「あなたのサイト売りませんか?」突然の依頼で詐欺を避ける3つの方法
先日、売り手様より問い合わせをいただきました。
○○○○という仲介会社はご存知ですか?
運営しているサイトの一つに、2000万程度で売却を検討してほしいとの問い合わせメールがきまして、「○○○○」で検索しても微妙な結果しか出ず。
額が額なので、信用できる企業なのか少し疑っています。
騙される可能性がある前に問い合わせをしてくれて、本当に良かったです。
同じようなあやしい連絡をもらったことがある、もしくは、狙われるかもしれないサイト運営上級者には、ぜひ最後までお読みください。
本記事があなたとサイトの身を守る方法となれば幸いです。
あなたのサイト売買が成功することを応援しています。
【関連記事】サイト売買の詐欺を回避して失敗を防ぐ2つのコツ〜売却編〜
①あやしい連絡があった場合の対処法
この売り手さんは賢い相談をされたと感じました。
ネットに出てない仲介サイトの時点で、怪しいです。
そして、同業他社を知っているかどうか、信用できるかどうかを、仲介会社に聞くのは一番手っ取り早い方法です。
ただ、気軽に質問できるサイト売買の仲介会社の人と繋がりがない人の方が多いと思います。
そのような時は、コミュニティや知り合いに聞いてみましょう。同じような問い合わせを、すでにもらっている人がいるかもしれません。
そして、この仲介会社ですが、私たちも聞いたことがなければ、検索しても出きませんでした。
サイト売買の仲介なのに、サイトが存在しないことが大前提としてあやしいポイントです。
また、もしサイトがあったとしたら、電話番号があるか確認してみましょう。
電話番号がない場合、メールでしか連絡が取れないため、逃げられる可能性があります。
②あやしい仲介人・仲介会社の存在
実は最近、個人がサイト売買の仲介となり、売買成立まで仲介して仲介料を稼ぐ(成立後は抜ける)という、無責任な仲介人が出回っています。
よって、稼いでいそうなサイトに目をつけて、売却というより転売のようなことをされる可能性もあるのです。
本当に存在する会社や団体なら、証拠を出してもらう、会いに来てもらう、など強気で応対してみましょう。
もし、あなたが高値で取引できることに乗ってしまい、サイト売買を進めることにしたとします。
そして、実際に高値での取引の相手が現れたとしましょう。
しかし、売り手に譲渡額が振り込まれるのは、取引の最後の最後のため、仮にサイトだけ持っていかれて、振り込まれずに騙される可能性もあるのです。
最終的に、サイトもお金も盗まれてしまうことがないように、十分な注意が必要です。
③誰にも聞けない場合の対処法
周りにサイト売買に詳しい人がいない、どうしていいのかわからない場合、以下のような質問を問い合わせた方にしてみてください。
・サイト売買の振込までの流れを教えてくだい。
・契約書作成やサーバ・ドメイン移管はどのような形で行なっていくのですか。
・デューデリジェンスはどのように行いますか?
この基本的な質問に答えられないようであれば、単なる転売の窓口の可能性が高いです。
ちなみに、「デューデリジェンス」とは、M&Aの専門用語で、簡単に言うと、資産データの確認作業です。
サイト売買の場合は、売買成立後に、提出データの証拠を提出し、買い手に確認してもらいますが、この作業の存在を知っているのかを試す質問です。
また、あえて専門用語の「デューデリジェンス」と聞くのもポイントでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サイト売買で詐欺にあわずに対処する方法について解説してきました。
<あやしい連絡があった場合の対処法>
・サイト売買に詳しい人や会社に、その仲介サイトの存在と信用性を聞く
・コミュニティで同じ問い合わせが合った人がいないか聞く
<誰にも聞けない場合の対処法(質問方法)>
・サイト売買の振込までの流れを教えてくだい。
・契約書作成やサーバ・ドメイン移管はどのような形で行なっていくのですか。
・デューデリジェンスはどのように行いますか?
これらのコツや方法で、ぜひとも詐欺に引っかからないようにしてください。
もし宜しければ、「ブックマーク」や「お気に入り登録」をして、何度も読み返して知識としてください。きっと今後も参考になるはずです。
あなたのサイト売買が成功されることをお祈りしております。
ご覧いただきましてありがとうございました。