サイト売買のリスクとは「売却タイミング」である
「サイトを売却するときのリスクってなんだろう?」と思っていませんか?
本記事はその悩みを払拭していきます。
実際、多くの売り手さんが、この事実に気がついていませんので注意する必要があります。
損をするような売却はしないでほしいと思います。
ぜひとも、ご参考になれば幸いです。
【関連記事】サイト売買の相場は?売却と買収の際、気をつけたい4つのこと
1、売却したいと思った時は遅い
実は、売却したい気持ちが出てきた際、そもそも売却がむずかしい事があります。
なぜでしょうか?
その理由を紐解くために、webサイトを売却する4タイプを簡単にご説明いたします。
サイトを売却する理由は、会社の方針や運営者によって異なりますが、大きく分けて以下の4タイプに属することがわかってきました。
①モチベーション限界タイプ(サイトを売却や譲渡する理由とは?〜1、事業撤退タイプ〜)
②内部リソース限界タイプ(サイトを売却や譲渡する理由とは?〜3、内部限界タイプ〜)
③キャッシュ獲得タイプ(サイトを売却や譲渡する理由とは?〜4、資金調達タイプ〜)
④外部環境限界タイプ(サイトを売却や譲渡する理由とは?〜2、環境要因タイプ〜)
売却者は、これら4タイプにほとんどが分類されます。
中でもダントツに多いのが①モチベーション限界タイプです。
文字通り、運営しているwebサイトに対してモチベーションが下がってきた方が売却される場合、このタイプになります。
しかし、このタイプの方のほとんどは、やる気が下がり、売り上げも下がり、すでに価値がない状態で売却を依頼することが多いのです。
よって、買収するメリットがないため、売却できないことが多いのです。
また、なんとかに売却できたとしても、売却金額が大幅に下がってしまうことが多いのです。
よって、このタイプの方にアドバイスすることは、「御社のwebサイトの1年後、3年後、5年後はどのようになっていますか?」と、想像してもらいます。
この時、自社が運営しているイメージがなく、苦しい運営でため息をつくような事があれば、売却を検討すべきでしょう。
なぜなら、未来において自社あるいは社長であるあなた自身のモチベーションがないことになるため、その未来がやってきたときに売却を進めても遅いのです。
よって、事業計画を社内で検討し、長期的に運営することがなければ、早めに売却を進めるべきです。
2、早すぎる売却もデメリット
実は急いで売却を進めても、売却ができないこともあります。その理由としては、
・焦って売却をするため、変な買い手とマッチングしてしまう
・売却の決心がついていなく、譲渡先を決定できず「売れないサイト」と悪評される
・売却目的がはっきりしていないので、金額でもめる
などなど、あなたにとって、早すぎる売却もデメリットになってしまいます。
このように、あなたが思っている以上に、タイミングは大事になってきます。
3、おすすめはプロに任せること
とくに初心者〜数回しか売却経験がない方ですと、適切な売却タイミングがわかりません。
よって、思いきってプロのお任せする方法がもっとも効率がいいです。
なぜなら、プロはタイミングと交渉力、市場の感覚を常に現場で感じているため、高確率で高値で売却ができます。
実際、私たちサイトマも、お客様によっては「売却は今ではありません」と、御断りすることもあります。
それは、様々な理由から、タイミングが異なるからです。
そういったお客様は、後日タイミングが合致した際、改めてご依頼をいただくこともあります。
その際、非常にスムーズに売却が可能となります。