フリー素材サイトおすすめ12選。初心者に最適のサイトを紹介
ブログやWebサイトを運営する上で、魅力的な画像や動画、イラストは欠かせない要素となっています。
しかし、オリジナルの素材を作成するには時間もスキルも必要で、特に運営初期の段階では大きな課題となることも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、安心して利用できるフリー素材サイトを、用途別にご紹介します。
サイトで利用する画像など素材探しにお困りの方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
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フリー素材とは?
フリー素材とは、写真やイラスト、アイコン、音楽など、制作者が無料での使用を認めている素材のことを指します。
一般的に、以下のような種類があります。
・写真素材
・イラスト素材
・アイコン素材
・動画素材
・音楽・効果音素材
・フォント素材
ただし、「フリー」といっても、その利用には一定の制限や規約が設けられています。
商用利用の可否や、クレジット表記の要不要などは、サイトによって異なりますので注意しておきましょう。
おすすめのフリー素材サイト
まずは多くのブログやWebサイトと関わりの深い、写真素材のサイトからご紹介します。
写真素材
1.Pixabay(ピクサベイ)
リンク:Pixabay
Pixabayは、世界中のクリエイターが投稿する高品質な写真を無料で提供しているサイトです。
商用利用可能で、クレジット表記も不要という使いやすさが最大の特徴になります。
特に自然やビジネス、食べ物などの写真のクオリティが高いと評価されています。
2.写真AC
リンク:写真AC
写真ACは、国内最大級の写真素材サイトとして知られています。
無料会員登録をすることで、毎日一定数の素材をダウンロードでき、商用利用も可能です。
特に日本的な写真や、日本特有のビジネスシーンに関連する写真が充実しているのが特徴的です。
3.PAKUTASO(パクタソ)
リンク:PAKUTASO
PAKUTASOは、日本人クリエイター向けに特化した写真素材サイトです。
和食の写真や日本のオフィスシーン、季節の行事に関連する写真など、日本独自のコンテンツが充実しています。
素材のダウンロード履歴も確認できるため、再利用時の規約確認も容易です。
イラスト素材
続いて、ポップなテイストのサイトで使用されることの多い、イラスト素材サイトを紹介します。
4.いらすとや
リンク:いらすとや
いらすとやは、可愛らしいタッチのイラストが豊富に揃う日本の素材サイトです。
季節のイベントや行事、ビジネスシーン、医療関連など、幅広いジャンルのイラストが日々追加されています。
商用利用も基本的に可能で、新しい素材が頻繁に追加される点も魅力です。
5.ICOOON MONO(アイコーン モノ)
リンク:ICOOON MONO
ICOOON MONOは、ビジネス用途で使いやすいシンプルなアイコン素材を提供しているサイトです。
カラーのカスタマイズが可能で、プレゼン資料やWebサイトのアイコンとして重宝されています。
商用利用も可能で、シンプルで洗練されたデザインが特徴的です。
6.SILHOUETTE DESIGN(シルエットデザイン)
SILHOUETTE DESIGNは、人物や動物、様々なオブジェクトのシルエット素材に特化したサイトです。
視認性の高いデザインで、プレゼンテーションやインフォグラフィックの制作に適しています。
素材は白黒での提供が基本ですが、色やサイズの編集も自由に行うことができます。
動画素材
動画を用いるメディアの場合、画像だけでなく動画のフリー素材というのも存在します。
7.Pexels Videos(ペクセルス ビデオ)
リンク:Pexels Videos
Pexels Videosは、世界中のクリエイターから投稿される高品質な動画素材を提供しています。
商用利用可能で、ダウンロード時に画質を選択できる点も使いやすい特徴です。
定期的に新しい素材が追加され、自然やビジネスシーン、ライフスタイルなど幅広いジャンルの動画が利用できます。
8.Mixkit(ミックスキット)
リンク:Mixkit
Mixkitは、プロフェッショナルな動画素材を無料で提供する人気サイトです。
WebサイトやSNSでの使用に適した短尺の動画が充実しており、背景用の動画素材も豊富に揃っています。
音楽素材との組み合わせも可能で、すべての素材が商用利用可能という点も魅力です。
音楽・効果音素材
YouTubeやTikTokなどの映像に特化したSNSでは、動画に音声をつけることで魅力がアップします。
9.魔王魂(まおうだましい)
リンク:魔王魂
魔王魂は、様々なジャンルの音楽素材と効果音を提供する日本の老舗サイトです。
ゲーム制作やYouTube動画の制作など、幅広い用途で利用可能で、商用利用も基本的に無料です。
効果音やBGM、ジングルなど、カテゴリー別に整理されており、目的の素材を見つけやすい構成になっています。
10.DOVA-SYNDROME(ドーバシンドローム)
リンク:DOVA-SYNDROME
DOVA-SYNDROMEは、質の高い音楽素材を提供する国内最大級の音楽素材サイトです。
ジャンル別の検索が充実しており、アーティスト情報も確認できるため、イメージに合った楽曲を見つけやすいのが特徴です。
YouTubeやポッドキャストなど、動画コンテンツの制作でよく利用されており、商用利用も可能です。
フォント素材
運営するメディアで独自のフォントを使用したい場合は、下記のサイトがおすすめです。
11.Google Fonts(グーグルフォント)
リンク:Google Fonts
Google Fontsは、Googleが提供する無料のWebフォントサービスで、世界中で最も利用されているフォントプラットフォームです。
商用利用可能なフォントが豊富に用意されており、日本語フォントも「Noto Sans JP」などを中心に提供されています。
サイトへの埋め込みも簡単で、デザインの統一性を保ちやすく、表示速度にも優れているのが特徴です。
12.FONT FREE(フォントフリー)
リンク:FONT FREE
FONT FREEは、日本語フォントを中心に提供する国内の代表的なフォント素材サイトです。
商用利用可能なフォントが多く、プレビュー機能で使用イメージを確認できるため、目的に合ったフォントを選びやすくなっています。
ポップ体からゴシック体まで幅広いフォントが揃っており、定期的に新しいフォントも追加されています。
フリー素材を使用する際の注意点
フリー素材は非常に便利で、運営を長く続けるにつれて利用するシーンも多くなってくるはずです。
一方で、フリー素材だからといって、全てのものをどのように使ってもいいというわけではありません。
利用する際は、以下の点に特に注意が必要です。
1.利用規約の確認
フリー素材といっても、提供しているサイトによっては、その利用には一定のルールが設けられている場合があります。
中でも、商用利用の可否やクレジット表記の要不要は、サイトによって大きく異なっていることも珍しくありません。
くれぐれも「フリー素材だから何をするのも自由」と考えず、必ず利用規約をチェックし、どのような用途で使用可能か確認しましょう。
また、素材の改変や加工が許可されているかどうかも重要なポイントです。
2.ライセンスの確認
フリー素材には様々な種類のライセンスが存在します。
特に、Creative Commons(CC)ライセンスの場合、「表示(BY)」「非営利(NC)」「改変禁止(ND)」などの条件が付されていることがあります。
ライセンスの種類と内容を正しく理解し、適切な使用方法を守ることが重要です。
3.画像の品質チェック
ダウンロードした素材は、必ず実際の使用環境でプレビューして確認しましょう。
解像度や画像サイズのほか、色味や明るさがイメージしたものになっていない場合は、編集を行うか、別の素材のダウンロードが必要になります。
スマートフォンでの表示も考慮に入れ、様々な環境での見え方を確認することをおすすめします。
4.使用記録の保管
利用した素材については、ダウンロード日時や入手元のURL、利用規約の内容などを記録として残しておくことをおすすめします。
将来的な確認や、万が一のトラブル時の証拠として活用できるためです。
特に商用利用の場合は、クレジット表記の方法なども含めて、しっかりと記録を残しておきましょう。
まとめ
フリー素材は、コンテンツの質を手軽に向上させることができる便利なツールです。
サイトやブログを運営して間もない、リソースが少ない環境でも大いに活躍してくれる存在になります。
一方で、利用規約の確認や適切なクレジット表記などを怠ると、思いも寄らないトラブルにつながる恐れもあります。
初めは少し手間に感じるかもしれませんが、これらの確認を習慣化することで、安心してフリー素材を活用できるようになります。
正しく活用して、あなたのメディアをより魅力的なものにしてください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。