サイト売買を副業で取り組む際の買収メリットと注意点-サラリーマン編
「副業でサイト購入なんておもしろいかも」と、考えていませんか?
近年、サイト売買市場が再注目されてきた影響もあり、社長や個人事業主が本業とは別に取り組むことも増えてきました。
それに比例して、サラリーマンの方も副業として運営してみよう、という方も増えています。
さらに、サイトを買収するサラリーマンの方々は、売買をキッカケに起業を考えたり、定年退職後のあたらしい収入源として検討されている人達がいます。
本記事では、そのような方々へ向けて、サラリーマンが副業でサイトを買収するメリットや注意点、事例などを解説していきます。
少しでも参考になれば幸いです。あなたのサイト売買が成功することをお祈りしております。
【関連記事】サイト売買を副業で取り組む際の買収メリットと注意点-経営者編
目次
サラリーマンが副業でサイトを買収するメリット
何と言っても、売上を上げて軌道に乗るまでの時間と労力を短縮できることです。
例えば、アフィリエイトサイトを個人で立ち上げて、ある程度軌道に乗るまで100記事必要だったとします。(おそらく一般的にこれくらいのページ数は必要かと思います。)
1記事に60分かけて執筆し、校正や画像を挿入する等をしてサイトにアップするまで、30分かかったとします。すると、1記事を公開するまで90分です。
この場合、時間だけで考えると9000分も必要になります。時間にすると150時間になります…!
ですが、順調に執筆スピードも上がっていくでしょうから、平均して1記事に60分ほどで完了できるとすると、6000分。つまり100時間ですね。
しかし、サラリーマンの場合、そこまで多くの時間が取れません。結婚していて子供もいると、なおさら難しいです。
例えば、1週間のうち平日は月〜金と5日間あります。しかし、残業や家のことで帰宅してから、平均して1日1時間しか執筆できない可能性があります。
土日はある程度時間が使えるため、合計で10時間執筆できたとします。
すると、1週間で平日は5時間、土日で10時間、よって15時間をサイト運営に当てることができます。
さて、アフィリエイトサイトを個人で立ち上げて、ある程度軌道に乗るまで100記事必要(執筆スピードも上がり1記事平均60分)とすると、6000分も必要でした。つまり100時間です。
100(時間)/15(1週間に使える時間)=6.7
つまり、サラリーマンの方が、アフィリエイトをある程度軌道に乗るまでに、なんと6.7週必要だとわかります。
1か月を4週とすると、1.6か月ですね…。
もちろん、週末にがっつりサイト運営ができないこともり、体調を崩したり、集中できなかったり、付き合いて飲み会があったりと、そもそも週に15時間使えない可能性もあります。
子供との予定があったり、家のことでバタバタすることを考えると、3か月は見ておいて良いと思います。
そして、それだけ時間をかけても成功するとは限りません…。
(もちろん、優秀なライターさんに記事執筆を依頼しても、きちんと利益が出せることができれば、上記の例は当てはまりません。)
ここで重要なのは、あくまで仮定の話ではありますが、サラリーマンの方が空いた時間である程度の実績を出すまでに数ヶ月はかかる場合もある、という理論上の計算結果です。
そもそも数ヶ月あれば、相当なことができますよね。
繰り返しになりまずか、サイトを立ち上げても、成功するとは限りません。数ヶ月が水の泡になる可能性もあるのです。
たった数ヶ月の間にライバルサイトが参入してきただけでも大きな打撃になります。
時間をかけることはデメリットを多くするだけです。
しかし、すでに軌道に乗っているサイトを今、この瞬間に手に入れることができたらいかがでしょうか?
時間と労力を短縮できるだけでなく、自分で立ち上げた際の失敗する可能性も0になります。
これが、サラリーマンがサイトを買収する最大のメリットと言えるでしょう。
2度と戻らない自分の時間そして失敗するリスクと、買収する金額を天秤にかけた時、あなたはどちらに価値を感じますか?
サラリーマンが副業でサイトを買収する際の注意点
しかしながら、物事にはメリットデメリットの両面があることに対して注意しましょう。サイト売買で買収する際も同様です。
例えば、サイトを買収する前に、ある程度サイト運営経験があると買収後の成功確率は高まることは言うまでもありません。
しかし、サイト売却案件には売主様のサポート期間や運営マニュアルも譲渡されるケースがあります。
親切な売主様ですと、週1の面談に加えて、いつでも電話相談OK、かつ半年はサポートするという方もいました。
もちろん、案件の中には、売主様が忙しいという理由で、そもそもサポートができないという場合もあります。こういった案件はサイト運営玄人向けと見てもいいでしょう。
ちなみに、私たちサイトマは、ほとんど全ての案件に、サポート期間とマニュアルを売主様につけて頂いております。
「売ったら終わり」ではなく、売却後にしっかり買い手のサポートをしていただくことが、サイト売買の本質と考えているからです。
ぜひ、時間があるときに、サイト売却案件を見てみてください。変わったサポート?があることもありますので、サイト売買は売り手との相性が大事になる時もあります。
サラリーマンが副業としてサイト買収をした事例
サイトマが仲介したサイト売買取引で、サラリーマンの方が買収された実例を紹介いたします。
1,不動産投資よりもサイト買収
金融系の会社にお勤めのAさんは、不動産投資をしていましたが、物件を売却してまとまったお金が手に入ったそうです。
さて、どうするか?と考えたところ、サイト売買に出会います。
「ネット上の不動産と本質的には同じだと思いました」と、語るAさんはライターも譲渡するアフィリエイトサイトを買収されました。
「報酬をきちんとお支払いすることで、ページ数が増えていく。不動産は部屋数に限界がありますからね」と、非常に聡明なお考えでサイトを買収された方でした。
【関連記事】サイト購入はリフォーム転売(不動産)と本質的に同じである理由
2,妻に運営してもらうために
M&A関係の企業に勤めていたBさんは、とある業界でも有名なサイト売却案件に興味を持ちます。
内容も興味があるだけでなく、なんと奥様が運営した方が絶対にうまくいく!と、判断し、買収の交渉はBさんが行い、運営は奥様と分業をしてサイト売買されていました。
現在、そのサイトは新聞の取材がくるほど、成長されており、注目を集めています。
なぜここまで成功できたのか?と申しますと、売主様が徹底したサポートをやっていたからです。
取引先会社さんとの面談を全てセッティング、外部のコンサルとして半年も毎週面談する運営サポートする徹底ぶり。しかも無償です。
これだけ、熱意あるサイト売買は成功しない方がおかしいです。今後も成長が楽しみなサイトの1つです。
【関連記事】サイト売買の案件を閲覧した際あった方が良いサポート期間とは?
3,定年後、起業するために
私たちサイトマの無料相談会にお越しいただいたCさんは、数年後に迎える定年に向けて準備をされていたそうです。
そんなか、すでに軌道に乗っているサイトを買収して運営し、勉強をしていった方が、確実に成功できるだろうと判断されました。
結果、とあるサイトを買収し、しっかりと売主様のサポートを受けて勉強されているようです。
「定年後は思うようにカラダが動かない、だからパソコンでできるビジネスを探していました」と、語るCさんのサイト買収が今後も成功されていくことを願っています。
【関連記事】サイト買収で起業をする際に失敗を避けるための5つのこと
まとめ
いかがでしたか?
サイト売買を副業で取り組む際の買収メリットと注意点(サラリーマン編)について、解説してきました。
サラリーマンが副業でサイトを買収するメリットは、何と言っても売上を上げて軌道に乗るまでの時間と労力を短縮できることです。
サラリーマンが副業でサイトを買収する際の注意点は、サイト運営経験の有無が成功に反映されるということです。
しかし、サイト売却案件には売主様のサポート期間や運営マニュアルも譲渡されるケースがありますので、買収後にサポートを受けながら勉強される方も増えています。
また、3つのサイト買収事例について紹介してきました。
このような方々が、実際にサイトを買収されていることを考えると非常に夢がありますよね。
ご覧いただきまして、ありがとうございました。あなたのサイト売買が成功されることを心よりお祈りしております。