サイト売買で仲介プランを活用するメリットとデメリット
「サイト売買の仲介プランってどうなんだろう?」と、疑問ではありませんか?
サイト売買の取引では、直接プランと仲介プランの2つあります。
売却する際も買収する際も、いずれかのプランを選択することになります。
では、そもそも仲介プランとはどのようなものなのでしょうか?
また、仲介プランの良いところ悪いところはどのようなことでしょうか?
本記事では、サイト売買の仲介プランについて、メリットデメリットの視点から解説をしていきます。
あなたにサイト売買の仲介というものを理解して頂きたいと思います。
これが理解できれば、仲介業者と適切なリレーションシップをとることができ、サイト売買で失敗を避け、効率よく売却や買収ができるようになります。
少しでも参考になれば幸いです。あなたのサイト売買が成功することをお祈りしております。
【関連記事】サイト売買の相場は?売却と買収の際、気をつけたい4つのこと
目次
サイト売買の仲介プランとは?
そもそも仲介プランとはどのような仕組みでしょうか?
以下のように、売り手と買い手が直接やり取りはせず、間にプロの仲介者が入り円滑に取引を進めていくプランになります。
業者によりますが、実際に売り手と買い手が直接やり取りを始めるタイミングは、譲渡直前が多いです。
対して、直接プランは、売り手と買い手がマッチングサイト上で直接やり取りを進めていくプランです。
はじめから売り手と買い手が双方で話しを進めていきますので、トラブルも多いことで有名です。
サイト売買の仲介プランと直接プランでは、どちらもメリットデメリットがあります。
あなたに合った方を選ぶと良いでしょう。
今回は、このまま仲介プランについて解説を進めていきます。
以下、仲介プランのメリットとデメリットです。
メリット1「手間がかからない」
何とってもこれです。売り手も買い手もほとんど手間がかからずに取引ができます。
例えば、私たちサイトマでは、買い手とのメール対応や電話対応、価格交渉、契約書作成、サーバーの引っ越し、ドメイン権限の移管なども、すべてサイトマが代行するパックとして提供しています。
これを自分でやるとなると、かなり時間と労力がかかります。下記、他社との比較一覧をご確認ください。
(※)エスクローサービス:仲介者がサイト譲渡完了までに、購入金額を一時的にお預かりし、持ち逃げなどを防ぎ安全にサイト売買を完了することができるサービス。
また、買い手に対しても、サイトマでは、売主様と譲渡の合意が取れた時点で、買収に関わる作業を代行することでスムーズに手続きを進めていきます。(最短で1週間以内に全て完了した事例もあります)
具体的には、売り手との面談セッティング、契約書作成、エスクローサービス、サーバーの引っ越し、ドメイン権限の移管などもサイトマが全て代行しています。
他の仲介サイトでは、全ては代行してもらえませんが、直接プランよりは手間が省けますので大変オススメです。
特に、初心者の方、時間がない方、事務的なやり取りが面倒に感じる方などは、仲介プランが適しているでしょう。
メリット2「売買成立の確率が高い」
売り手も買い手も売買成立が高くなります。なぜでしょうか?
例えば、サイトマでは、業界では異例の着手金を売主様からいただいから市場に案件として公開していきます。
>>サイトマの料金表
つまり、売主様は「かならず売却する」という前提で、買い手といきなり面談の場に登場します。
よって、買い手が買収意思を示し、売主様から合意が得られれば、すぐに譲渡手続きに入ることができます。
しかし、直接仲介の場合、実は一定数の売主様が本気で売却しようとは、考えていません。
「そもそも売れるのか?」「この買い手は交渉しても微妙だったから、やっぱり自分で運営しよう」などなど、売却の意思がブレやすい状態です。
ですから、せっかく買い手が交渉を進めていても、ちょっとしたことで破断となることも多いのです。
破断ならまだしも、売り手から連絡が来なくなることもあります。
例えば、こちらのサイトマで売却された女性の運営者のように、感情的に納得できないと、それだけで全て御断りしたケースもあります。
このように、直接仲介ですと、売り手と買い手が冷静に交渉を進めることができないため、話がまとまらないことが多くなります。
この方は直接プランで10社と交渉したようですが納得いかなかったようです…。
中には、心無いメールで感情的になり「2度とサイト売買はしない!」と、怒ってしまう方もいます。
それだけシビアな取引なのです。
メリット3「トラブルを未然に防ぎやすい」
上記したとおり、直接仲介ですと感情的になりやすいため、そもそも交渉がまとまらないためトラブルになりやすいです。
例えば、売却に合意したものの契約書を作成する前に、やはり売却をやめるという宣言をした売主様がいました。
しかし、買い手はすでに合意された事項なので、今更売却しないことは違反だと譲りませんでした。
もちろん直接仲介ですので、仲介サイトは何もできません。
結果、買い手がしぶしぶ諦めましたが、脅迫に近いような交渉をされたと嘆いていました。
このまま進めてしまえば、何かしらのトラブルがあったでしょう。
それに対して、仲介プランの場合、間に仲介が入るため、このようなトラブルは発生しないように根回しをしたり、あなたの代わりに相手を説得することもしてくれます。
つまり、感情的になり下手に傷付きトラブルに発展しにくい特徴があります。
デメリット1「手数料が高い」
直接プランに比べて、仲介プランは手数料が高いです。
なぜなら、上記あげた根回しなど見えない部分で、売り手と買い手の手続きを代行したり、円滑に良いマッチングを実現するために必然と仲介が行うことが多くなるからです。
以下のような差があります。
( GMOはすでにサービスを終了しています)
直接プランの場合、おおよそ3%に対して、仲介プランは10〜15%と3〜5倍高くなります。
ここは、どれだけラクをしたいか?安全に進めたいか?変な相手とマッチング避けたいのか?などなど、単純に料金が安い高いでは判断しにくい部分があります。
高いほどやはり手厚いサービスを受けることができるのは常識ですので、サービス重視であれば仲介プランを選択するといいでしょう。
【関連記事】サイト売買できる仲介サイトを比較する際に気をつけたい売却手数料
【関連記事】サイト売買できる仲介サイトを比較する際に気をつけたい買収手数料
デメリット2「対応している業者が少ない」
現在、仲介プランを提供している仲介業者が圧倒的に減っています。ほとんどが直接プランです。
よって、仲介プランでしっかり丁寧にやってほしい!と考えていても、数ある中から選ぶことができないというデメリットがあります。
逆に言えば、仲介プランで対応している業者が少ない分、比較する時間と手間が省けるため、時間節約にはなります。
ちなみに、わたしたちサイトマは創業から仲介プランのみにこだわってやってきております。
なぜなら直接プランでは、ほとんど顔を合わせず、電話もせず、メールだけのやりとりで終わることがほとんどだからです。
これでは、双方の運営へのモチベーションや安心感は担保されにくいデメリットがあり、私たちは仲介プランでしっかり肉声で会話をして安全に売買してほしいという思いがあります。
デメリット3「あなたにノウハウが蓄積されない」
売り手も買い手も、ほとんど自分たちでやることがないため手間がかからないメリットがありますが、その分作業をしないためノウハウが得られません。
契約書を作成したり、サーバーの引っ越し、ドメインの移管、などなど、これらを手間と判断するのであれば仲介プランで良いと思います。
しかし、どうしても自社で経験してみたい!という意思があるのであれば、はじめから直接プランを選択されると良いでしょう。
何度か取引を進めていけば、サイト売買に関わる作業のノウハウは蓄積されていくはずです。そうなれば、今後の安い手数料でサイト売買を行うことができるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
サイト売買で仲介プランを活用するメリットとデメリットについてまとめてきました。
メリット1「手間がかからない」
メリット2「売買成立の確率が高い」
メリット3「トラブルを未然に防ぎやすい」
デメリット1「手数料が高い」
デメリット2「対応している業者が少ない」
デメリット3「ノウハウが蓄積されない」
サイト売買取引の参考になれば幸いです。