権利又は義務について、第三者への譲渡、承継、質入その他一切の処分をしてはならないものとします。
引用:https://app.helps.ameba.jp/rules/ameba_14.html
つまり、ライブドア側に事前に承諾を得れば、アカウントそのものの譲渡ができることになります。
2つ目。
実際、ネットショップを仲介した際も、同じような方法でネットショップアカウント譲渡できました。
つまり、事前にサービス側に許可をもらうことができれば、譲渡そのものは可能になります。
また、Amebaブログにはアカウントを売買することに関しての規約は、一切記載がありませんでした。
このあたりまでは、サービス側は関与していないと考えられます。
ちなみに、上記のネットショップアカウントを売買仲介した際は、サービス側に問い合わせたところ以下のような回答をもらいました。
「アカウントの譲渡までは手続きしますが、売買に関しては当事者でお願いします」
つまり、
・譲渡は事前に許可を取ってください
・売買に関してはそちらでお願いします
ということです。
よって、Amebaブログは、
・条件が揃えばアカウントの”譲渡”は可能
・売買に関してはグレーな部分ではある
ということが現時点で理解できるところです。
念のため、以下のようなメールを送り問い合わせ中です。
↓
『お世話になります。
Amebaブログアカウントの譲渡は事前に許可をすれば可能だということを利用規約で確認しております。
アカウントそのものの売買は、譲渡の許可後に、御社にご迷惑をかけなければ当事者同士で行ってもよろしいでしょうか?
何卒、よろしくお願いいたします』
返信がきましたら詳細を記載します。
はてなブログのブログアカウント売買について
結論から申し上げると、アカウントの譲渡そのものは非常にグレーです。
参考した点は以下です。
まずは、はてなブログの利用規約を以下に抜粋します。
第3条 (ユーザー名とパスワード)
- 5. ユーザー名やパスワードは、個人用であり、いかなる場合も譲渡または貸与することを禁止します。
引用:https://policies.hatena.ne.jp/rule#rule03
こちらの他には、特に譲渡に関する記載がありませんでした。
よって、そもそもはてなブログの場合、誰かにアカウントを譲渡するということすらできない可能性が高いです。
念のため、以下のようなメールを送り問い合わせ中です。
↓
『お世話になります。
はてなブログアカウントを第三者に譲渡したいのですが、可能でしょうか?
また、アカウントそのものの売買は、譲渡の許可後に、御社にご迷惑をかけなければ当事者同士で行ってもよろしいでしょうか?
何卒、よろしくお願いいたします。』
返信がきましたら詳細を記載します。
そもそもブログ売却額の相場ってどれくらい?
ブログの売却額の相場ですが、基本的には一般的なサイト売買の相場額、つまり
直近半年の営業利益平均×24〜36か月=譲渡金額(2024年2月時点)
こちらの計算式の結果と同程度と認識いただければと思います。
ブログ特有の注意点としては、営業利益が出ていないと売却は厳しいという点が挙げられます。
アフィリサイトやECサイトは、赤字だとしてもドメインパワーや販路拡大などの有用性を見込まれる形で売却されるケースが多々あります。
ですがブログ、特に無料ブログサービスを利用した場合ですと、立ち上げ労力が少なく済んでしまうため売上がないものに対しての価値を見出しにくくなってしまいます。
また無料ブログサービスは大元の運営会社によってサービス中止をされる可能性があります。
そのためブログ売却を検討する際は独自ドメインの取得と、ワードプレスへの移行をしてから売却するのがベターと言えます。
この方法ですと上記の相場額、もしくはそれ以上の金額で売却できる可能性が高まります。
ブログ売却の方法
通常のサイト売買と同じく、ご自身で売買サイトへの登録や買い手との交渉を行う直接交渉か、サイト売買サービスを利用した仲介交渉、どちらかの方法で売却をすることになります。
更に、無料ブログのアカウントを譲渡する場合は「運営会社に対して事前にアカウント譲渡の許可を取る」という工程が加わります。
当コラムで紹介しているライブドアブログ・Amebaブログ・はてなブログについては事前の許可さえあれば譲渡可能ですが、それ以外の無料ブログサービスではそもそもアカウントの譲渡・売買を禁止しているものもあります(例:Seesaaブログ)。
売却を検討しているブログはどこの会社が運営しているのか、アカウント譲渡は可能なのか、といった確認も忘れないようにしてください。
より確実に売却に繋げるには、上記したようにワードプレスへの移行を完了させた後に売却に乗り出すと良いでしょう。
ブログ売却までの流れ
ブログの売却であっても、基本的には通常のサイト売買と同じ流れで進めることになります。
1.無料ブログサービス運営会社に対して事前に譲渡の許可申請、もしくは独自ドメイン取得及びワードプレスへの移行作業
2.サイト売買プラットフォームへの登録
3.売り手との交渉
4.契約締結、契約書作成
5.ブログ移行
※3〜5に関しては仲介プランであればお任せ可
大まかにではありますが、このような流れでブログ売却に臨むことになります。
ブログ売却に関するリスク
繰り返しになりますが、無料ブログサービスのアカウント譲渡・売買については各運営会社でスタンスが異なります。
事前に許可があれば譲渡可能なのか、譲渡・売買は一切禁止なのか、あらかじめ確認する必要があります。
規約に違反した場合はせっかく育ててきたアカウントが停止に追い込まれてしまいますし、譲渡後に停止となってしまった場合は買主とのトラブルにも発展してしまいます。
利用している無料ブログサービスの規約は念入りに確認しておきましょう。
こちらも繰り返しになりますが、独自ドメインを取得しワードプレスに移行してから売却に臨んだ方がより安全、より確実に売却が狙えます。
移行する際は金銭面、時間の面どちらもコストがかかる上、既存のユーザーが一時的に離れる可能性も十分にある点に注意が必要です。
その代わり、売却後にトラブルが発生する可能性が低くなる点などを加味して売却金額を上乗せできるメリットがあります。
確実且つ高値で売却するという観点から見ると確実性の高い手段となっていますので、ぜひご検討ください。
ブログアカウントの譲渡or売買が難しい場合
上記のとおり、ブログアカウント譲渡ができない場合もあります。
そういった場合、対処方法は以下の通りです。
1、売り手のブログを独自ドメインブログに全て引越しをする
2、引越しをしたブログを買い手に売却。買い手は引越しが終わったブログを買収。
このステップを踏めば、規約に違反することなくブログアカウントを譲渡したことになります。
ぜひ、こちらの方法をご検討ください。
ただし、新規ドメインに移管する場合、seoに影響を与えることがあります。
おおよそ、移管すると検索順位は下がる傾向にありますので、売上減する可能性があります。
そのあたりを考慮して、ブログの売買価格を正確に決定していくと良いでしょう。