「オンライン面談では何を話せばいいですか？」
 
オンラインツール（スカイプやZOOMなど）を使うのも初めて。

ましてやオンラインで商談するのも初めてです、という方も少なくありません。

交渉の最終段階としてオンライン面談があるのですが、「購入意思はあるものの、何を話せばいいですか？」という相談もよくあります。

動画だと約6分でご覧いただけます。

「購入意思の最終確認」の場

（↑実際のオンライン面談の様子。基本的にビデオ通話で行います。）

基本的にオンライン面談を行う大きな目的は、サイト買収の購入意思を最終確認するためです。

または、疑問点や不安点を払拭するための質疑応答も行います。

とりあえず、の気持ちでするものではありません。

買収前提での話し合いの場、あるいはコミュニケーションの場です。

ただ、タイミングによってはその場で結論を出せない場合もあると思います。

そのような場合は、面談の最初に、

「今日はまだ検討段階です」

「今日の面談内容を社内に持ち帰って検討を進める予定です」

など、面談への姿勢を共有することも重要です。

買い手様の状況や立場がわかった状態でスタートできるため、売り手様も回答しやすくなります。

このオンライン面談の場がスムーズに行けば、「その後の譲渡完了までのやりとり」「譲渡完了後のサポート期間」など良い人間関係で行えます。

たった30〜60分の面談です。

が、その後に影響する時間を考えると、大変重要な役割を果たすのです。

事前準備が大事

ご丁寧に、オンライン面談までに質問事項をまとめてくださる買い手様がいらっしゃいます。

これがあることで、買い手のレベル感（経験・求めている内容・人間性・価値観など）がある程度わかります。

売り手様も安心して、オンライン面談が始まってからも大変スムーズに話が進みます。

例えば、先日の例では、このような質問でした。
 
・サイト運営において注意点はありますか？（Wordpressでの注意点、現在のバックアップのとり方など）

・サイト作成や運営で失敗したなと思う点があればどこですか？

・記事及びイラストの外注先の紹介は可能ですか？

・もし今後も自分で運営を続けた場合、

①リニューアルしたい場所はどこですか？

②追加したいとおもう記事（できれば複数）

③本サイトでのキーワードの選定方法のコツはありますか？

・その他に事前に伝えた方が良い事はありますか？
 

このように、買収後の運営に関することなので、売り手側もアドバイスも含めて前向きで建設的な会話ができます。

この面談もわずか20分ほどで商談成立でした。双方のことを思いやった素晴らしいやり取りでした。

実際の質問事例

過去に実際にあった他の質問を、ジャンル別にご紹介します。

①アフィリエイトサイト編

・サイト運営で何かトラブルになった事例はありましたか？

・現在の広告を使っている理由はありますか？

・広告はどのように管理されていますか？

・今後の工夫や運用についてアドバイスはありますか？

・更新頻度はどれくらいでしたか？

・なぜこのサイトを立ち上げたんですか？

・ブログを始めたきっかけは何だったんですか？

・ライターとのやりとりはどのような方法でされていますか？

・SNSはどのように活用していますか？

②ECサイト編

・なぜこの商品に着目されたんですか？

・今の業者を選んだ理由はありますか？

・仕入れ先の紹介や引き継ぎは可能ですか？

・仕入れのロット単位は？

・仕入れ費用として別途どれくらい用意しておいたらいいですか？

・原価率はどれくらいですか？

・顧客対応で気をつけていたことはありますか？

・どんな顧客層が多いですか？

・業者とのやりとりの言語は？

・店舗名はそのまま引き継げますか？

・不良品の発生率は？

・〇〇の商品展開は考えなかったんですか？

・業務の主な流れについて教えてください。

・毎日する作業はありますか？

・競合サイトはありますか？

・競合にはどうやって勝ってきましたか？

・入金サイクルを教えてください。

・繁忙期はありますか？

 
いかがでしたでしょうか？

今回はあくまで一例ですが、貴重な時間を割くオンライン面談です。

ぜひ、よい取引のため、サイトの未来の発展のためにも、重要な位置付けであるオンライン面談について参考にしていただければ幸いです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。