デューデリジェンス(資産査定)でサイト購入を成功させよう
「デューデリジェンスって何をやればいいのだろう?」と思っていませんか?
デューデリジェンスとは、『買収を行うにあたって、対象となる買収案件の価値やリスクなどを独自で調査すること』です。
一体、何をすべきなのでしょうか?
本記事では、過去に買い手が実際に行ってきたデューデリジェンスをお伝えしていきます。
【関連記事】サイト売買の相場は?売却と買収の際、気をつけたい4つのこと
売り手からもらったデータの照合
価格交渉を経てすでに契約書作成の段階であれば、デューデリジェンスを行う必要があります。
エクセルやスクリーンショット等で、売上やアクセス数などは確認しているかもしれません。
次に行うのはいよいよデューデリジェンスです。以下、実際にサイトマを仲介して買収した買い手が行ってきた内容をご紹介します。
・アナリティクスの閲覧共有を付与してもらい、エクセル等で記載されている数字と見比べて問題ないことを確認する
・売上の証拠(スクリーンショットや通帳のコピー)などを提出してもらい、エクセル等で記載されている数字と見比べて問題ないことを確認する
・経費(人件費、事務所の家賃等)の支払い記録を提出してもらい、エクセル等で記載されている数字と見比べて問題ないことを確認する
・独自の仕入れ先との契約書や、取得済みの商標権などを提出してもらい、実在することを確認する
・メルマガ会員等のデータを提出してもらい、エクセル等で記載されている数字と見比べて問題ないことを確認する
気になることがあれば必ず確認を
例えば、
・過去に記事削除の依頼を受けたことがある
・商品の破損で大きなクレームをもらったことがある
・顧客情報を漏らしてしまったことがある
など、売り手は基本的に不利になると思われる情報は隠したがる傾向にあります。
また、単純に昔のことなので忘れているということもあります。些細なことでも必ず確認するようにしましょう。
またツールなどを活用して、意図的なリンクや、リライトだけのサイトかどうかなど、しっかり確認をしていきましょう。
買い手の義務となる非常に重要なステップになりますので、最後まで気を抜かず1つずつ確認していきましょう。
ご覧頂きましてありがとうございました。少しでもご参考になれば幸いです。
もし宜しければ、「ブックマーク」や「お気に入り登録」をして、何度も読み返して知識としてください。きっと今後も参考になるはずです。