サイトを買う前に知っておくべき7つのこと-サイト売買のコツ
「サイトを買ってみようかな」と、考えていませんか?
最近、法人のM&Aが盛んになっているため、サイトを買いたい(買収したい)という法人や個人が増えています。
そこで、今回は、「サイトを買う前に知っておくべき7つのこと」について、解説していきます。
具体的な内容は、以下のとおりです。
1,サイトを買う値段はどう決まる?
2,サイトを買う流れ
3,必要なこと(エスクロー、契約書、サイト引っ越し)
4,失敗を防ぐために面談は必須
5,デューデリは慎重に
6,買収後の勘定科目
7,サポート期間や引き継ぎはスムーズに
また、最後にサイトを買う(買収する)メリットについても、解説していきます。
ぜひ、最後までご覧いただければと思います。
お役に立てれば幸いです。
【関連記事】サイト売買の相場は?売却と買収の際、気をつけたい4つのこと
目次
サイト案件(買収したいサイト)を見たい時
サイトを買う(買収)する場合、ほとんどがサイト売買ができる仲介サイトを活用します。
私たちサイトマも仲介サイトの1つであり、こちらから確認ができます。
ご覧いただくとこのようになっております。
具体的な数字なども、ほとんどの仲介サイトに記載されていますので、PV数や売上、経費などをしっかりと確認してください。
サイトマのように、仲介がサイトをPRしている場合もあります。
仲介サイトによっては、売り手が自らPRしている場合もあります。
が、ほとんどが自分のサイトを客観的にアピールできていません。
よって、交渉の中でしっかりと売り手にヒアリングし、サイトの強みを引き出すようにしましょう。
売主が控えめであるだけで、本当はポテンシャルの高いサイトである可能性があります。
1,サイトを買う値段はどう決まる?
値段はこちらの公式を使います。
例えば、月の売り上げが200万円のアフィリエイトサイトで、サーバーやライター費用で50万円かかっていたとします。
月の営業利益は、(200-50)=150万円になります。
150万円×(17〜24)
=2550〜3600万円(買収金額)
ただし、必ずこの値段で取引をする必要はありません。
あくまで、この値段で取引されることが多いという平均値と算出している式です。
あなたの交渉次第では、値下げすることも可能です。
ただし、人気のサイトは高値でも買収したいという他の買い手がいるため、値下げは逆効果になることもあります。
【関連記事】サイト売買とは?3億円分以上を対面で仲介してわかった売却のコツ
2,サイトを買う流れ
以下の記事でも解説しておりますが、ざっと以下のとおりです。
1、各案件ページより必要項目を入力し、資料請求をする
2、詳細メールにて、サイトURL、PL表を確認する
3、意思表示をする(購入意思・質問・お見送り)
4、(購入意思がある場合)スカイプ面談日の調整をする
5、売主と面談する(条件や希望を交渉する)
6、条件が合致し譲渡決定
【関連記事】【サイト売買の相談】サイト買取(買収)までの流れを教えていただけませんか?【前半】
その後、以下の流れになります。
7、契約書締結
8、入金(エスクローサービス)
9、サイトの引っ越し
10、検収
11、譲渡完了
こちらの流れは、仲介サイトによっては、自分で全てやる必要があります。
ちなみに、私たちサイトマは全てを代行しておりますので買い手も楽にスムーズにサイトを買うことができます。
3,サイトを買う時に必要なこと
サイトを買う祭に、以下は自分で行う必要があるということをお伝えしました。
7、契約書締結
8、入金(エスクローサービス)
9、サイトの引っ越し
10、検収
11、譲渡完了
この中でも、
・契約書作成
・エスクローサービス
・サイト引っ越し
については、買う際に非常に重要な作業になりますので失敗ができません。
自分で対応する場合は、多少お金がかかってもプロにお願いすべきです。
後日、多大な損失になる可能性もありますので、代金をケチってはいけません。
【関連記事】サイト売買で弁護士に契約書作成を依頼するべき3つの理由
【関連記事】エスクローサービスとは?サイト売買で失敗リスクを防ぐ方法
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4,失敗を防ぐために面談は必須
サイトを買う際に失敗する原因は、売り手に騙されることです。
あるいは、騙すつもりはなくても、売り手からの情報不備だったり、見落としがあり想定していたものと異なるサイトを買ってしまうことがあります。
それを未然に防ぐことができる手段が面談です。
必ずしも会う必要はありません。音声通話でも問題ありません。
しっかり、会話をすることで、誠意ある売り手かどうかを判断してください。
やましい気持ちがあると、だいたい電話や面談は嫌がります。
私たちサイトマで必ずスカイプでのビデオ通話(音声通話)をセッティングしているのはそのためです。
サイトを買った後も、売り手とは関係が続くわけですから、しっかりとコミュニケーション取れる関係を事前につくっておくべきでもあります。
【関連記事】【サイト売買の相談】購入前のオンライン面談では何を話せばいいですか?
5,デューデリは慎重に
面談後、売り手とサイトに問題ないと判断できれば、次にデューデリジェンスという作業を行います。
通称「デューデリ」と言われています。
これは、買うサイトの価値やリスクなどを独自で調査することです。
確認作業は買い手の責任になるため、慎重に進めていく必要があります。
【関連記事】デューデリジェンス(資産査定)でサイト売買を成功させよう
具体的には、売り手から申告があった数字の証拠をもらうなどです。
例えば、PV数を口頭で伝えられても信頼ができません。
そこで、売り手にアナリティクスの閲覧権限を付与してもらい、実際にサイトの数字をチェックするのです。
ここで、異なる数字であった場合(水増ししていた)、取引はすぐに中止していいでしょう。
【関連記事】グーグルアナリティクスの閲覧権限だけ付与する方法
6,買収後の勘定科目
サイトを買う前に気になることだと思います。
実際に、国税庁に確認をしたところ、いかなるウェブサイトを買収しても「ソフトウェア」という科目として計上してください、とのことでした。
つまり、減価償却の対象となります。
しかし、税理士さんによっては、広告費や仕入れに計上しましょう、という方もいると聞いたことがあります。
こちらに関しては、必ず税理士さんに相談をして、適切な科目計上をするようにしましょう。
「まぁ、いいか」という適当な処理をすることで、あとで大変なことにならないように十分に気をつけましょう。
【関連記事】会計のプロが教えるサイト売買の節税、勘定科目、確定申告、経費-買収編-
7,サポート期間や引き継ぎはスムーズに
すでに面談をして売り手と信頼関係がある場合、譲渡の引き続き等はスムーズでしょう。
また、サイト案件によっては、運営が起動に乗るまでの間、売主がサポートをしてくれる場合もあります。
その際、どのようなサポートをどこまでしてくれるのか?を、事前に取り決めておくべきですが、これでは片手落ちです。
必ず契約書に記載するようにしてください。
この記載がなければ、言った言わないでサポートがなくなることは十分にあります。
サイトマの創業者も、同じような失敗をして、買ったサイトの運営がうまくいかなかった経験があるとのことです。
ぜひ、気をつけるようにしてください。
【関連記事】サイト売買の案件を閲覧した際あった方が良いサポート期間とは?
サイトを買うメリット
ここまでお読みいただき、「なんだか大変そうだな」と思ったかもしれません。
しかし、サイトを買うメリットを忘れてはいけません。
それは、すでに完成されたビジネスを買い取ることができ、人材確保、有利なドメイン、アフィリエイトであれば特別単価がついてくる。
などなど、『時間を買うことができる』という最大のメリットを享受することができる点です。
例えば、サイトマでも運営歴が7年や9年など、長期で運営されたサイトも売買されています。
7年、9年かけて起動に乗せてきた労力によって完成されたビジネスを手に入れることができます。これは非常に有利です。
うまくいくか分からないサイト運営というビジネスを、すでに何年かけて継続してきた過去を買い取ることができるわけです。
売主よりも大きく儲けるチャンスですし、キャッシュを効率良く投資として活用することができます。
上記でご紹介した面倒ば作業などを乗り越える価値はあると思います。
ちなみに、わたしたちサイトマでは、以下の作業は全て代行しております。
4、(購入意思がある場合)スカイプ面談日の調整をする
5、売主と面談する(条件や希望を交渉する)
7、契約書締結
8、入金(エスクローサービス)
9、サイトの引っ越し
つまり、良い案件を探して面談でうまく交渉が決まれば、面倒な手続きはありません。
ありがたいことに買い手からも手書きの感想を頂いております。
サイトを買った後の運営に時間とエネルギーを使えますので、サイト案件はじっくりご覧になってみてください。
また、新着案件はすぐに他の買い手が買ってしまうため、メルマガの登録をオススメしております。
漏れなく情報が手に入るため、すぐに買収できることもあります。(最短2日で売買成立しております)
まとめ
いかがでしたか?
サイトを買う前に知っておくべき7つのこと、についてまとめてきました。
ご覧頂きましてありがとうございました。少しでもご参考になれば幸いです。
もし宜しければ、「ブックマーク」や「お気に入り登録」をして、何度も読み返して知識としてください。きっと今後も参考になるはずです。
あなたのサイト売買が成功されることをお祈りしております。