サイト売買で購入できない…「残念な社長」の特徴3選
「サイトなかなか買収できない・・・」
「どうやったら、希望のサイトを買収できるのだろう?」
はじめてのことですと、わからないことが多いですよね。
そんなあなたに、サイト売買を成功させるコツをお伝えします。
ポイントは、あらかじめ失敗してしまうパターンを知っておくこと、です。
これだけで、かなりサイト買収成功の近道になりますので、ぜひとも覚えていただきたと思います。
▼動画ですと、12分で学ぶことができます▼
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目次
「8:2」そもそもあなたはリアルな数字を知るべき
サイト売買の世界では、買いたい人と売りたい人のバランスが悪いです。
正確な統計はとれませんが、弊社の経験値やサイトM&Aを展開されている法人様との情報交換で確認できている数値は、
買いたい人:売りたい人=8:2
という、かなりシビアな数値になっています。
つまりサイトを買いたい人は、『売りたい人から選ばれる立場』ということをまずは自覚しておいてください。
多い時では、1つのサイトに20社以上も交渉が入ります。サイト買収は、実はライバルが多いのです。
ですから、交渉のときに足切りされない、ということを念頭に置く必要があります。
弊社でも多くの買収側の方々とやりとりをしていますが、「この法人様には売れない」と、まずは売らない方を選ぶことがほとんどです。
最低限の交渉を進めるためも、次にご紹介する買収できない特徴を覚えておいてください。
まったく逆のことをしていただれば、うまくいくはずです。
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1、事務的なやりとりをしてしまうと、うまく買収できない
基本的なところなのですが、なぜかWEBサイトのM&Aになると、売主様のことを考えられない方がほとんどです。
「月売上が○万円で、○か月で回収できるので、○円で買収したいです。」
という、買収側の要望はもっともなのですが、それだけでは売主様は納得しません。
また、なぜか買収ということになると、「上から目線」になってしまう方も多いです。
だいたい1通目のメールなどでわかってしまいますので、文面には気をつけてみてください。
これだけで交渉はずいぶんとスムーズになるはずです。
【関連記事】サイト売買で買収の成功事例と失敗事例を大公開
2、あなたの要望だけを主張しても、うまく買収できない
「譲渡日までにサイトの更新を続けてください」
「値下げしてください」
「サポート期間ください」
など、当然ながら買主様が主張できることではあります。
しかし、サイト売買では、どうしてもメールのやりとりが多くなります。
こういった対応は、売主様にいい印象を与えません。メールでは感情が、ほとんど伝わらないからです。
ポイントとしては、「くれ、くれ」と、要望を伝えるだけではなく、『提案』というスタイルであなたの主張を表現してみてください。
くれぐれも、交渉している方々が他にもいることを忘れないでください。
あなたが抜きん出た存在になれば、売主様も注目してくれます。
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3、買収目的がはっきりしていないと、うまく買収できない
「なんとなく良さそうだから」
「キャッシュがあるので」
という理由だけで、交渉を進めても買収はできません。
なぜなら、「買う」「買わない」という最後の選択において、決断ができないからです。
ここで多くの社長様が、「ちょっと待って!」と、売主様に対して他社への交渉をストップするように要求があります。
しかし、これはなかなか通りません。
なぜなら、あなたに買っていただかなくても、他にも優良な譲渡先があるからです。
極論を申しますと、売主様からしたら別にあなたに買ってもらわなくてもいいのです。
あなたに買収目的がしっかりとなければ、双方にとって貴重な時間が奪われてしまうことが多々あるので注意が必要です。
以上が、サイトを買収できない社長の特徴です。
細かい点をあげればキリがありませんが、最低限のポイントだけを挙げました。
ぜひとも安全で、かつ全員がWin-Winになる取引を実現してください。