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【サイトジャンル別】サイト売却の相場を専門家が徹底解説

サイト売却相場イメージ
「webサイトが売却できるそうだけれど、一体どれくらいの値段で取引されるのだろう?」

きっと、あなたはこのように思って、このページに来られたのではないでしょうか?

具体的にサイトM&Aを考えられており、実際の売却額がどのくらいになるのか検討材料にしたい方もいるでしょう。

この記事ではサイト売買の相場について、サイトを売却したい人向けに解説していきます。

また、サイトを買いたい人にとってもサイトをいくらで買えるのかという判断基準になるかと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

この記事があなたのサイト売買に少しでもお役に立てれば幸いです。

サイト売却の相場は?

相場イメージ

まずはじめに結論から申し上げます。実は、サイト売却市場に相場というものは存在しません。

冒頭から身も蓋もない内容で申し訳ございませんが、紛れもない事実です。

なぜなら、サイト売却金額は「サイトの売上がいくらか」、「どれくらいのアクセスを稼いでいるか」、「どんな属性のユーザーを集めているか」等といった要素を総合的に判断し、決定されるからです。

言い換えると、同じ「グルメ情報をまとめるアフィリエイトサイト」であっても「どれくらいの営業利益か?」「どのくらいの期間稼げているのか?」といった条件によって大幅に売却金額が上下するということですね。

また、たまたま買い手が欲しがっていたもの(アクセス数やユーザー属性など)とぴったり同じ要素を売り手が持っていた場合は、売上がゼロであっても高値で取引される、ということも十分に起こり得ます。

企業M&Aにおいても同じですが、お互いが納得した金額で合意すればそれで成立するのがサイトM&Aです。

売却したい人必見!いったいいくらで売ればいいの?

サイト売却金額イメージ

ここまでで「サイト売却に相場などない」ということは何となくご理解いただけたと思います。

ですが、「最終的におよそこのくらいの金額で合意することが多い」という基準となる計算式は存在します。

それは以下の数値で算出されます。

売却金額計算式
直近半年の月間営業利益平均×20〜24か月=譲渡金額(2021年4月現在)

しかし、これはあくまで「この計算式で合意することが多い」という平均でしかなく、あくまで交渉のたたき台としての金額になります。

上記のようなお互いのニーズが合致した場合などでは言い値で取引されるケースも多く、まだまだ正確な計算式が確立されていません。

つまり自分のサイトをどうPRするか、または交渉をどのように進めるか、でサイト売却価格は大きく変動します。

売り方次第では「じっくりと時間をかけて高い金額で売却したい」、「多少金額は低くても早期に売却したい」という選択も可能、ということです。

ちなみに私たちサイトマでは、累計7億円以上のwebサイト売買を実現してきた実績から、売却を希望されるサイトの強みやアピールポイントを見出し、独自のPR文を作成してオフライン営業を行っています。

そのため、20か月をかけた値段以上で譲渡することも非常に多いです。(2021年4月現在)

しっかりサイトのPRや交渉をしっかりすればサイト売却金額を上乗せすることも可能だということを覚えておきましょう。

交渉力やPRに不安に感じているなら、サイトマのようなプロの仲介業者を頼ることも有効です。

サイトジャンル別の相場

サイト売却金額イメージ

それでは、ジャンルごとにもう少し細かくそれぞれのサイトがいくらで売却されているのかということについて紹介していきたいと思います。

繰り返し述べてきた通り、サイト売却にははっきりとした相場というものは存在しません。

ですがそんなことばかり言っていても何の参考にもならないため、ここでは直近2年間ほど(2019年4月〜2021年4月)の間でサイトマにて成約した案件の実例をいくつか上げつつ解説します。

それぞれの直近半年の営業利益平均何ヶ月分での譲渡になったか、またどんな点がポイントとなったかについても特別に大公開します。
(守秘義務の都合上、実際のサイトが特定できないよう部分的に表現を変えてご紹介します。)

ちなみに、サイトマでは4年間に渡りサイト売却に関わって参りましたが、年々平均売却金額は上昇してきています。

そのため最新のものであればあるほど、これから売却を検討される方には役立つ情報になると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

自社のサイトにどんな魅力があって、どういう風にPRできるのかを思い浮かべながら読んでいただくと、より貴重な情報となるはずです。

1.アフィリエイトサイト・アフィリエイトブログ

・アフィリエイトサイト例①
ジャンル:ゲーム情報をまとめるアフィリエイトサイト
売却決定金額:直近半年営業利益/月×24ヶ月

人気タイトルのゲーム情報をまとめるアフィリエイトサイトです。

売却金額は直近半年営業利益の24ヶ月分にて決定しました。

売上・PV共に右肩上がりで伸びていっている段階での売却であったこと、アドセンス ・アフィリエイトの収益バランスが優れていたことが高い金額で売却できた要因といえるでしょう。

またこちらのサイトは多数のキーワードで上位表示を獲得しており、コンテンツの質が非常に高いサイトであったことに加え、SNS運用にも力を入れてサイトへの流入をうまく活性化させていたことも大きな魅力でした。

この工夫のおかげで、買い手が買収後もある程度のボリュームのアクセスを期待することができます。

このように、「買収後も変わらないサイト運営ができる」といったことや「誰がやっても同じ成果を期待できる」という点は重要なファクターです。

一方で、

・アフィリエイトサイト例②
ジャンル:美容・健康関連商品のアフィリエイトサイト
売却決定金額:直近半年営業利益/月×8ヶ月

こちらのサイトも良く作り込まれ、ニッチなジャンルを上手に攻めることで高い収益を獲得していました。

売上と利益を獲得する実力としては、最初に紹介したサイト①と全く遜色のない素晴らしいサイトです。

しかし、売主様の意向で金額を優先するよりも早期での売却を希望されたため、買い手との交渉の末営業利益8ヶ月分の決着となりました。

上記2サイトの売却経緯を比較すると、売り手の希望に合わせた交渉次第で、売却時期と売却金額をコントロールできるという点が良くお分かりいただけるでしょう。

2.ECサイト

・ECサイト例①
ジャンル:とある趣味グッズに特化したECサイト
売却決定金額:直近半年営業利益/月×44ヶ月

こちらは、直近半年営業利益の44ヶ月分という高い金額で売却成立となった案件です。

サイトマで案件を公開したタイミングより3ヶ月程度での成約となったため、そこまで時間がかかったということもありません。

こちらのECサイトの特徴は、事情により直近半年の売上が下がっていたものの、過去に大きな売上と利益を上げた実績があったことです。

また、ブランディングやポジショニングがうまく、同業他社との圧倒的な違いを作ることに成功していました。

一時的に売上が減少していても、仕入れを増やして粘り強く運営していけば十分に回復する見込みがあると買い手が判断したといういい実例の一つです。

・ECサイト例②
ジャンル:高額商品を取り扱うECサイト
売却決定金額:直近半年営業利益/月×70ヶ月

こちらも直近半年営業利益の70ヶ月分という高い金額で売却成立となりました。

冒頭で紹介した「サイト売却金額の基準」よりも大幅に高くなっている訳は高額商品を取り扱っているという点です。

仕入れと受注の波によっては営業利益マイナスになる月もあれば、大きな利益を上げる月も当然存在します。

お気付きかと思いますが、そのような場合「サイト売却金額の基準」で参照される半年間の営業利益では、本当のサイトの実力を測ることは不可能です。

こういった例を見てみても、サイト売却金額の相場というものが事実上存在せず、個別に判断するしかないということがお分かりいただけると思います。

3.Amazonセラーアカウント

・Amazonセラーアカウント例①
ジャンル:雑貨商品を販売するAmazonセラーアカウント

売却決定金額:直近半年営業利益/月×21ヶ月

こちらはリソースの都合により仕入れが十分にできていない(売上が増加しにくい)状況下でも、21ヶ月分という金額での売却に成功した事例です。

FBA倉庫利用のため自宅のスペースを使用せずに運営ができること、在庫商品も譲渡対象であったために買収後すぐに売上を期待できることが要因の一つとなりました。

また、この事例で特徴的なポイントとして、副業として運営されていたアカウントであり、長期間の無料サポートが付属していたという点です。

サラリーマンをやりながら副業を探している人や、初めてサイトを買収する買い手側の立場で考えてみると、このことはすごく安心できる要素ではないでしょうか。

サイトとは一見無関係のことでも、迷っている買い手の背中を押してあげる要因になり得るということです。

・Amazonセラーアカウント例①
ジャンル:美容・コスメ関係商品を販売するAmazonセラーアカウント

売却決定金額:直近半年営業利益/月×68ヶ月

こちらも直近半年営業利益の68ヶ月分という高い金額で売却成立となった案件です。

この例のアカウントはかなり長い間運営されてきた老舗アカウントであった点と、仕入れ以外ほぼ放置状態でありながらも安定した売上を獲得していた点が高額での売却につながりました。

また、広告運用などを含め、集中して運営されていた頃に大きな売上実績を残しているということも影響しています。

商品クオリティや発送・梱包品質に徹底してこだわり、真摯に顧客対応されてきたことで、獲得レビューのほぼ全てが高評価だった点も大きいです。

Amazonにおいては、2016年8月15日以降に作成したアカウントは売上の50%が引当金としてAmazonに留保される、いわゆる引当金制度が存在します。

そのため、2016年以前に開設しているというだけで価値のあるものですので、長い期間運営されていて最近放置状態という方は、思った以上に高値で売れるケースもありえるでしょう。

4.マッチングサイト

ジャンル:趣味があう人同士でマッチングするサイト
売却決定金額:直近半年営業利益/月×123ヶ月

サイトM&Aはある意味で事業やビジネスの譲渡といえますが、マッチングサイトやポータルサイトの売却はより一層「事業譲渡」という性格が強くなります

そのため、冒頭で紹介した売却金額の基準というものがほぼ機能しないということも珍しくありません。

今回紹介した例では、サイトからの収益はコロナ禍の影響もあり減少しておりましたが、「そのマッチングサイトを利用する人にアプローチできる」という魅力を持っていました。

例えばビジネスのマッチングサイトであれば、行政書士や税理士、コンサルティング会社などからしてみるとユーザー全てが見込み顧客になりますよね。

サイトからの直接的な収益がなくても、リーチしたい層のユーザーに届くメディアやツールであるなら、買い手にとっては大きな利点となるということです。

5.ポータルサイト

ジャンル:ビジネス関連情報をまとめるポータルサイト
売却決定金額:直近半年営業利益/月×112ヶ月

こちらも、ポータルサイトという特性上マッチングサイト同様にサイトからの売上はそこまで多くないものの、高値での売却が実現した例です。

個人で運営されている方でしたが、「〇〇のリソースをもつ企業さんであれば買い手として最適」という具体的なビジョンまで見えられている方でした。

マッチングサイトやポータルサイトはこのようにフロントエンドの役割を果たしていることが多く、豊富なリソースを活かしてバックエンドに繋げれる企業が買い手になるというケースが非常に多いです。

もちろん、類似商品を販売していたり、関連サービスを展開しているなどのシナジーがあれば個人の方が買われることもあります。

今回の例のように運営者ご自身がサイトの魅力や長所を把握されているということもありますが、意外と隠れた魅力に気付いていないことも少なくありません。

サイト売却を検討される場合は、ありとあらゆる方向から見つめ直して、どこをPRポイントにするかをよく考えることをおすすめします。

売却しにくいサイトの特徴は?

売却しにくいサイト

ここまで述べてきた通り、事実上サイト売却の相場はなく、「それぞれのサイトがどんな価値をもっているのか?」ということでサイト売却の金額は決定します。

「ではどんなサイトでも売れるのか」といわれると当然ながらそんなことはなく、売却しやすいサイトと売却しにくいサイトというものは存在します。

上記の例にあるようなサイトの隠れた魅力に買い手が価値を感じて高額で売却されるケースはありますが、おおよそ以下の条件が当てはまるサイトは売却しにくい傾向があります。

・売上が全くなく、アクセスも非常に少ないサイト
・日記ブログのように個人ブランドが立ちすぎているサイト
・開設して1~2ヶ月などの運営期間が短すぎるサイト

ですが、これら条件があてはまっていたとしてもそれはあくまでも売却しにくいサイトである、ということです。

条件に当てはまれば絶対に売れない、ということではありません。

「自分のサイトのこんなところは他にはない部分なのでは?」「もしかしたら自分のサイトが売れるのかも?」という方は、下記のバナーをクリックして、まずは無料査定をしてみてください。

サイトマ担当者や買い手が魅力を見つけ、いい金額で売却できるかもしれません。

是非とも一度お試しください。

あるいは、弊社創業者が執筆したサイト売買に関する書籍がありますので、まずはそちらを参考にされても良いかもしれません。

サイト売却に特化しているだけでなく初心者向けの内容になっています。

「いきなり無料査定は…」という方でも、手に取りやすい内容になっています。ぜひ手に取ってみてください。

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まとめ:サイト売却金額は個別に判断するしかない!

サイト売却の相場や、実際にどんな価格で売却されているのかについて詳しく紹介してきました。

繰り返しになりますが、どんなサイトも一律で評価してしまうような相場や計算式というものは存在しません

くれぐれも知っておいて欲しいのは、「自分のサイトは売上が少ないから売れないし、売れたとしても安い金額になる」という考えになるのは間違いです。

あなたのサイトがもしかすると多大なポテンシャルを秘めていたり、まだ顕在化されていない魅力を持っていたりということは十分にあり得ます。

サイトマでは、創業者がサイト売買で失敗した辛い経験も踏まえて、サイト売却をされたい方のサポートをしております。

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エベレディア株式会社 代表取締役会長 中島優太

日本唯一の「サイトM&Aアドバイザー®」
エベレディア株式会社 代表取締役会長

中島優太

著書に「超入門! サイトM&A1年目の教科書 -売却編-」。サイトM&A業界の不親切に疑問を持ち、2016年5月に親切丁寧に売買仲介する「サイトマ」を創業。取引累計額10億円以上、300件以上を直接対面で仲介(2021年12月時点)。NHKクローズアップ現代プラスに専門家としてコメント。2019年アメリカはシリコンバレーにて講演。新聞、ラジオ、ビジネス雑誌に多数掲載。

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