【2025年版】ブログサービスのおすすめ5選。初心者向けサービスを徹底比較
「ブログを始めてみたいけれど、どのサービスを選べばいいのか迷ってしまう」
そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、ブログサービスには、それぞれ特徴や得意分野があり、用途に応じて最適なサービスが異なってきます。
今回は、人気のブログサービスの特徴や選び方について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
これからブログを始めようと考えている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
下記の記事も参考にお読みいただくと、よりイメージしやすいかと思います。
【関連記事】
・ブログの始め方はどうするのがベスト?ブログ運営のメリットとは
・ブログで収入を得るには?広告収入の仕組みと方法を徹底解説
ブログサービスの種類
ブログサービスは、大きく分けて以下の3種類に分類されます。
1.無料ブログサービス
アカウントを作成するだけで、すぐにブログを開設できるサービスです。
後述しますが、はてなブログやアメーバブログなどが代表的で、初期費用がかからず、専門知識も必要ありません。
ただし、プラットフォームの広告を非表示にできなかったり、デザインのカスタマイズに制限があったりする場合があります。
また、収益化ができなかったり、アフィリエイト広告が禁止されていたりすることも多く、ブログ運営ビジネスとしてはやや不向きといえるでしょう。
2.WordPressなどのCMS
より本格的なブログ運営が可能なコンテンツ管理システムです。自由度が高く、SEO対策もしやすいのが特徴です。
一方、サーバーやドメインの契約が必要で、ある程度の技術的な知識も求められます。
サイトやブログを運営して、本格的に事業化したいという方にはおすすめの方法です。
3.有料ブログサービス
無料サービスの広告を非表示にしたり、高度なカスタマイズを可能にしたりする、プレミアムプランのサービスです。
初心者でも扱いやすく、かつ本格的な運営も可能という特徴があります。
おすすめのブログサービス
続いて、数あるブログサービスの中でも、特におすすめのサービスをいくつか紹介します。
まずはスタートしてみたい初心者向けのものと、本格的な運営を希望される方向けのものを分けてピックアップしています。
初心者におすすめ
1.はてなブログ(無料版/Pro)
リンク:はてなブログ
はてなブログは、シンプルで使いやすいインターフェースが特徴のブログサービスです。
無料版でも十分な機能があり、Proプラン(月額1,080円)ではWordPressに匹敵する機能も利用できます。
はてなブログ独自のコミュニティがあり、読者を集めやすい点も魅力です。
2.アメーバブログ
リンク:アメーバブログ
アメーバブログは、日本最大級のブログプラットフォームとして知られています。
スマートフォンからの投稿が使いやすく、芸能人ブログも多数存在する人気サービスです。
コミュニティ機能が充実しており、ジャンルごとの交流も活発です。
3.note(ノート)
リンク:note
noteは、文章作成に特化したプラットフォームで、クリエイターの情報発信の場として人気です。
記事の有料コンテンツ販売機能があり、収益化を目指す方にも適しているツールといえるでしょう。
定期購読マガジンなどが発行できる、プレミアムプラン(月額500円)も用意されています。
シンプルなデザインで、文章を書くことに集中できる環境が整っています。
4.楽天ブログ
リンク:楽天ブログ
楽天ブログは、楽天会員であれば誰でも無料で利用できるブログサービスです。
楽天市場との連携が強みで、楽天スーパーポイントと連動したシステムがあります。
デザインテンプレートが豊富で、初心者でも簡単におしゃれなブログを作成できます。
スマートフォンからの投稿も簡単にできるため、日常の記録としても使いやすいでしょう。
5.ライブドアブログ
リンク:ライブドアブログ
老舗ブログサービスとして知られ、シンプルで使いやすいインターフェースが魅力です。
広告表示はありますが、アフィリエイト広告の掲載も認められており、収益化を目指す方にも向いています。
独自ドメインの設定も可能で、無料ブログながらも本格的な運用ができる点が評価されています。
本格運営向け
6.WordPress.org(自分でサーバーを設置する方式)
リンク:WordPress.org
WordPressは、世界で最も使われているCMSで、極めて高い自由度を誇ります。
過去にも何度も当サイトで紹介してきました。
【関連記事】WordPress(ワードプレス)でホームページ制作をする際の準備と手順
プラグインやテーマによって機能拡張が可能で、本格的なWebサイト構築にも対応できます。
SEO対策や収益化の面でも優れており、長期的な運営に適しています。
7.WordPress.com(サービス型)
リンク:WordPress.com
WordPress.comは、WordPressの簡易版として利用できるサービスです。
サーバー管理などの技術的な部分を気にせず、WordPressの機能を利用できます。
有料プランでは独自ドメインの使用やより高度なカスタマイズが可能になります。
WordPressの2種類の違いについては、下記の記事を参考にしてみてください。
【関連記事】WordPress.orgとWordPress.comの違い
8.Wix
リンク:Wix
Wixは、ドラッグ&ドロップでWebサイトを作成できるサービスで、ブログ機能も充実しています。
デザイン性に優れており、プログラミングの知識がなくても美しいブログを作成可能です。
基本プランは無料ですが、独自ドメインや広告の非表示などには有料プランが必要となります。
AIを活用したサイト制作支援機能もあり、初心者にも使いやすいサービスといえるでしょう。
9.FC2ブログ
リンク:FC2ブログ
老舗の無料ブログサービスで、カスタマイズ性の高さが特徴です。
HTML/CSSの編集も自由にできるため、デザインにこだわりたい方にも適しています。
アフィリエイト広告の掲載も可能で、収益化を目指す方にも人気があります。
有料プラン(月額500円程度)では広告非表示や独自ドメインの設定も可能です。
10.Seesaaブログ
リンク:Seesaaブログ
SEO対策に強みを持つブログサービスとして知られており、検索エンジンからの訪問を重視する方に適しています。
テンプレートの種類も豊富で、デザイン性も高いブログが作成可能です。
アフィリエイト広告の掲載も自由に行え、本格的な収益化を目指す初心者にもおすすめのサービスといえるでしょう。
無料ブログのメリットデメリット
ブログを一から始める際、まずは無料ブログサービスからトライしたいという方も多いでしょう。
ここでは、無料ブログのメリットとデメリットを詳しく解説します。
無料ブログのメリット
まず無料ブログのメリットとしては、下記の4点があります。
1.初期費用ゼロで始められる
無料ブログの最大の魅力は、文字通り「無料」で始められることです。
サーバー費用やドメイン費用などの初期投資が一切不要なため、気軽にブログを開設できます。
特に趣味でブログを書きたい方や、ブログ運営を試してみたい初心者の方には大きなメリットとなるでしょう。
2.専門知識が不要
WordPressなどのCMSと比較して、技術的な知識がほぼ全く必要ありません。
アカウント登録だけで簡単にブログを開設でき、初心者でも直感的に操作できるインターフェースが整っています。
HTMLやCSSなどの知識がなくても、テンプレートを選ぶだけでおしゃれなブログが作れる点も魅力だといえます。
3.運営会社によるサポートが付属する
サーバーのメンテナンスやセキュリティ対策は、すべてサービス提供会社が行ってくれます。
自分でサーバー管理をする必要がないため、ブログの執筆に集中できるというメリットがあります。
また、万が一のシステムトラブル時も、運営会社が対応してくれるため安心です。
4.コミュニティ機能が充実している
多くの無料ブログサービスには、独自のコミュニティ機能が備わっています。
はてなブログの「はてなブックマーク」やアメーバブログの「アメンバー」など、読者を獲得しやすい仕組みが整っています。
特に新しいブログでは、検索エンジンからの流入よりも先に、プラットフォーム内のコミュニティから読者を獲得できる点が大きな強みです。
無料ブログのデメリット
対して、無料ブログのデメリットとしては、下記のような点が想定されます。
1.自由度の制限
デザインのカスタマイズや機能の追加に制限があることが多く、思い通りのブログを作るのが難しい場合があります。
特にブログのデザインにこだわりたい方や、独自機能を追加したい方にとっては大きな制約となるでしょう。
また、サービスによっては使用できるプラグインや拡張機能も限られています。
2.広告が表示されてしまう
無料プランでは、サービス提供会社の広告が表示されることがほとんどです。
この広告は自分でコントロールできず、時にはブログの見た目や読みやすさを損なうこともあります。
また、表示される広告の内容によっては、ブログの印象にも影響を与える可能性があります。
3.収益化の制限
多くの無料ブログサービスでは、アフィリエイト広告の掲載に制限があったり、完全に禁止されていたりします。
事業としてブログを収益化したい場合、この制限は大きなデメリットとなります。
将来的に本格的な収益化を考えている場合は、最初からWordPressなどの自由度の高いプラットフォームを選んだ方がいいかもしれません。
4.データの所有権とリスク
無料ブログのデータは基本的にサービス提供会社のサーバーに保存されており、完全な所有権があるとはいえません。
また、サービスの突然の終了や規約変更によって、これまでの記事が失われるリスクも存在します。
過去には大手の無料ブログサービスが突然終了したという事例もあるため、重要なコンテンツは別途バックアップしておくことをおすすめします。
5.独自ドメインの制限
多くの無料ブログサービスでは、URLは「〇〇.hatenablog.com」「〇〇.ameba.jp」のようなサブドメインとなります。
ブランディングやSEOの観点からは、独自ドメイン(例:www.○○.com)の方が有利ですが、無料プランでは使用できないことが多いです。
本格的なブログ運営を考えている場合、この点は大きなデメリットとなるでしょう。
6.ブログ売却が実質不可能
一般的に無料のブログサービスでは、アカウントを他者に譲渡することは原則禁止されています。
よって、万が一あなたのサイトがどれだけ多くのユーザーを集められるものになっても、売却はできないと考えておきましょう。
事業の出口戦略として、売却を検討されている方はWordPressでの運営がおすすめです。
ブログサービスの選び方
ブログサービスを選ぶ際は、以下の5つのポイントを意識するといいでしょう。
1.目的にあったサービスを選ぶ
説明してきた通り、運営目的(趣味・副業・ビジネスなど)によって、最適なサービスは異なります。
趣味であれば無料サービスでも十分テストしながら継続できるでしょう。
一方で、収益化を目指すのであれば、無料サービスではかなり不自由なシーンが多くなるはずです。
WordPressなど、やや手間がかかるものでも本格的で柔軟なプラットフォームを検討しましょう。
2.自身のスキルや知識にあったサービスを選ぶ
WordPressなどは自由度が高く、収益化にも向いている一方で、ある程度の技術的な知識は必要になってきます。
とはいえ、初心者の方でもコツコツと運営していれば、すぐに慣れてしまうレベルです。
それでもどうしても不安という方は、まずは操作が簡単なサービスからスタートするといいでしょう。
ある程度コンテンツ(文章)を制作できる段階になってきたら、本格的にWordPressにトライという流れでもいいと思います。
3.予算
サーバー費用やドメイン費用、有料プランの月額費用など、継続的にかかるコストを考慮しましょう。
初期は無料サービスで始め、需要が見えてきてから有料サービスに移行するという方法もあります。
工夫をすればコストは削減できるため、なるべく出資を控えながら進めることをおすすめします。
4.カスタマイズ性
デザインや機能のカスタマイズがどの程度必要かを考えましょう。
シンプルなブログでいい場合は無料サービスで十分です。
独自のデザインや機能を求める場合はWordPressなどが必須となります。
5.SEOへの対応
検索エンジンからの流入を重視する場合は、SEO対策のしやすさも重要な選択基準となります。
WordPressはSEOに特化したテーマやプラグインも準備されており、特にSEO対策に優れているプラットフォームです。
まとめ
ブログサービスの選択は、将来の運営方針を左右する重要な決定となります。
サービスを選ぶ際は、まず自分の目的を明確にした上で、適切なサービスを選択するようにしましょう。
趣味での運営なのか、ビジネス利用なのかによって最適なサービスは大きく異なってきます。
また、自身の技術レベルと利用可能な予算についても十分に考慮する必要があります。
さらに、将来的な拡張性についても検討しておくと、後々の運営がスムーズになるでしょう。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。