サイト売買で本当に売却できるの?サイト買収者の本音「3,買い手の4タイプ」
こちらの記事の続きです。
>>サイト売買で本当に売却できるの?サイト買収者の本音〜1,時間が買える〜
>>サイト売買で本当に売却できるの?サイト買収者の本音〜2,お金を使いたい〜
今回は、購入者の意外な?属性についてご紹介していきます。
1、IT系の法人
購入される方は、ネット関係の法人さんが多いです。
ポータルサイト、通販サイト、マッチングサイトなど、運営されている法人様です。
ですから、親和性の高いサイトを購入されたり、思い切って新規事業としてあたらしいサイトを購入されていくこともあります。
重要なのは、法人を相手に販売することになりますので、きちんと数字で交渉していく必要があるということです。
漠然といいサイトです!というのではなく、「◯◯という数値になっているから、◯◯である」と、細部に至るまで説明するべきでしょう。
こちらの記事でも説明しましたが、サイトの財務状況はPL表(損益計算書)に落とし込み、一目で判断できるとスムーズです。
>>売却できるサイトの条件とは?すぐにサイト買収されるためのポイント
また、譲渡後のサーバーなどの引っ越し作業も、サイトにアプリを連携させている場合は非常に作業が複雑になるため、専門家が必要になってきます。
これらすべてを把握し、説明できる状態で売りに出した方がスムーズで賢明だと思われます。
2、非IT系の法人
意外にもこういった方々の購入も目立ちます。
飲食店、学習塾、不動産、介護関係の社長さんなどが、買いたい!と手を挙げてくれます。
それも、不動産関係の法人様が、釣り関係のサイトを購入したり。
学習塾の経営者さんが、飲食関係のサイト購入を検討したり。
売り手様も、「まったく違う業種の方が買っていきましたね。」と、驚かれることもあります。
こちらの記事でもご紹介しましたが、サイトを売る方が「このサイトは売れないかも・・・。」などと、決めつけてはいけないのです。
>>サイト売買で本当に売却できるの?サイト買収者の本音〜1,時間が買える〜
>>1年半で約1億円分のサイトを売却した私達が教えるサイト売却のコツ
3、サラリーマン、個人事業主
意外にも、交渉に応じてくれることがあります。
サラリーマンの方々は、100万円以内の案件に交渉が集まる傾向にありますが、個人事業主ですと1000万円以内までと、幅が広がります。
もちろん法人と違い、莫大なキャッシュを一気に払えない場合もありますので、分割払いというイレギュラー対応もあります。
彼らの購入理由の大半は、起業ネタや新規事業ネタ。あるいは、副業としてです。
近年、個人アフィリエイターの数も増えていますから、法人のアフィリエイトサイトや、ポータルサイト、マッチングサイトなどに目をつけてくれることもあります。
実際、サイトマの代表もサラリーマン生活中に、法人からサイトを買収しております。
だれがサイト購入者になるか、わからないものですよね。
4、公務員
かなりレアケースですが、公務員の方も購入されていくことがあります。
よくあるパターンとしては、退職後のあたらしい収入源として、という理由です。
あまり複雑な仕組みでなければ、いろんなサイトへ交渉を申し込んでくれることがあります。
なかには、税務や財務関係につよい方もいますから、しっかりとサイトデータは用意しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あなたもサイトを売ってみると、想定していない方々と出会うことがあります。
大事な事は、買い手の業種が同じであろうが異なっていても、あなたのサイト運営者にふさわしいかどうか?を見極めるということです。
「数か月前に売った先が、少し運営しただけでぜんぜん更新していない・・・。」
なんていうことにならないように、慎重に販売を進めていきましょう。
ご覧いただき、ありがとうございます。
【関連記事】