サイト売買でいくら売り上げがあれば、サイトを売ることができるのか?
「結局、サイト売買っていくら売上があれば、売れるの?」と、疑問が浮かぶことがありますよね。
サイト売買は情報がすくなくて分かりにくいですよね。
そのため私たちサイトマには、「サイトの売り上げはいくら必要ですか?」という質問をいただくことがあります。
そこで、『いくら売り上げがあれば、サイトを売ることができるのか?』というテーマで解説をしていきます。
漠然とした不安がなくなると思いますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
▼動画ですと8分ほどでご覧になれます▼
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サイトを売却する際に、もっとも重要なこと
ずばり。サイトからの売上があり、営業利益が出ていることです。
これがなければ、買収されにくいサイトとなります。
逆にこれがあれば、売却の可能性が高くなります。
気になる売却金額の算出方法を紹介します。
まずは1か月の営業利益を算出します。
そして、直近6か月を平均した値をもって、売却金額を設定していきます。
おおまかな営業利益の算出方法はこちら↓
そして、売却金額算出の数式は以下のとおりになります。
(直近6か月の営業利益平均値)×17〜24か月=売却金額
この式で金額設定されることが、標準となりつつあります。
つまり、直近6か月の営業利益平均値が50万円であれば、850万円〜1200万円ということになります。
しかし、必ずしもこうなるわけではなく、あくまでこのような考え方で取引されることが多い、というだけです。
500万のときもあれば、1000万のときだってあります。あくまで目安程度にしておきましょう。
結局は、買主と値段を決定するのです。
まわりがそうだから、という理由で売却を合わせる必要はありません。
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では、どれくらい営業利益があったらいいのか?
月に10万円以上の営業利益が出ていれば売却の可能性は高くなります。
なぜなら、10万円以上出ていれば、企業からの交渉が多くなるからです。
逆に、月に5万円、1万円の営業利益の場合、交渉数はかなり少なくなります。
どれだけ交渉数が下がるか?弊社実績をご紹介します。
月の営業利益が10万円以下のサイトは、交渉数が最大で約73%ダウンするという結果があります。
交渉数が10件あるのに対して、2〜3件しか入らないのです。
【関連記事】サイト売買で1億円以上を仲介した私達が教えるサイト(ブログ)売却のコツ
ただ、交渉数が少ないからといって、売れないことありません。
月に5万円の営業利益しか出ていなくても、ほしいという方が現れる可能性もあるからです。
ですので希望をもって、辛抱強く売却を進めてみてください。
しかしながら、交渉数は多い方が売却の可能性が高くなることは言うまでもありません。
営業利益が少ないor0だった場合は?
「営業利益が、ほとんどないんですが・・・」
という、サイトオーナーの方もいます。
そういう場合は、他の数値に着目してみましょう。
たとえば、
・PV数
・会員数
・直帰率
・取引先数
・得意先数
など、数字としてアピールできる点を探して、交渉をしてみましょう。
ただし、上記の点でうまく交渉ができたとしても、営業利益がない場合は、最低でも6か月は辛抱強くサイト売買を進めましょう。
下手したら1年以上かかります。これくらいは覚悟しておきましょう。
なぜか?
これは、買収側の視点に立つとわかりやすいです。
想像してみてください。
営業利益がない=お金を生み出さないサイト、なのです。
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つまり、買収する側からすれば、「いつになったら買収金額をペイできるか分からない」という状態なのです。
言葉を変えると、営業利益がないサイトの購入は、博打に近いのです。
なぜなら、購入金額がかえってくる保証が、ほとんどないからです。
もしも、あなたのサイトに営業利益がない(売上もない)ということであれば、買い手にとっては「ギャンブルのような投資案件だ」と思われています。
それくらい、購入する側からすれば、手を出しにくい案件なのです。
少々、きびしい言い方ですが、買主さんの視点に立つと当然です。
逆に言えば、もしサイトを売りたければ、営業利益を出しておけばいい、ということです。
それであれば、買収側からすれば、購入金額以上のお金が生み出せるという、可能性を見出してくれます。
ずっと入居者がいない山奥の不動産より、常に満室で都心にある不動産の方が、いいですよね。
サイト売買を成功させたい場合は、営業利益に着目するようにしましょう。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございます。