サイト売買では、なぜ「ライター譲渡」が人気で高く売れるのか?
「外注ライターも譲渡する案件があるけど、実際どうなんだろう」と、ふと考えたことはありませんか?
数は多くはないですが、たまに出てくる案件です。
実は、「数が多くない」というところがポイントなのですが、需要はあるのに、そういった売却案件は多くないのです。
しかも、外注ライター譲渡も可能な案件は、外注ライターにとっても、売り手、買い手、そして私たち仲介にとっても、誰にもメリットが高い案件なのです。
なぜでしょうか?
今回は、外注ライター譲渡可能案件にフォーカスして、解説していきます。
特に、売り手さんは必見です。
自分のサイトの価値を高めたい、高く売却したいと考えている売り手は、ぜひ最後までご覧いただき、今後の参考にしていただければ幸いです。
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そもそも案件数が多くない
そもそも、なぜ外注ライター譲渡可能な案件が、そこまで多くないのでしょうか。
答えは簡単です。
一人で運営している売り手が多いからです。
売り手一人の運営で十分に回るサイト運営という場合がほとんどなのですが、ジャンルやコンテンツごとに外注ライターを抱えるというやり方の売り手さんもいらっしゃいます。
クラウドソーシングで外注ライターを募集し、得意分野の記事をそれぞれ描いてもらう。
こういった方法で運営者本人が記事作成しなくとも運営できる仕組みを作っている状態です。
しかし、このような運営方法は、誰でもできるわけではありません。
外注ライターへのキーワード選定や記事チェック、良い記事を書いてもらうためのモチベーション維持などの、管理するスキルやコミュニケーション能力が必要だからです。
よって、外注ライターを管理できる(または、管理しながらでもサイト運営したい)売り手が少ないこともあり、そのような案件自体が売りに出ることが少ないのです。
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だからこそ、買い手からの買収需要が高い
このように、仕組み化されたサイト運営は、サイト買収する側になると、大変ありがたい案件なのです。
外注ライターが優秀であればあるほど、運営者の手間は減るため、運営を自動化することも可能です。
不動産でいうと、管理会社にマンション運営を任せるようなものです。
とくに、初めてサイト買収をする企業にとっては、サイト運営のノウハウを持つ外注ライターを一緒に譲渡してもらえることで、かなり運営のスタートが楽になるのです。
できれば、手離れの状態でサイトが回っていることほど買い手にとってありがたい条件はないのです。
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関わるすべての人にメリットがある
そして、実はこの外注ライター譲渡可能な売却案件こそ、関わる全ての人にメリットがあります。
買い手については、先ほど話した通りです。
実は、ライターにとっても、引き続き仕事ができるというメリットがあります。
サイト運営者が変わることで仕事がなくなることもなく、引き続きライターとしての仕事を継続できるのです。
また、買い手にとっても、外注ライターの運営は重要です。
サイト購入後も、同じライターに続けてもらいたいために、記事単価の値上げを提案をされる企業様もいらっしゃいます。
採用から教育までの手間がなく、実績のある記事を作成できる外注ライターは、そう簡単に見つかるものではありません。
ですから、こういった単価交渉もするのです。
そして、売り手にとってもメリットがあります。
それは、外注ライターも譲渡できるという時点で、外注ライターとよい信頼関係を作ってきた証ですし、管理能力が優れていると評価する買い手もおり、サイトと売り手の評価も上がるのです。
私たち仲介としても、買い手に紹介しやすい案件であり、売り手様であることが多いため、早く売却できる可能性があります。
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まとめ
サイト売買で、なぜ外注ライター譲渡が人気があるのかについて解説してきました。
・そもそも案件数が多くないから
・売り手からの買収需要が高い
・関わるすべての人にメリットがある
実は、外注ライター譲渡可能な案件というものは、とても優秀な案件なのです。
ぜひとも、あなたのサイト売買にお役に立てれば幸いです。
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ご覧いただきまして、ありがとうございました。