アフィリエイトサイトはM&Aできます。
所謂「サイト売買」と呼ばれるもので、売り手と買い手が適切な値段でサイトそのものを売り買いしています。
しかし、M&Aはもちろん、サイト売買でもどのような流れで進めていくか分からない人が多いです。
また、失敗してしまう方が後を断ちません。
そこで、本記事では、アフィリエイトサイトのM&A(サイト売買)の手順や失敗しない売買方法について解説していきます。
目次
アフィリエイトサイトのM&Aをする流れ
ざっとこのようなステップを踏んでいきます。
実は、ほとんどが仲介サイトを活用したM&Aになりますので、今回は仲介サイトを利用した場合の流れを紹介します。
①売り手が売却案件を出品する
②売り手と買い手が交渉する
③金額や契約内容に合意し契約する
④引き渡しの手続きをする
それぞれ説明していきます。
①売り手が売却案件を出品する
今やネット上で会社の売り買いができてしまう時代ですが、サイトM&Aは10年以上も前からインターネット上で売買されています。
売り手が仲介サイトに出品することで、買い手が仲介サイト経由で売り手とのコミュニケーションが取れるようになります。
こちらのように案件が公開されています。
(弊社サイトマの例)
また、仲介サイトによっては、担当者がしっかり間に入ることで、円滑に交渉ができるようなサイトもあります。
私たちが運営している「サイトマ」は、仲介のプロが間に入りますので、交渉がスムーズです。
②売り手と買い手が交渉する
売り手と買い手が、金額やアフィリエイトサイトと他に譲渡するもの(特別単価や書籍など)について交渉していきます。
一番のネックはやはり金額です。ここが合意されないとなかなか前には進みません。
場合によっては、直接会ったり電話をするなどしてしっかりと交渉していきます。
しかし、売り手か買い手が海外など遠方にいる場合もあります。そういった場合はスカイプなどをつかったビデオ会議をしていきます。
③金額や契約内容に合意し契約する
ようやく金額に売り手と買い手が合意できたら契約書作成し契約します。
契約書は仲介サイトによって作成してくれるところと、そうでないところがあります。
初心者の場合は、契約書をしっかり作成してくれる仲介サイトを選びましょう。
④引き渡しの手続きをする
仲介サイトによっては、サイトやお金の持ち逃げを防ぐために、エスクローサービスというものがあります。
こちらを積極的に使っていきましょう。
具体的には、買い手が仲介サイトにアフィリエイトサイト購入金額を入金して預かってもらいます。
その間に、サイトを売り手から買い手に引き渡しをして問題なければ、仲介サイトから売り手に購入金額を振り込んでもらいます。
これで、売り手も買い手も安心して「お金」と「サイト」を交換することができます。
失敗しないサイトM&A
よくある失敗事例を挙げていきます。こういったことはぜひ避けておいてください。
売り手:変な買い手に売ってしまった
実は買い手の中にはクレーマーのような、面倒な買い手がいます。
いちいち、あれをやれ、これをやれと、指示が細かいことが特徴です。
まるで何でも言うことを聞くと思っているかのごとく、命令口調になるような買い手もいます。
こういった買い手にサイトを渡してしまったら最後です。
散々、サイトをめちゃくちゃにされた挙句、『サイトを返すから返金しろ』と連絡がくることもあります。
これは実際にあった話ですので、買い手選びは慎重に進めていきましょう。
売り手:安すぎる値段で売ってしまった
焦っている、あるいは買い手の交渉スキルが上だったために「この値段でいいか」と、売ってしまうケースがあります。
本来であれば、2倍以上の値段で売れた可能性があったのにもかかわらず、知らずに売ってしまうことがあります。
おおよその適性な値段は仲介サイトであれば教えてくれます。
遠慮せずに自分のアフィリエイトサイトの値段は聞いてみましょう。
買い手:交渉が下手で売ってもらえない
売り手と直接交渉する場合、いきなり「会ってお話しましょう」と言ってしまい、売り手が圧迫感を感じてしまうケースがあります。
売り手からすれば、「買うかどうかも分からないし、変な人かもしれないし、面倒だし怖いな」と考えてしまうので、一発退場になることが殆どです。
間に仲介の担当者がいれば、いきなり「会ってお話しましょう」と言ってしまっても、売り手を説得してくれますので、交渉はスムーズです。
その他、売り手が女性であった場合、数字だけの話をしていると一発退場になることが殆どです。
「素晴らしいサイトですね」と、売却しようとしているサイトに最大限の敬意を払わないと購入できません。
買い手:法外な値段で買ってしまった
焦っている、あるいは売り手の交渉スキルが上だったために「この値段だったら買ってもいいか」と、購入してしまうケースがあります。
本来であれば、50%オフの値段で購入できた可能性があったのにもかかわらず、知らずに買ってしまうことがあります。
おおよその適性な値段は仲介サイトであれば教えてくれます。
遠慮せずに自分がM&Aしようとしているアフィリエイトサイトの値段は聞いてみましょう。
買い手:変なサイトを買ってしまった
変な被リンクがついている、悪評があるサイト、訴訟があったサイト、2chなどで運営者が批判されているサイトなど、いわゆる怪しいサイトを買ってしまうこともあります。
これは、しっかりとリサーチやデューデリジェンスをしていれば起こらないことです。
分からない場合は、仲介サイトに問い合わせるなどして、しっかりとサイトを査定していきましょう。
ご覧いただきまして、ありがとうございました。