個人がサイト運営で収入を得る流れとは?どのくらいの収益を上げられる?
脱サラ直後や副業を開始されたばかりの人にとって、サイト運営は非常に適した事業の一つです。
必要な元手といえば、レンタルサーバーやドメイン料金ほどですので、数万円あればトライすることができます。
しかし、当然のことですが、すぐに誰でも簡単に収益が上げられるというわけではありません。
今回は、サイト運営に興味がある個人の方に向けて、サイト運営で収入を得る一般的な流れについて説明します。
参考になりましたら幸いです。
目次
個人がサイト運営で収益を上げられるか?
サイト運営は大きな設備投資などが必要なく、資金がなくてもスタート可能です。
また、現在はWordPressなどのオープンソースのツールもあり、プログラミングスキルがなくても短時間でサイトを構築できます。
つまり、誰でも簡単に、個人ビジネスオーナーとしてのスタートラインには少なくとも立てるという魅力があります。
それだけでなく、工夫次第でいくらでもマネタイズする方法はあるため、個人でもサイト運営で収益を上げることは十分に可能です。
しっかりと継続してコツコツと運営していけば、スケールアップできる余地も大いにあります。
繰り返しますが、かなり手軽にスタートできる事業ですので、興味がある方であれば、「まずはスタートしてみる」という感覚でトライしてみてもいいと思います。
個人がサイト運営で収入を稼ぐ流れ
個人がサイト運営で収益を得るためには、大きく分けて下記の二つの方法があります。
①ブログ、アフィリエイトサイトなどを立ち上げて、広告収入を得る。
②商品を仕入れたり、制作したりしてネットショップを立ち上げて販売し、収益を得る。
ここでは、より初心者向けとも言える、①のブログやアフィリエイトサイトを運営して収益を狙うスタイルについて解説します。
ECサイト、ネットショップについて興味がある方は、下記の記事が参考になると思いますので、合わせてお読みください。
【関連記事】ECサイトの作り方を徹底解説。構築の流れと作る際の注意点
ブログやアフィリエイトサイトを開始して、収入を稼ぐまでの流れとしては、下記の通りです。
1.どんなテーマのブログやサイトにするのかを検討する
2.WordPressを活用し、サイトを立ち上げる
3.キーワードを選定し、それに沿った記事を作成する
4.ASPに登録して広告を選びつつ、Googleアドセンスの審査を申請する
5.作成した記事に広告を付ける
実際の始め方としては、下記の記事でも詳しく触れているため、興味がある方はこちらもご一読ください。
【関連記事】ブログの始め方はどうするのがベスト?ブログ運営のメリットとは
1.どんなテーマのブログやサイトにするのかを検討する
まずは、あなたが得意な分野や興味があるテーマはどんなものかについて、じっくりと考えましょう。
詳しくは後述しますが、サイト運営は継続して記事を作り続ける必要があります。
そのため、なるべくその分野についてよく知っており、飽きないで続けらそうなテーマであるとベストです。
もちろん、収益化を狙うことを前提として、より多くの人の興味を惹けそうなテーマにするというのも一つの手です。
2.WordPressを活用し、サイトを立ち上げる
どんなサイト・ブログにするのかということを決めた段階で、WordPressを利用しましょう。
ブログはAmebaブログなど無料で開始できるサービスもありますが、広告の貼付が認められていなかったり、カスタマイズできなかったりとかなり制限が多いです。
よって、サイト運営をスタートする段階の個人が収益化を狙うのであれば、実質的にWordPress一択となると思います。
3.キーワードを選定し、それに沿った記事を作成する
無事にサイトの立ち上げが完了したら、サイト全体のデザインなどを整えながら、早速記事の作成に移りましょう。
この記事をどれだけのクオリティにできるか、どれだけ多くのアクセスを獲得できるか、がサイト運営の収益に大きく影響します。
どのキーワードでどんなタイトルにするかという、いわゆるSEOも重要です。
また、ここで一本の記事作成だけでは十分ではなく、どれだけの記事ボリュームがあるかもそのサイトの評価につながります。
質と量がどちらも重要になりますので、最初はあまりこだわりすぎず、なるべくたくさん書きながら練習するといいと思います。
下記の記事も参考にしつつ、まずは記事量産を目指しましょう。
【関連記事】キーワード選定の3つの方法とコツ
4.ASPに登録して広告を選びつつ、Googleアドセンスの審査を申請する
記事のボリュームがある程度蓄積できた段階で、アフィリエイトASPに登録しましょう。
アフィリエイトASPとは、簡単に言うと広告主とサイト運営者をつなげるためのプラットフォームのようなものです。
登録は無料で可能ですので、あなたのサイトにあった商品やサービスがないかを探してみてください。
また、並行してGoogleアドセンスの登録審査も行いましょう。
こちらは、アフィリエイト広告が成果報酬型広告であるのに対し、クリック報酬型の広告です。
アクセス数が増えてくると報酬も増えていくため、アフィリエイトとアドセンスという二本の柱で収益を安定させることができます。
アドセンスの審査や通貨するためのコツについては、下記記事を参考にしてください。
【関連記事】買収サイトでアドセンス審査について
5.作成した記事に広告を付ける
無事に広告を選定し、それぞれの審査が下りた段階で、作成した記事に広告を差し込んでいきましょう。
この作業が完了すれば、ユーザーが広告をクリックし、商品やサービスを購入したり資料請求したりといった成果に合わせて、収益が発生します。
収益を獲得するための準備が一通り完了したステージだといえるでしょう。
あとは、3のステップに戻り、キーワード選定からの記事作成というルーティンを回し続けてください。
もちろん、広告を貼付したからといって、即座に収益が上がり始めることというわけではありません。
まだまだアクセスが集まらない、コンバージョン率が低いといった状況だと思いますので、試行錯誤しながらサイト運営をする形になると思います。
個人がサイト運営で得られる収益の目安
続いて、サイト運営でどのくらいの収益を狙えるのか?について解説します。
この点については、どんなサイトでどのように運営するかによっても大きく変わり、一概には言い難い部分もあります。
ですが、開始直後であるのであれば、まずは「月額3万円」が一つの目安となるでしょう。
思ったより少ないと感じるかもしれませんが、実は「月に3万円を稼ぐサイト」はかなり希少であるのをご存知でしょうか。
下記の図は、2023年4月に日本アフィリエイト協議会が行った、1,000名を対象にした市場調査の結果です。
出典:日本アフィリエイト協議会(JAO)、アフィリエイト市場調査2022を発表
アフィエイトサイト運営者のうち、40%は収入がなく、月3万円以上稼ぐサイトとなるとわずか9.7%となります。
つまり、あなたがサイト運営を開始し、月3万円の収入を得られた時点で、全国のアフィリエイターの上位10%に入るということです。
これだけを見ると、ややショッキングな結果とも言えますが、本調査には続きがあり、下記のデータが判明しています。
出典:日本アフィリエイト協議会(JAO)、アフィリエイト市場調査2022を発表
収入がゼロ、あるいは1,000円未満の方は、1日に1時間弱の作業しかしていないのに対し、10万円以上稼ぐ方は、2.6時間/日の作業量となっています。
繰り返し、ボリュームと質が重要とお伝えしてきた理由は、この点にあります。
月3万円以上稼ぐサイトは9.7%ですが、裏を返すと、約90%の人たちが、途中で諦めたりモチベーションを維持できなくなったりしている可能性は高そうです。
時間と労力をかけて運営していけば、10万円/月の収益を達成することは、決して夢ではないでしょう。
個人がサイト運営で収益を上げるポイント
ここまでお読みいただいた方であれば、なんとなく想像ができるかと思いますが、個人がサイト運営で収益を上げるために必要なポイントは下記です。
1.すぐに収益が得られなくても、まずは継続すること
2.キーワード選定を丁寧に行うこと
3.分析を繰り返しながら、改善を続けること
まず最も大事なことは、収益が思うように得られなくても継続することが大事なポイントです。
ここで辞めてしまうと、9割(あるいはそれ以上)の層に入ってしまいます。
キーワード選定やSEOは常にGoogleの検索エンジンが変わり続けるので、その時々のトレンドを調査しつつ、記事の作成を継続しましょう。
中でもアクセスを稼げる記事が出てきたら、うまくいっている要因を突き止めて、他の記事にも波及させていくのも効果的です。
番外編:既に収益を稼いでいるサイトを買収するのも有効
また、一から自ら立ち上げる方法で解説してきましたが、既に安定した収益を得ているサイトを買収することは、非常に確度の高い方法になります。
当社で取り扱うサイトであれば、ASPの特別単価が譲渡対象となっていたり、初心者でも記事作成できるようにサポートが付いていたりといった好条件が付属しているものもあります。
2024年3月時点で取り扱っているサイトの例として、下記のようなものがあります。
・【ライター1名・特別単価案件譲渡】恋愛・マッチングアプリ特化アフィリエイトサイト
こちらはマッチングアプリに特化したアフィリエイトサイトです。
主にASPの成果報酬広告にて収益を得ており、特別単価案件も譲渡可能となっています。
さらに、本案件は譲渡後のサポートに加えて、外注のライター一名も譲渡されるため、記事作成に不安を感じる方でもスムーズに運営を開始可能です。
・転職・就職情報に特化したアフィリサイト(企業サイト被リンク多数)
こちらは、転職や就職など仕事に関する情報に特化したアフィリサイトです。
かなり競争が激しい市場でありながら、月間売上81万円超を記録した実績があります。
本案件も無料サポート期間と、ASP特別単価(条件による)が譲渡対象となっています。
記事コンテンツの質にこだわって運営されてきたサイトなので、コンテンツライティングのスキルもじっくり身につけていくことができる案件です。
まとめ
サイト運営は手軽に始められ、スケールアップも可能な魅力的な事業です。
一方で、継続することやモチベーションの維持ができず、手軽に始められる分、離脱していく人も多いビジネスの一つです。
まずは毎日コツコツと継続し、常に工夫と改善を繰り返していけるかが、重要なポイントになるでしょう。
また、最後にサイト買収についても触れましたが、もっと確認したい方はこちらの案件一覧もご確認ください。
気になるサイトがありましたら、詳細な資料をお送りします。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。