サイト売買でアフィリサイトを100万円も高く売るコツとは?
あなたはアフィリエイトサイトを運営されていますか?
今回は、アフィリエイトを既にやっている方、これから始める予定の方にむけて、サイト売却のコツについてお話します。
現在、アフィリエイトサイトの需要は高く、法人に売却できる可能性は非常に高いです。
ただ注意したいのが、コツを覚えていないと、売却金額がかなり下がってしまうということです。
逆にコツさえ押さえておけば、100万どころか200万円、300万円上乗せすることも可能です。
1円でも高く売りたいというのが本音だと思いますので、予習も兼ねて参考にしていただけたらと思います。
目次
なぜアフィリサイトは売れるのか?
アフィリエイトサイトを買収する目的はさまざまですが、
・お金が余っている法人が投資対象(新規事業)として、あるいは節税の目的で買収する
・個人で、不動産投資のようなイメージで買収する
・フリーランスの方が勉強のために買収する”
などの人が増えています。
なぜアフィリエイトサイトの需要が高まっているのかというと、ポイントは3点あります。
1、アフィリエイト業界が伸びている
アフィリエイト市場は、日々成長しており、いま注目が高まっています。
よって、アフィリエイトサイトの運用実績がない法人でも、潤沢な資金があれば、事業参入を決意することが多いです。
しかし無知の状態で一からサイトを立ち上げるとなると、時間がかかってしまいます。
そこで時間をお金を買うという意味で、既存のサイトを買収するという選択をすることが多いです。
アフィリエイト業界がどれだけ伸びているかとういことを数字で分析したいと思います。
ASP業界NO.1である“A8.net”の決算報告書から、登録サイト数のデータを引用すると、
2016年第1Q 200万6778サイト
2016年第2Q 205万9390サイト
2016年第3Q 210万7428サイト
2016年第4Q 215万4462サイト
A8ネット決算報告書より 引用
という推移がみられます。
第1Qすなわち3カ月間に、約5万サイトの新規登録がされています。
つまり1カ月で約1万6000サイト、1日で約550サイトの新しいアフィリエイトサイトがこの世に誕生しているということです。
これはあくまでA8.netのみの数字なので、他のASP登録数を含めると、1日あたり700サイト以上伸びていることも予想されます。
このことからも、成長性のある活発な業界であることが読み取れます。
【関連記事】アフィリエイトサイトを売却(譲渡)する3つの方法やサイト売買の相場
2、節税のために買収を検討する法人が多い
過去にサイト買収した法人の中には、買収金額のうち70%を広告宣伝費として計上したという事例があります。
(※いろんなケースがありますので、よく税理士さんと相談して、アフィリエイトサイト買収をどの経費として計上するかはきちんとご相談くださいませ。)
最近では、フィンテックなどの金融とIT技術が融合したような産業もあります。
つまり、形のない情報空間でのビジネスになりますので、儲かる企業は儲かります。
そうなると当然、税金がかかってきますので、キャッシュフローを生み出す事業に投資をして、できれば経費を多めに計上したいわけですね。
そうなると・・・そう。前述したケースがあるように、アフィリエイトサイトが検討される訳です。
【関連記事】サイト売買ではなぜアフィリエイトサイトが売買されやすいのか?
3、アフィリエイトサイトは、ネット上の不動産投資
不動産投資や太陽光発電、風力発電のような投資に将来性を見出せないため、サイトを買収するという方は多いです。
不動産なら投資資金回収に10年以上かかるのに対し、アフィリエイトサイトは1年半~2年程度で回収できます。
もっといえば、不動産や太陽光発電などは、収入のアッパーがあります。
例えば、部屋数はいきなり増えませんし、太陽の照射時間はいきなり2倍になることはありません。
しかし、アフィリエイトサイトは、記事数やCV率の改善などで、いくらでも収益をあげることが可能です。
不動産や太陽光の場合、収益アップ=もう1棟購入、という選択になるので金銭的リスクが高いのです。
それに対して、アフィリエイトサイトは、ライターさんの人件費程度ですから、その差は歴然としています。
このように投資としてのメリットが大きいため、買収希望者が増えています。
【関連記事】サイト売買はリフォーム転売(不動産)と本質的に同じである理由
では、どうすればより高くアフィリエイトサイトを売却できるのか?
そもそもサイトの相場がわからない方が大半だと思いますので、まずは金額の設定方法について説明します。
直近半年間の売上より、人件費、広告宣伝費など運営に関わる全ての経費を差し引いて、ひと月あたりに平均した利益を計算します。
サイト売買では、このひと月あたりの利益をベースとして、何カ月分かを掛けた金額を設定するという方法が一般的です。
相場は12カ月~15カ月とされていますが、私たちサイトマでは、効果的なPRを行うことによって17カ月~18カ月での売却実績があります。
【関連記事】サイト売買の相場は?売却と買収の際、気をつけたい4つのこと
ここで注意すべきなのが、ベースとなる利益計算の過程において、人件費をどう捉えるか?ということです。
例えば、外注のライターに1記事300円で依頼していたとしたら、この場合の人件費は、300円×(記事数)ということになります。
これは当然ですが、よく忘れてしまうこととして、ご自身で執筆している場合。
これは、時給1,000円×(記事更新に要した時間)で計算するといいでしょう。
アフィリエイトサイトを自分で更新している方は、人件費がかかっていないように勘違いしがちなので、注意するようにしてください。
(この計算を怠ることで、後にトラブルに発展することがあります。)
重要!ここからが本題の100万円高く売るためコツ
結論から言うと、必ず運営を外注化するということです。
例えば、1カ月に100記事の執筆をしていたとして、ご自身でひと記事あたり1時間かかっていたとしたら、人件費は時給1,000円×100時間=100,000円となります。
しかし外注ライターを起用すると、ひと記事あたり200円~500円で依頼することが可能です。
ひと記事あたり300円だと仮定すると、人件費は300円×100記事=30,000円に抑えることができます。
ご自身で運営している場合と比べ、人件費の負担が小さくなったことにより、1カ月あたりの利益は70,000円も大きくなります。
サイト売買の相場は12カ月~15カ月ですので、外注することで840,000円~1,050,000円もの金額を上乗せされることになります。
自分で運営しているか外注しているかという差があるだけで、サイトの価値は変わらないという主張も気持ちとしてはわかるのですが、このような金額設定が市場の流れとなっています。
経費を計算する上で、算定根拠を明確にしておかないと、売却後に弁護士を通して返金を要求されるなど泥臭い話になるケースも多いのです。
ここは注意が必要です。
より好条件で売却するためには、外注化して自分の人件費をできるだけ下げるということや、できるだけ単価を安く設定している主婦の方などを外注先として選択するなどの工夫をしてください。
ご自身で時給1,000円で執筆しているサイトも素晴らしいと思うのですが、あなたでないと書けないサイトという認識されてしまうことで、売却が難しくなります。
(余談ですが、法人の売却も、社長に依存した会社は買収されにくいケースが多いです。)
買収後、これまで通り記事の執筆が可能かということも重要なポイントです。既に外注化されているサイトの方が有利に交渉を進めることができます。
よって、もしアフィリエイトサイトを100万円高く売りたいのであれば、外注化することをおすすめします。
【関連記事】サイト売買であなたのサイトを高く売るための3つの対策
ご覧頂きましてありがとうございました。少しでもご参考になれば幸いです。
もし宜しければ、「ブックマーク」や「お気に入り登録」をして、何度も読み返して知識としてください。きっと今後も参考になるはずです。
あなたのサイト売買が成功されることをお祈りしております。
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