サイト売買の仕組みとは?どんなサイトが売りやすいのか?
サイトM&Aと聞くと難しいイメージがありますか?
実は、仕組みは非常にシンプルです。どうぞ、ご安心ください。1つずつ解説していきます。
【関連記事】サイト売買の相場は?売却と買収の際、気をつけたい4つのこと
1、マッチング
まず、売り手と買い手が出会うところから全てがスタートします。
その後、売り手と買い手が交渉を進めていく、もしくは仲介会社が交渉を代行して譲渡します。
しかし、下図にあるように、売り手と買い手が出会うためには2つの方法しかありません。
「①仲介サイトでマッチング」と「②共通の知人を通してマッチング」です。
(共通の知人には銀行やアフィリエイトサービスプロバイダ担当者なども含まれます)
要するに、売り手は2つの方法を用いて、買い手とマッチングする必要があります。
マッチングするまでに時間がかかるサイトや、そうでないサイトがありますが、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【関連記事】サイト売買とは?3億円以上を仲介した私達が教えるサイト(ブログ)売却のコツ
2、マッチング後は手続き
買い手とマッチングができ、交渉の結果、譲渡金額等が決定したとします。
次に行うことは契約書の作成、譲渡金の受け渡し、webサイトの引っ越しになります。
仲介業者によって、その方法や進め方は異なりますので、その仲介業者のアナウンス通りに進めてみてください。
ただし、あくまで「①仲介サイトでマッチング」で進めた場合の話です。
「②共通の知人を通してマッチング」で進めた場合、契約書や譲渡金額の受け渡しなど、双方で進めていくとトラブルになるケースが非常に多いです。
ぜひとも、プロに外注するなどしてください。
どんなサイトが売りやすい??
2018年8月現在、市場でもっとも多く取引されているwebサイトは、いわゆるコンテンツサイトと言われるものです。
アフィリエイトサイトなど、SEO対策がされており、キーワード検索で集客し収益をあげているビジネスモデルは最も売却がしやすいです。
私たちサイトマでもコンテンツサイトが圧倒的に多く取引されています。
理由としてはいくつかありますが、まず買い手にとってのメリットが非常に大きいという点が挙げられます。
ネットショップや店舗や多くの人材を抱えるようなビジネスの場合、サイトの譲渡だけでなく、仕入れ品や店舗契約や商標権の譲渡、スタッフへの説得が必要です。
場合によっては給与体系の見直し、など、非常に労力もかかる上に、買収後すぐにスタートができないことが多くあります。
しかし、コンテンツサイトですと、webサイトそのものの譲渡のみで済むことが大半です。
つまり、買い手は、労力なく買収できすぐにスタートできるため、アフィリエイトサイトは投資金額の回収が効率的と判断します。
これが売却のしやすさに結びついています。
【関連記事】【2020年最新版】売れているサイトジャンルは?サイト売るなら今?
どんな人が買収するのか?
また、コンテンツサイト(アフィリエイトサイト)は、初心者が買収していくケースも多いです。
会社として新規事業をスタートするため、すでに出来上がっているコンテンツサイトを買収してチャレンジする。そんな会社が増えています。
逆にネットショップなどは、新しいビジネスとして取り組むにはハードルが高いと感じるようです。
しかし、ネットショップが売却できないということではありません。
近年は、アマゾンアカウントの売買なども盛んに行われています。
売り手が在庫を抱えていたとしてもアマゾンアカウントの場合、専用の倉庫を契約していることも多いです。
そのため、買収後は在庫を置くスペースを必要としないケースがあり、これが買収のしやすさにつながることもあります。
ネットショップ売却の注意点
しかしながら、ネットショップでは独自ドメインでない場合、規約上譲渡ができないこともあります。以下、表にまとめましたので、売却前には必ずご確認ください。
【関連記事】【ネットショップのサイト売買,M&A】ヤフー&楽天ショップ、アマゾン、ebayは譲渡可能か?
いかがでしたでしょうか?
大まかな流れを理解しつつ、売却しやすいサイトや、しにくいサイトの傾向を把握して、ぜひともサイト売買を成功させてください。
ご覧いただきまして、ありがとうございました。