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【ネットショップのサイト売買】ヤフー&楽天ショップ、アマゾン、eBayは譲渡可能か?

ネットショップのサイト売買のイメージ画像

「ネットショップを売りたい!」と思っていませんか?

「今後、ネットショップ運営はやらないかも」と考えているかもしれません。

しかし残念なお知らせです…。

あなたのネットショップは売却ができないかもしれません。

一体、なぜでしょうか?

それには運営会社の規約という、厳しいルールを守る必要があるからです。 

今回は、以下のネットショップ譲渡について解説していきます。

解説するネットショップ
・独自ドメインサイト
・ヤフーショップ
・楽天ショップ
・アマゾン
・eBay
・カラーミーショップ
・ショップサーブ
・おちゃのこネット
・Shopify(ショッピファイ)
・BUYMAアカウント(バイマアカウント)
STORES.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)
・BASE(ベース)
・Wowma!(ワウマ)
・Qoo10(キューテン)
・SUZURI(スズリ)

 それぞれ、売却できるか?できないのか?を、説明しております。

さらに、売却できる場合、売却へのコツ注意点、さらには売却までの具体的な方法まで解説しているものもあります。

事前に知っておけば、とても得をする情報になりますので、ぜひじっくりご覧ください。
 

また、私たちサイト売却専門「サイトマ」では、多くの売主様を見てきました。

そこで経験から分かった、サイトを売却したい理由トップ3を発表します。

この3つに当てはまれば、あなたのサイト売却は極めて健全な理由です。

あなたは、買い手からも怪しまれないでしょう。
 

しかし、ネットショップのサイト売買には、落とし穴がいっぱいあります。

ぜひとも、本記事を参考にしていただき、サイト売買を成功させてくださいませ。

お役に立てれば幸いです。
 
▼動画ですと10分ほどでご覧になれます。▼

【関連記事】サイト売買の相場は?売却と買収の際、気をつけたい4つのこと

譲渡できないサイトもあります

そもそもネットショップは、おおまかにわけて3つのタイプがあります。

1、独自ドメインでつくったサイト

2、ヤフー、楽天など「大手プラットホーム」でつくったサイト

3、その他ネットショップサービスで開業したサイト

このいずれかでつくったか?で、サイト売買ができる、できないということになってきます。

1、独自ドメインでつくったサイト

サイト売買でネットショップの説明画像1

こちらは問題なく売買ができます。

ドメインの権限移管と、サーバーの移動さえしっかりできれば、まったく問題ありません。

当然ながら、譲渡契約書はしっかり作り込む必要がありますので、ご注意ください。

くれぐれも、ネット上にある契約書ひな形で済ませない方が懸命です。

【関連記事】サイト売買には法律がない?!法律よりも大事な契約書5つのポイント

2、ヤフー、楽天などでつくったサイト

サイト売買でネットショップの説明画像2

残念ながら、これらのサイトは譲渡ができません。

なぜでしょうか?

ヤフーショップは譲渡できない

サイト売買でネットショップの説明画像3

ヤフーショップの約款、ガイドラインに譲渡できないということが明記されております。

こちらは、ヤフーに連絡をして実際に確認もしました。やはり譲渡はできない、とのことです。

写真のように、「禁止させていただいております」と記載があります。

残念ながら、ヤフーショップは譲渡ができませんのでご注意ください。

楽天ショップは譲渡できない

サイト売買でネットショップの説明画像4

こちらも、楽天ショップの運営規約第39条に記されています。

権利義務の全部または一部を第三者に譲渡、または担保にしてはならない
出展:楽天ショップ規約事項

 

この理由から、楽天ショップも売買はできません。

そもそも、楽天ショップは名義変更すらできないようです。

他人に譲渡することはもちろん、身内や友人にも気軽に譲渡ができません。

ぜひともご注意くださいませ。

冷静に考えてみると・・・

サイト売買でネットショップはM&Aしにくい1

ヤフーショップや楽天ショップを、不動産に考えてみましょう。

冷静に考えれば、不動産オーナー(ヤフーや楽天)からしたら、タダで提供している部屋(ネットショップ)を勝手に売買されては困るわけです。

オーナーからしたら、サイト売買で発生した売上の一部をほしい!と思うのが普通ですよね。
 

そして、1つの事例をOKとしてしまうと、すべてのショップに関してあたらしく規約が必要にもなってきます。

そうなると、オーナーからしたら本来のビジネスモデルが壊れてしまうわけです。

日本企業はこういったことを嫌いますので、今後も大手ネットショップの売買はむずかしいと思います。

市場にでているヤフー、楽天ショップは売買してはいけません!

余談ですが、たまに市場で、ヤフー、楽天ショップが売られています。

しかし、ぜったいに手を出してはいけません。

なぜなら上記の理由ととおり、違反になりますので、そもそも譲渡できない可能性があるからです。

トラブルのもとになりますので、ぜひともご注意くださいませ。

ただし、今後は傾向が変わるかもしれません!

【ネットショップのサイト売買,M&A】ヤフー&楽天ショップ、アマゾン、ebayは譲渡可能か?朝日新聞1

2019年1月25日の朝日新聞夕刊の一面で「オンラインモール出店は容易にやめられない」というような記事がありました。

見出し記事には、このように書かれています。
【ネットショップのサイト売買,M&A】ヤフー&楽天ショップ、アマゾン、ebayは譲渡可能か?朝日新聞2

公取委は、出店者が他のモールに乗り換えるのをモール側が制限する場合は「独占禁止法に違反する可能性が高い」と指摘

 

つまり、ヤフーや楽天で運営していたネットショップが、他のネットショップに移動できない状態は、プラットフォーマー(アマゾン、楽天のように場を提供する事業者)として良くないという見方(独占禁止法に触れている)が出てきているのです。

この考えが正当化されれば、運営中のネットショップから他のネットショップに移動できることはもちろん、譲渡することも可能になってくるかもしれません。

2017年は法人M&Aが国内最多になっていますし、事業を承継していく流れはネットショップにもやってくるのではないかと思います。

なので、ヤフーや楽天でショップをつくってしまい売却できないことに落胆せずに、いつかは売却できるかもしれないという希望は捨てずに持っておきましょう。

アマゾンアカウントはサイト売買OK!

サイト売買でネットショップのM&Aができる証拠1

それに反して、アマゾンは売買可能です。さすが海外企業ですね。

実際に問い合わせをして確認をしましたが、これは運営会社の運営ポリシーの違いです。

ですから、なぜ?と言われても、「アマゾンがアカウント譲渡してもいいですよ」と言っているから、と言うことしかできません。

このあたりも、初心者の方ですと見極めがむずかしいと思います。

また、譲渡の際に「店舗名」も変更が可能です。

実際に問い合わせた回答紹介いたします。

【Amazonテクニカルサポートの返信内容】

Amazonテクニカルサポートの返信内容

ご担当者様

Amazonテクニカルサポートにお問い合わせいただき、ありがとうございます。

お問い合わせいただきました、表示名についてご案内いたします。

「運営担当者名と店舗名」はどちらも変更が可能でございます。

セラーセントラルページ右上部の設定より「出品者アカウント情報」をクリックしていただき、「表示名」にて編集していただけますようお願い申し上げます。

上記のように、返信をいただいきました。

実際の譲渡方法については、別コラムでも詳しく解説させていただいております。

【関連記事】amazonアカウントをサイト売買する人急増!譲渡方法や相場は?

 

また、私たちサイトマで売却したアマゾンアカウントはこちらです。

>【運営歴3年半・評価4.8】日用雑貨を幅広く取り扱うAmazonアカウント

>この売主様から頂いた感想

>この売主様の体験ブログ

eBayアカウントは要確認

ネットショップのサイト売買のイメージ画像(カラーミーショップ)

ebayアカウントも譲渡ができるそうですが、一定の条件があることがわかっています。

必ずご自身でカスタマーセンターに問い合わせし、譲渡が可能か確認してください。

基準となるのは、売上が一定値まであることだと聞いたことがあります。

しかし、必ずご自身で確認をとった方がいいでしょう。

譲渡前に、規約上できなかった、となると、トラブルになる可能性もあります。
 

ちなみに、eBayの公式ウェブサイトでは、このように記載されています。

In the interests of protecting our buyers and sellers, and maintaining a safe marketplace, you can’t sell your eBay account or change its ownership.
出展:https://www.ebay.com/help/selling/selling/selling-ebay-account?id=4134

 

直訳すると、「当社の購入者および販売者を保護し、安全な市場を維持するために、あなたのeBayアカウントを売却したり、その所有権を変更することはできません

ということです。

よって、まずは自分でeBayに問い合わせをし、名義変更や運営者が変わることについて了承を得てから、サイト売買を進めるべきでしょう。

譲渡後に買い手とトラブルにならないように、1つずつ慎重に進めていきましょう。

【関連記事】eBayアカウントは売買可能?eBayアカウント譲渡の際の注意点

カラーミーショップは事前承認が必要!

ネットショップのサイト売買はカラーミーショップは可能画像

上場企業であるGMOさんが手がけるカラーミーショップは、譲渡可能です。

実際に、担当の方と確認をして、私たちサイトマでも譲渡実例があります。

(2017年の譲渡事例です。2021年現在は規約が変わっており、事前承認が必要のようです。

【GMO担当の方へのメール】
サイト売買に関してカラーミーショップ問い合わせ画像
【GMO担当の方からの返信メール内容】
サイト売買に関してカラーミーショップ問い合わせ画像2

 

〇〇様

お問い合わせいただき、誠にありがとうございます。

カラーミーショップお客様担当の〇〇と申します。

お問い合わせいただきました内容についてご案内申し上げます。

名義変更は、ご自身で即時おこなえます。

変更するにあたりまして、カラーミーショップ内の情報を

変更していただきたい箇所が4箇所ございます。

それぞれ、以下でご案内いたしますので、

お手数ではございますが、ご確認くださいませ。

■オーナー情報

1.管理者ページにログイン

2.「アカウント・設定」の「オーナー情報」をクリック

3.名義を変更していただき「更新」をクリック

▽オーナー情報編集 マニュアル

https://shop-pro.jp/manual/customer_edt

■特定商取引法情報

1.管理者ページにログイン

2.「ショップ作成」の「ショップ情報」をクリック

3.ページ中程のタブ「特定商取引法」をクリック

4.名義を変更していただき「更新」をクリック

▽特定商取引法情報 マニュアル

https://shop-pro.jp/manual/env_info

■書類印刷用情報

1.管理者ページにログイン

2.「ショップ作成」の「ショップ情報」をクリック

3.ページ中程のタブ「書類印刷用」をクリック

4.名義を変更していただき「更新」をクリック

▽書類印刷用情報 マニュアル

https://shop-pro.jp/manual/shop_info

■メール内容設定

1.管理者ページにログイン

2.「ショップ作成」の「メール」をクリック

3.各メールタイプの「修正」をクリック

4.メールフッターの名義を変更していただき「更新」をクリック

▽メール内容設定 マニュアル

https://shop-pro.jp/manual/mail_lst

ご案内は以上となります。

この他にご不明な点などがございましたら、

当メールへの返信にてお気軽にお問い合わせ下さい。

どうぞよろしくお願いいたします。

 
と返信を頂きました。

名目では、名義変更(管理者変更)となっている点にご注意くださいませ。

堂々と「サイト売買です!」と表明すると、担当の方によってはNGが出ることもあるかもしれません。

以上は、2020年以前の対応例のご紹介です。

2020年に改定された規約では、事前の承認があれば、譲渡は可能とのことです。

よって、売り手様から直接、事前に確認と承認をいただく必要があるようです。

カラーミーショップの運営者が変更になる状況を説明し、事前に承諾を得ることができれば、サイト売買が可能になってくるでしょう。

 

また、私たちサイトマで売却したカラーミーショップアカウントはこちらです。

>【成約しました!】【日本シェアNO.1!運営6年】迷子ペット捜索ポスター・チラシ製作を行うサイト

>この売主様から頂いた感想

 

具体的な移管方法は、以下の関連サイトをご覧ください。

【関連サイト】COLOR ME(カラーミーショップ)を譲渡する (管理者を変更する)方法

ショップサーブはサイト売買OK!

ショップサーブのサイト売買は可能画像

ショップサーブ担当の方へ、実際に質問をしました。

譲渡は可能ですが、名義変更(管理者変更)ということで手続きを進めました。

譲渡先が決定した後、流れは以下のとおりになります。
 

ショップサーブ譲渡の手順
1、買収する法人(もしくは個人)が、決済代行サービスを使えるかどうかの審査があります。 (期間:約1か月)
2、売主様と買主様で書類を交わし、ショップサーブ様へ提出していただきます。 (期間:数週間)
3、費用のお支払いが発生します。 (アカウント:10,280円、ドメイン:10,800円)

 
実際に、譲渡までは時間がかかりますので、その間にできる引き継ぎは進めておきましょう。

サイトマでショップサーブ売却成功された売主様は、

・SNSアカウントの譲渡・仕入先の引き継ぎ
・外注先の引き継ぎ
・在庫の引き継ぎ
・マニュアルや仕様書の譲渡

 
などを、先行して進めていただき、スムーズな譲渡になりました。

私たちサイトマで売却したショップサーブアカウントはこちらです。

>>【成約しました!】運営17年、平均売上66万円!ヨーロッパ音楽に特化したCD販売サイト

おちゃのこネットはサイト売買OK!

おちゃのこネットは、名義変更にて譲渡が可能です。

また、変更にあたり、任意の形式となりますが書類提出が必要となります。

以下は【法人→個人】への譲渡方法に関して確認をとった際の、回答となります。

 

【おちゃのこネット担当の方からの返信メール内容】

おちゃのこネット担当の方からの返信メール内容

◆法人から個人への譲渡~現在の法人代表者様と変更後の個人様が異なる場合~
———————————————————————————
1.任意の書式で結構ですので、現在の法人代表者様が譲渡を受ける個人様へ
運営を委譲する旨を記載の上、双方の署名・捺印いただいた書類(原本)
2.譲渡を受ける個人様の確認書類(コピー)
3.現在の法人様(ステップフィールド株式会社様)の確認書類(コピー)

を、1通づつお送りいただくこととなります。

 【法人の方】※下記のいずれか・全ページ
・登記簿謄本(履歴事項全部証明書など)※直近3ヶ月以内の日付のあるもの
・閉鎖事項全部証明書

【個人の方】※下記のいずれか
・自動車運転免許証・公的機関が発行した各種免許書
・住民基本台帳カード(写真付き)・社会保険証
・国民健康保険被保険者証・在留カード・パスポート(住所ページ含む)

■送付先
・管理画面:管理画面ホーム、[ショップ基本設定]→[登録情報変更]の
「確認書類送信」をクリックした画面から、1枚ずつファイル送信してください。
———————————————————————————

※1.の書類は原本のスクリーンショットを取ってお送りください
簡単な書式で結構ですので、アカウントID、URL、譲渡元法人名、代表者名、
譲渡先個人名を明記し、署名捺印をお願いいたします。

例:
——————————————————————
アカウントID[○○]
ショップURL(××××)の運営を△△から□□へ委譲します。
              譲渡元法人名、代表者名△△ 捺印
                   譲渡先個人名□□ 捺印
——————————————————————

※弊社に書類が届き次第、順次(通常1営業日以内)に対応しております。
期日指定は承っておりません。

※同じアカウントでの運営となりますので、ショップ内容はそのままで
運営していただけます。

よって、おちゃのこネットのサイト売買は、名義変更(管理者変更)で手続きを進めましょう。

ちなみに、おちゃのこネットは名義変更をすることで、サーバー契約、ドメイン契約もそのまま買い手様に名義変更が可能です。

Shopify(ショッピファイ)はサイト売買OK!

Shopify(ショッピファイ)は、名義変更にて譲渡が可能です。

また、変更にあたりShopifyの同意は必要ないため、事前確認や契約書の提出も不要です。

【Shopify(ショッピファイ)担当の方からの返信メール内容】

【Shopify(ショッピファイ)担当の方からの返信メール内容】

アカウントの譲渡ですが、アカウントオーナー よりお手続き頂ければ可能でございます。また、弊社の同意の取得は不要です。

具体的なお手続き方法は下記の通りです。

  1. 「一般設定」の内容変更
  2. 「プランと権限」におけるアカウントオーナー、スタッフ情報の変更
  3. 「請求情報」におけるクレジットカード情報の変更
  4. 「決済設定」におけるShopifyペイメントおよびその他の決済アカウントの情報変更   ※Shopifyペイメントのご登録情報の変更はファイナンス担当部署への依頼が必要となりますので、サポートチームへその旨ご連絡をお願い致します。

詳細は下記ヘルプセンターも併せてご確認ください。
新しいストアオーナーを選択する

尚、弊社の利用規約は下記となります。
https://www.shopify.jp/legal/terms
私の方でも規約を再度確認致しましたが、引用頂きました記述を確認することが出来ませんでしたので、アカウントの譲渡を弊社の同意なしに行う事は規約違反には当たりませんのでご安心ください。

ご確認のほど宜しくお願いいたします。

Shopify サポート

よって、Shopifyのサイト売買は、名義変更(管理者変更)で手続きを進めましょう。

 

具体的な移管方法は、以下の関連サイトをご覧ください。

【関連サイト】Shopify(ショッピファイ)を譲渡する (管理者を変更する)方法

BUYMA(バイマ)はサイト売買NG!

サイト売買でバイマアカウントのイメージ画像

BUYMA(バイマ)アカウントに関しても、直接確認をとりました。


サイト売買に関してバイマアカウント問い合わせ画像

そもそも規約により禁止されているとのことです。

サイト売買はできませんのでご注意ください。

STORES.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)は禁止?

簡単にオンラインストアをつくれるSTORES.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)ですが、規約にはこのように書かれています。

第47条 【利用権譲渡等の禁止】

乙は、甲の事前の書面による承諾なしに、本サービス利用契約上の地位を第三者に移転し、または本サービス利用契約に基づく権利義務を第三者に譲渡し、貸与し、承継し、もしくは担保に供してはならないものとします。

出展:https://stores.jp/ec/terms

この一文では判断が難しいですが、問い合わせ次第では譲渡はできる可能性があります。

ショップサーブのように電話して担当者に状況を説明し、事前に承諾を得ることができれば、サイト売買が可能になってくるでしょう。

BASEは事前承認が必要!

BASE(ベイス)に直接、問い合わせをしました。

事前の承認があれば、譲渡・売却は可能ということです。

【BASE担当の方からの返信メール内容】
サイト売買に関してBASE問い合わせ画像

ご利用いただきありがとうございます。

BASE株式会社の〇〇と申します。

BASEショップを他者に対し譲渡し運営者を変更するには、

弊社による事前の承諾が必要となります(BASE利用規約第23条第1項)。

BASE利用規約

https://thebase.in/pages/term2.html

第25条 本利用規約の譲渡等

1項 会員は、当社の書面による事前の承諾なく、利用契約上の地位または本利用規約に基づく権利若しくは義務につき、第三者に対し、譲渡、移転、担保設定、その他の処分をすることはできません。

したがって、弊社が適切と判断する第三者に対し適切な手続きを経て譲渡する場合には、

弊社が承諾することで、第三者への譲渡・売却が可能です。

その際は、弁護士等に相談の上、譲渡元・譲渡先の間で、

正式に事業売却・譲渡の契約書を交わしていただき、

その契約書のコピーを弊社へご提出いただければと存じます。

【送付先】

********************************************
〒106-6237
東京都港区六本木三丁目2番1号
住友不動産六本木グランドタワー 37F
サポート担当 〇〇宛
********************************************

以上、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

BASE株式会社

〇〇

 
よって、売り手様から直接、事前に確認と承認をいただく必要があるようです。

ショップサーブのように電話して担当者に状況を説明し、事前に承諾を得ることができれば、サイト売買が可能になります。

また、実際にBASEアカウントは事前承認さえあれば、サイト移管も必要なく譲渡が簡単です。

詳しくは以下の関連サイトをご覧ください。

【関連サイト】BASE shop(ベイスショップ)を譲渡する (管理者を変更する)方法

Wowma!(ワウマ)は禁止?

KDDIが運営するECサイトのWowma!(ワウマ)ですが、規約にはこのように書かれています。

第1条 会員資格
4.会員は、会員資格を第三者に利用させたり、貸与、譲渡、売買、質入等をすることはできないものとします。

出展:https://wowma.jp/tutorial/kiyaku_top.html

この一文では判断が難しいですが、問い合わせ次第では譲渡はできる可能性があるかもしれません。

Qoo10(キューテン)は禁止?

eBay Japanが運営する通販のQoo10(キューテン)ですが、規約にはこのように書かれています。

第18条(禁止事項)
11. 会員のIDまたはパスワードを第三者に貸与もしくは譲渡し、または第三者と共に使用する行為

出展:https://www.qoo10.jp/gmkt.inc/Company/UserAgreement.aspx

この一文では判断が難しいですが、問い合わせ次第では譲渡はできる可能性があるかもしれません。

SUZURI(スズリ)はサイト売買OK!

GMOペパボが手がけるSUZURIは、名義変更にて譲渡が可能です。

【SUZURI担当者からの返信メール内容】

こんにちは、SUZURIの◯◯です。
お問い合わせいただきありがとうございます。

SUZURIのアカウント譲渡につきましては、
登録メールアドレス・銀行口座・登録されているアイテム等、個人情報をご確認のうえ、
当事者間でアカウントの譲渡の合意が取れているのであれば、
そのまま譲渡しても問題はないかと存じます。

なお、アカウント譲渡で起因する損害の責任はSUZURIでは
一切の責任は負えませんので、予めご了承くださいませ。

そのためアカウント譲渡後、パスワードを変更するなど
セキュリティの面を考慮していただき、IDやパスワード管理は
厳重に取り扱いますようお願い申し上げます。

何卒ご確認の程よろしくお願いいたします。

これからも、SUZURIをどうぞよろしくお願いいたします。

よって、名義変更(管理者変更)で手続きを進めていきましょう。

サイト(ネットショップ)を売却する理由トップ3

サイト売買の重要なところ!画像

いろんな売り手様を見てきましたが、売却理由ランキングはこちらです。
 

サイト売却理由トップ3
1、新規事業への集中するため
2、モチベーションの低下
3、資金調達

 
いずれにせよ、前向きな譲渡が多いことが特徴です。

実際に売主様にインタビューさせて頂きましたので、ご参考ください。

>>さらにお客様の声を見る

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事をまとめますと、このようになります。

まとめ
1、独自ドメインのネットショップは、サイト売買OK
2、ヤフーショップ、楽天ショップは、サイト売買できません
3、アマゾンアカウントは、サイト売買OK
4、eBayアカウントのサイト売買は条件がある
5、カラーミーショップは、事前承認が取れればサイト売買OK
6、ショップサーブは、サイト売買OK(名義変更、管理者変更で手続きを進める)
7、おちゃのこネットは、サイト売買OK(名義変更、管理者変更で手続きを進める)
8、Shopify(ショッピファイ)は、サイト売買OK(名義変更、管理者変更で手続きを進める)
9、BUYMAアカウントは、サイト売買できません
10、STORES.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)は、問い合わせ次第でサイト売買できる可能性がある
11、BASEは、事前承認が取れればサイト売買OK
12、Wowma!(ワウマ)は、問い合わせ次第でサイト売買できる可能性がある
13、Qoo10(キューテン)は、問い合わせ次第でサイト売買できる可能性がある
14、SUZURI(スズリ)は、サイト売買OK(名義変更、管理者変更で手続きを進める)

 
ぜひとも、覚えておいてください。

また、サイト売却理由トップ3もお伝えしました。
 

サイト売却理由トップ3
1、新規事業への集中するため
2、モチベーションの低下
3、資金調達

 
ぜひとも、あなたのネットショップのサイト売買を成功させてほしいと思います。

少しでもお役立てれば幸いです。

お読みくださりありがとうございました。

エベレディア株式会社 代表取締役会長 中島優太

日本唯一の「サイトM&Aアドバイザー®」
エベレディア株式会社 代表取締役会長

中島優太

著書に「超入門! サイトM&A1年目の教科書 -売却編-」。サイトM&A業界の不親切に疑問を持ち、2016年5月に親切丁寧に売買仲介する「サイトマ」を創業。取引累計額10億円以上、300件以上を直接対面で仲介(2021年12月時点)。NHKクローズアップ現代プラスに専門家としてコメント。2019年アメリカはシリコンバレーにて講演。新聞、ラジオ、ビジネス雑誌に多数掲載。

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