サイト売買の詐欺なんて怖くない!◯◯と考えれば同じ!
先日、アフィリエイトコミュニティのセミナー講師として登壇させていただきました。
(※当日の様子)
テーマは「自分のサイトを高く売却するためのノウハウ」でした。
その中でいただいた質問で、特に印象だった受講生の声があります。
それは、「サイトを売るより買う方が怖い」という意見でした。
「売るより買う方が怖いんです」
そんな風に感じたことがなかったので、「そういう意見もあるんだ!」と良い衝撃でした。
なぜ怖いと感じるのかを聞いてみたところ、騙されているんじゃないのかと感じるから、という回答でした。
なるほど。確かに。
直接会うこともないので、大きな金額を払うと考えると騙されるかもしれない、と多少たりとも感じてもおかしくないですよね。
詐欺を見抜く方法
その中で説明させていただいた黙れさないための方法が、こちらです。
例えば、交渉が進む中で「証拠をもらう」という方法があります。
売上であれば、売上が証明できる画面のスクリーンショットをもらう、アクセス数なら グーグルアナリティクスの閲覧付与をしてもらって確認する、などです。
もし虚偽の報告であれば、証拠は出せないので、この時点でアウトです。
そして、最終的に買収を決断する前には、電話かスカイプで会話することをお勧めいたします。
相手の存在の確認と本当にこの人から買収してもよいのかをするにも、直接話すことは重要です。
ただ、こちらは、直接取引きの際の注意点です。
仲介業者を使う場合は、基本的には怪しい人は除外していることが多いので安心して取引ができます。
双方の合意があれば、直接会って話すことも可能ですが、基本的に日本各地にお住いのため、スカイプ面談で売買成立前に、最終確認をすることが一般的です。
弊社の場合であれば、売主様と買主様、弊社スタッフの三者面談を設定しており、面談前に秘密保持契約書(NDA)を締結するため、お互いの住所や本名がわかります。
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買収問い合わせは、賃貸物件見学と同じ
実はよく考えみると、サイトを買うことと、賃貸の部屋を借りることは似ています。
サイトURL=物件
サイト売買仲介会社=賃貸仲介会社
PL表(アクセス数や売上)=間取りや家賃などの情報
あなたが部屋を借りる際、ネットで気になる部屋があれば、見学するために仲介会社に問い合わせて、見学に行きます。
そこで気に入れば、その部屋は同じ間取りでも、階層が違っていたり、南向きだったりで、まったく同じ部屋は一つもなく、早い者勝ちとなり即決する人もいるでしょう。
そこでそのマンションのオーナーさんに会うことは、滅多にないと思います。
サイト買収も同じで、気になるサイトがあれば、中身(サイトURLとPL表)を見るために、サイト仲介会社か買主本人に問い合わせて、資料をもらいます。
そこでサイトが気に入れば、同じコンテンツを扱うトレンドサイトでも、デザインが違ったり、読みやすかったりと、まったく同じトレンドサイトは一つもなく、早い者勝ちとなり即決する人がいます。
しかし、仲介を通すサイト買収の場合は、即決してもすぐには買えません。
PL表の数値が本当に正しいのかを、買収前に確認作業が入ります。
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具体的には、グーグルアナリティクスの閲覧付与をしてアクセス数を確認したり、売上が証明できる画面のスクリーンショットをもらうなどの確認です。
それだけではなく、マンションのオーナーでいう売主様とスカイプ面談までします。
実は部屋を借りることよりも、何倍も安全に取引ができるのです。
サイト買収という、人生において機会が少ないイベントだからこそ慎重になるものの、正しい方法で買収すれば、何も怖くありません。
サイト売買の詐欺なんて怖くない!賃貸選びと考えれば同じです!