サイト売買で売却する際にユーザー属性を知っておくべき理由
「サイトを売却する時って、何が必要なんだろう?」と、ふと疑問に思いませんか?
前回のコラム「サイト売買で売却する際にアナリティクスは必須である理由」では、アナリティクスの過去のデータが買収後の羅針盤になるというお話をさせていただきました。
今回はもう少し深掘り「ユーザー属性」の設定について、解説していきます。
あなたがサイト売買で売却を成功させるために、執筆していきますので、ぜひご参考にしていただけると幸いです。
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本記事が参考になれば幸いです。
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ユーザー属性は買収の鍵を握る
まず、グーグルアナリティクスの「ユーザー属性」という機能をご存知でしょうか。
サイトを訪れたユーザーの性別や年齢といった基本属性をレポートにして表示してくれる機能です。
ただ、これは実データではなく推測ベースとなっています。
「このユーザーは、車や投資、不動産関係のサイトも見ているから、おそらく男性だろう」というように。
よって、年齢や性別だけではなく、何に興味・関心を持っているのか、ということも計測が可能にになるのです。
このデータは、サイト売買において、大きな買収のきっかけになります。
例えば、買収希望ジャンルは決まっていなくても、ターゲットユーザーが同じであればサイト買収したい、という方も実際は多いのです。
本来、探しているターゲットが「30〜40代の女性」ということであれば、そのターゲット層のユーザーが多い美容サイトやトレンドサイト、占いサイトなどに興味がある、といった感じです。
よって、欲しいターゲットが集まるサイトであるというデータが、買収の鍵を握るのです。
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ユーザー属性を設置するメリット
すでに、このユーザー属性を活用してサイト設計や、サイト運営をされている売り手の方もいるでしょう。
先日、「サイトを買収して売上20倍を達成し買収金額を7ヶ月で回収する方法」のセミナーにて講師の彦坂先生もこのように仰ってました。
『このユーザー属性、言い換えると、ターゲットユーザーを明確にすることで、記事や広告の選定も明確になる』とのこと。
このユーザー(ターゲット)なら、この広告(商品)を選ぶだろう、というように意思決定も早くなります。
自分のサイトを作品と見るか、商品とみるか
おもしろい事実があります。
売れるデザイナーと売れないデザイナーの違いは、自分のデザインを「作品」と呼ぶのか、「商品」と呼ぶのかです。
もちろん、売れるデザイナーは「商品」と呼びます。
クライアントや、ターゲットのユーザーを惹きつけるものがそのデザインの中で作れるのか。
自己満足で自分がかっこいいと思うデザインを突き通すのかの違いです。
何が伝えたいかというと、自分のサイトを客観的に見れているかどうかが、売れるポイントとなるのです。
サイトマから売主に、最初に提出いただくPL表には、ユーザー属性、アクセス上位のURLなど、まさに買い手が商品として見たいポイントを提出いただいています。
その中で、サイトユーザー情報は、買収後の鍵を握るため、実は重要なポイントなのです。
まだ、グーグルアナリティクスでユーザー属性の設定をされてない方は、ぜひこの機会に設定しましょう!
意外な事実がわかることで、サイトの方向性が見えてくるかもしれません。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
あなたがサイト売買で売却を成功させるために、グーグルアナリティクスの「ユーザー属性」の必要性について解説いたしました。
また、アナリティクスを導入していないサイトは、すぐにアナリティクスを導入しましょう。
そして、ユーザー属性の設定もしておきましょう。
その方が、すぐに売却したい場合、スムーズになります。
ご覧頂きましてありがとうございました。
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