サイト売買で弁護士に契約書作成を依頼するべき3つの理由


個人間のサイト売買(サイトM&A)取引で、弁護士を挟むべきか迷っていませんか?

あなたが売り手でも、買い手でも、トラブルにならないためにも弁護士は挟むべきです。

トラブルが起こる前提で取引はしません。離婚する前提で結婚する人はいないことと同じだと思います。

が、価値観の違う人間同士、万が一のことを考えて、大事な取引であればあるほど念入りに進めるべきです。

サイト売買で弁護士に依頼すべき3つの理由を解説していきます。

【関連記事】【サイト売買の契約書】売主様、買主様の契約書交付方法について

依頼すべき理由1:安心感を得られる

まずは、何よりも安心感です。

真っ当な取引をしているという安心感、そして、双方の合意を元に取引を進めているという安心感を得られます。

安心・安全な取引を目指す中で、この理由に勝るものはないのではないでしょうか?

依頼すべき理由2:リスク回避できる

弁護士を挟むと、契約書の作成を依頼できます。

トラブルが起こっても契約書があれば揉めません。

契約書には責任の所在が明記されておりますので、契約書に則って進めていけば良いだけです。

契約書の事項にない場合は、“協議事項”として、双方の合意を元に新しい問題を解決していきます。

弁護士に依頼すべき理由3:損失がない

相手に丸め込まれこまれず、損失がないという点も大きいです。

契約書がないと経験が優位な方の条件に丸め込まれがちです。

しかし、中立的な立場で契約書を作成してくれるため、丸め込まれることがありません。

初めての取引の場合は、なおさら弁護士に契約書を作成してもらうことが、最終的には自分の身を守ります。

弁護士法の存在

また、意外と知られておりませんが、弁護士法という法律が存在します。

その中には、契約書の内容が成立した以降は、参画した弁護士はどんなトラブルがあっても関与できないという法律です。

だからこそ、契約書作成時に、のちのトラブルにならないように自分の疑問や意思を伝え、弁護士を挟んで双方で話し合うことが重要になります。

何かあってからでは遅いのです。
 

いかがでしたか?

せっかく成立になった取引を最後まで安心・安全に進めていくための検討になれば幸いです。

ご覧頂きましてありがとうございました。

エベレディア株式会社 代表取締役会長 中島優太

日本唯一の「サイトM&Aアドバイザー®」
エベレディア株式会社 代表取締役会長

中島優太

著書に「超入門! サイトM&A1年目の教科書 -売却編-」。サイトM&A業界の不親切に疑問を持ち、2016年5月に親切丁寧に売買仲介する「サイトマ」を創業。取引累計額15億円以上、400件以上を直接対面で仲介(2024年10月時点)。NHKクローズアップ現代プラスに専門家としてコメント。2019年アメリカはシリコンバレーにて講演。新聞、ラジオ、ビジネス雑誌に多数掲載。

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