サイト売買とは?本質的な意味について教えます

「サイト売買って、どういう意味だろう?イメージはつくけど、具体的に何するんだろう?」

そんなことを考えたことはありませんか?

私も初めはそうでしたし、自己紹介で「サイト売買」という言葉を使っても、ピンとくる人は稀です。

では、サイト売買の本質を理解していただけるように、解説していきます。

【関連記事】サイト売買の相場は?売却と買収の際、気をつけたい4つのこと

サイト売買=サイトの売り買いではない

サイト売買と聞くと、「すでに作られたウェブサイトを売買する」と思いがちですが、違います。

正確には、半分合っていて、半分違います。

サイト売買の本質は、事業譲渡です。

 

サイトはあくまで表面的であって、本質は一つの事業(ビジネス)です。

どういうことでしょうか?

例えば、ECサイトをイメージしてみましょう。

基本的にはその商品を作っている海外の工場や、工場の従業員、商品の製作ノウハウ、在庫など、全て含めての譲渡になります。

ECサイトそのものの売り買いは表面的なことです。

よって、ECサイトを売却したい場合、上記など全てを基本的には譲渡する必要があります。

なぜなら、買い手が「ビジネス」を欲しているから、です。

【関連記事】サイトは売ろうと思って売れない!サイトM&Aの真実とは?

サイト買収=ビジネス買収

よって、サイトを買いたい人は、サイトを買いたいのではなく、ビジネスを買う感覚でサイト買収をしています。

そのサイトが生み出しているビジネスをそのまま継続したいのです。

もし売却をしたい場合、買収する側の気持ちになってみましょう。

そうすれば、どんなサイト、どんなビジネスなら買収したいと思うのかがイメージしやすいかもしれません。

 

ただ、すでにビジネスとして回っているものだけではなく、今は運営していないサイトや、継いでいく人がいないサイトなど、「起動に乗っていないor眠っている事業」を欲しい方もいらっしゃいます。

そのサイトを運営することで起業する人もいます。

ですので、ビジネスとして成立していなくても、売却ができないということではありません。

【関連記事】売れないサイトの特徴とは?売れない確率50%〜100%でまとめました

 

サイト売買とは、ビジネスの可能性を広げるだけでなく、自分の生きがいを誰かの生きがいにすることもできる素晴らしい事業譲渡です。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。 

エベレディア株式会社 代表取締役会長 中島優太

日本唯一の「サイトM&Aアドバイザー®」
エベレディア株式会社 代表取締役会長

中島優太

著書に「超入門! サイトM&A1年目の教科書 -売却編-」。サイトM&A業界の不親切に疑問を持ち、2016年5月に親切丁寧に売買仲介する「サイトマ」を創業。取引累計額15億円以上、400件以上を直接対面で仲介(2024年10月時点)。NHKクローズアップ現代プラスに専門家としてコメント。2019年アメリカはシリコンバレーにて講演。新聞、ラジオ、ビジネス雑誌に多数掲載。

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