サイト売買のコツ!売却するためのたった1つのポイントとは?
「どうやったら、サイトって売れるんだろう?」もしかして、ふと疑問になって調べているかもしれませんね。
サイト売買そのものが、マニアックな市場ですので、まわりにも経験者がいませんよね。
だからこそ、こうしてお調べになっていると思うのです。
はじめに言っておきます。
売却を成立させるにあたっては、カンタンな道のりではありません。
サイト分析、販売活動、価格交渉、契約書作成、入金管理、サイトの移動、ドメイン移管などなど。
やることが膨大すぎて、特に忙しい人や面倒くさがりな人には、大変です。
しかしながら、あえて1つだけコツをお伝えするとしたら・・・。
買主様の視点に立つ、ということです。極論を言ってしまえば、コレだけ、です。
どういうことでしょうか?じっくりと説明していきます。
【関連記事】サイト売買の相場は?売却と買収の際、気をつけたい4つのこと
これってどう思いますか?
本題に入る前に、こちらの事例をご覧ください。
実は先日、びっくりしたことがあったのです。
それはサイト売買市場が、まだまだ不透明である証拠となる出来事でした。
正直、落胆したとともに、市場の土台が整っていないことに対する怒りさえも感じました。
10年ほど前から、すこしずつ発展してきたサイト売買ですが、まだこんなレベルなの?!と。
それは、どんな出来事だったか?
とある個人の方、私たちサイトマにサイト売却のお申し込みがありました。
残念ながら、ほぼ売却はむずかしいサイトでした。
なぜなら、「売上がまったくない」「製作途中」「お世辞にもいいデザインとは言えない」などなど。
売れる要素がまったく見当たりませんでした。
冷静に考えてみてください?
これは弊社の課題であるとも考えました。
サイト上できちんと説明ができていなかったこともあるでしょうし、PRに不備もあったかもしれません。
しかし。よくよく考えれば、だれが売上もない作り途中のサイトをほしいと思うのでしょうか?
それも大金を払ってまで。
だったら、自社で企画してつくった方が、はるかに効率的です。
サイトのコーディングは、プログラマーさんによって、かなり違うといいます。
「買収したサイトのコーティングがいけてなくて、改修が大変だった。」という声も聞いたことがあります。
こういったリスクを承知の上で、大金を払う人がいるのか?というと、残念ながらかなり少ないでしょう。
買い手の目線にならないと、売れるものも売れません。
【関連記事】残念すぎる!サイト売買で高く売れないサイトの3つの特徴とは?
こういったことを買主様は求めている
とは言いつつも、上記だけでは、買主様のことはわかりませんよね。
そこで実際に、いくつかサイト買主さんが気にしているポイントを紹介します。
1、サイトからの売上、経費、そして営業利益
→結局、大金を払って投資するわけですから、ペイできるのか?気になるのです。
売上がないサイトは、他数字でPRポイントを探しましょう。
2、日々の更新はできるか?
→営業利益を出し続けるために、買収者さんはあなたに変わって更新する必要があります。
その更新ができるのか?できないのであればサポートしてくれるのか?が気になります。
3、どうしてサイトを立ち上げたのか?そしてなぜ売るのか?
→意外にも気になっています。買う方としては、ちゃんと立ち上げた経緯も知った上で、買収したいのです。
また、サイトを手放してしまう理由も気になっています。
なぜなら、「売らなくてもいいのでは?」と考える人もいるからです。
情熱をもって立ち上げたが・・・人材不足でうまくいかなかった、あたらしい事業に挑戦したくなった、ライバルが強かった、など。
こういったこともしっかりと説明してほしいのです。
【関連記事】サイトは売ろうと思って売れない!サイト売買の真実とは?
サイト売買は簡単ではない
人という生き物は、どうも楽に済ませようとするのかもしれませんね。
投資には、株、不動産、風力発電、コインランドリー、アンティークコインなどあります。
それぞれにメリットデメリットがあります。
中には何も考えずに、お金をポンと出してしまう人がいるようです。
「マンション1部屋を2000万円で買って、賃料をいただいてペイする」という投資が数年前にブームだったようですが、現在ではまったく儲からないことが露呈されています。
こういったことを考えもなしにしてしまう方は、物事を楽観的に捉えすぎだと思います。
サイト売買も同じです。
「サイト売買は、ネット上で手軽に済ませることができる」と、これまた楽観的にとらえている方もいるでしょう。
売却、買収を成立させるためには、泥臭い営業だったり、地道な交渉が必要です。
まだまだモラルや、リテラシーも低いので、「データだけ盗まれる」「音信不通」「トラブル」なんて、日常茶飯事。
これに耐えきれずに、サイト売却を諦める法人や個人も多いです。
だからこそ、泥臭い、かっこ悪い地道なことが必要です。
また、規模が大きい法人様によっては、買収の決裁権を得るまでに数か月かかります。
その間、会議を数回やって、「このサイトは買う価値があるか?」と、何名かの大人たちが、あ〜だこ〜だと議論します。
わからないことがあれば、売主様と一緒に会社に伺うこともあります。
多くの方が知らないだけで、サイト売買は、オフラインの活動が圧倒的に多いんですよ。
場合によっては、1年かかります。なめてもらっては困ります。
【関連記事】売れないサイトの特徴とは?売れない確率50%〜100%でまとめました
とはいいつつも、まだまだ未熟な市場ということ
しかしながら、今回のお申し込みで気がついたことがあります。
それは、「サイト売買の市場は、まだまだこれから。発展途上である。」ということ。
その理由は、きちんとした情報を発信している人間が、あまりにも少ないことでしょう。
私たちサイトマは、1人でも多くの方にきちんとしたサイト売買を知っていただき、健全な市場にしていきたいと思います。
不動産、中古車などのように、成熟している業界ではありません。
常識、というものすらないと感じます。
だからこそ、どんどん情報を発信して、良識のある貢献意識の高い法人様に活用していただける市場にしていくべきだと思います。
なぜなら、サイト売買は、社会的意義がかなり高い経済活動だからです。
サイト売却は、あたらしい事業への挑戦を得るチャンスだったり、キャッシュが手に入るため、法人としての選択肢が増えます。
サイト買収は、時間を買うことができ、結果的にお客様に早く大きく貢献できるチャンスになります。
少しでも貢献できるようにこのような活動もやっています。
ご覧頂きましてありがとうございました。少しでもご参考になれば幸いです。
もし宜しければ、「ブックマーク」や「お気に入り登録」をして、何度も読み返して知識としてください。きっと今後も参考になるはずです。
あなたのサイト売買が成功されることをお祈りしております。