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サイト売買の海外事情-flippa(フリッパ)での売却・買収事例【動画あり】

サイト売買の海外事情

「自分が作った英語のサイトは海外で売れるのかな?」

「サイト売買の海外事情ってどうなんだろう?」

と、気になったことはありませんか?

この記事では、累計11億円以上のwebサイト売買の仲介をしてきた私たち「サイトマ」が、なかなか知らないサイト売買の海外事情をまとめてみました。

ぜひ、最後までお読みいただき、海外のサイト売買事情の参考にしていただければ幸いです。

ちなみに、関連する内容でセミナーをしてきました。

サイト売買の発祥であり、本場アメリカはシリコンバレーでも、セミナーをした内容になります。

日本と海外のサイト売買について比較していますので、良かったらご覧ください。

なお、サイト売買の相場はこちらの記事にまとめています。

【関連記事】サイト売買の相場は?売却と買収の際、気をつけたい4つのこと

日本人の海外でのサイト売買実例

日本人の海外でのサイト売買実例

実際に日本人で、海外で取引した人はいるのかは気になるところです。

調べてみたところ、インターネット上には、自身で作ったサイトを海外で売却したというブログや事例は見つけられませんでした。

しかし、ハワイ在住の日本人の方で、海外のサイトを買収したというブログは発見しました。

さすがはアメリカ、情報もオープンです。

購入した額やサイトURLも公開されていました(現在は閲覧できないようです)。

この方がサイト買収で使われたプラットフォームがアメリカ最大のサイトM&Aサービス「Flippa.com(フリッパ)」という仲介サイトです。

さすが、ビジネスの売買が盛んなアメリカということもあり、これまで1,400億円以上の取引が行われてきたそうです。

海外のサイト売買事情

海外のサイト売買
では、この実際に「Flippa.com」では、どんなサイトが売買されているのでしょう。

  • 1、ECサイト
  • 2、ソフトウェア(プログラム)
  • 3、アフィリエイトサイト
  • 4、アプリ
  • 5、ドメイン(起業用ドメインなど)
  • 6、スタートアップサイト(売上無し)

実に様々なカテゴリーと業種があります。

気になる方は、日本語翻訳でも閲覧可能ですので、ぜひご覧になられるのもいいでしょう。

ただ、あまりの情報の多さで、実に多くのサイト(ビジネス)が並んでいます。

それに金額も幅広く、ある程度の知識やサイト運営経験、語学力がなければ、売買は難しいかと感じました。

そして、何より日本のサイト売買と大きく違うのは、情報開示の内容と、売主の顔出しです。

日本のサイト売買の感覚で見ると、カルチャーショックを受けるかもしれません。

日本では秘密保持契約書(NDA)を締結してからでないと情報提示されない情報を、Flippa.comは誰でも最初から閲覧できます。

たとえば、Airbnbのポータルサイトを見ていきましょう。
フリッパ売却サイト

日本の仲介サイトにもよく掲載のある

  • 1、運営期間
  • 2、平均売上
  • 3、平均営業利益
  • 4、希望譲渡額

など基本的な情報は掲載された上で、以下の情報も閲覧可能です。

  • 1、売主の情報(名前・写真・自己紹介・住んでいる国・マイナンバー)
  • 2、サイトURL
  • 3、PL表(損益計算書)

その他にも交渉の早い段階で、Googleアナリティクのデータも共有してくれます。

一方で、日本のサイト売買は、テキストデータのみの共有となる場合が多いです。

PL表(海外のサイト売買サイト)

PL表(損益計算書)は、一部ですがこのような形で確認できます。

日本であれば、買い手が案件プロフィールを確認した後に問い合わせをし、売り手はその交渉を受けるかどうかを判断するステップがあります。

しかし、Flippaでは、すべての情報を開示してからの問い合わせを直接待つスタイルなので、話が進むのは早いでしょう。
フリッパのポイント(海外のサイト売買サイト)

このように、Flippa自体も交渉のヒントとして、以下の2つを推奨しています。

  • 早く交渉する
  • 交渉アポをとる

この仕組みであれば、自然と売買の案件数は多くなるでしょう。

また、ビジネスの売買が日常的な文化の背景もあり、ドメインは「起業用ドメイン」という売り出し方をしています。

1ドル〜35,000ドル(約400万弱)まで幅広くあります。
ドメイン一覧(海外のサイト売買サイト)
サイトの用のドメインを先に買っていく人たちの売買の場ともなっているようです。

海外のサイト売買の手数料について

そんな自由なFlippaですが、手数料やサイト売買の相場を紹介します。

日本のサイト売買でいうと以下の3つの手数料タイプがあります。

  • 1、直接交渉プラン 掲載料25ドル
  • 2、直接交渉プラン 掲載料200ドル
  • 3、仲介プラン 掲載料200ドル

手数料プラン(海外のサイト売買サイト)
ざっくりとした違いをまとめると、左から以下のようになります。

1、直接交渉プラン 掲載料25ドル

30日オークションか、3カ月掲載のどちらかを選ぶものです。

利益が上がっていないアプリやサイトなどを資産として売却が可能です。

エスクローサービス有り。仲介手数料は10%となっています。

2、直接交渉プラン 掲載料200ドル

3カ月掲載。最低6カ月の運用実績と現在キャッシュフローがあることが前提です。

財務証明が必要。エスクローサービス有り。仲介手数料10%となっています。

3、仲介プラン 掲載料200ドル

3カ月掲載。年間売上1,000万円以上の実績あることが前提です。

財務証明が必要。エスクローサービス有り。仲介手数料15%となっています。

日本のサイト売買と大きく違うのは、直接交渉プランでも、成果報酬以外に掲載料(着手金)が必要であり、しかも掲載期限が3カ月と短いことです。

よって、「売り手は早く決めてもらわないといけない」という気持ちの焦りも出てくるでしょう。

気長によい買い手が現れるのを待つ、という売り手は少ないかもしれません。

しかし、海外は日本とマーケットの大きさが違います。2003年の時点で買い手だけで20万人以上がいます。

買い手は全世界にいるわけです。

日本の何百、何千倍という市場規模での問い合わせから、早く、高く買ってくれる人を、売り手が自ら選んでいくスタイルがスタンダードなのかと想像できます。

海外のサイト売買の相場

次に、サイト売買の相場です。

2020年12月10日時点の、案件情報を見てみましょう。

海外のサイト売買の相場

こちらも、驚くべき事実ですが、世界各国から売り手がどんどん登録していきます。

最新の売買一覧の売買金額、平均営業利益に対して、上から22ヶ月、22ヶ月、30ヶ月、22ヶ月、となっていました。

ただし、サイトによって、売買金額は大きく開きがあるため、相場というものはなさそうです。

中には、Flippaでサイト買収して、サイトを育てて再び売りに出されたサイトもありました。
掃除関連のレビューサイト

掃除関連のレビューサイト

アメリカ在住のスロバキア人の青年の売り主で、希望譲渡額は30ヶ月分のようです。

このサイトは、買収後のサポートもあるようです。

あまりにも、サイトもドメインも単価の幅が大きすぎて、相場がなさそうな印象ですが、今後リサーチを続ける中で、わかれば追記していこうと思います。

他の海外の仲介サイトについて

flippaをベースに紹介させていただきました。

実は海外にもたくさんのサイト売買サイトがあります。

※もしサイト売買で利用される際は、自己責任でお願いします。

WeSellYourSite

他の海外の仲介サイトについて WeSellYourSite

Exchange

他の海外の仲介サイトについて Shopify Exchange

Empire Flipper

他の海外の仲介サイトについて Empire Flippers

10 Marketplaces to Buy and Sell Ecommerce Sites

上記のリンク先だけでも10サイトありますし、調べればまだまだ発掘できそうです。

サイト売買の世界は、まだまだ広いです。

海外在住の日本人の方がサイト売却をした3つの事例

海外在住の日本人の方がサイト売却をした3つの事例

私たちサイトマでも、海外在住の方のサイト売却をした事例がいくつかあります。ここでは、以下の3つの事例をご紹介します。

  • 1.タイ在住の方のサイト売却
  • 2.ドイツ在住の方のサイト売却
  • 3.フランス在住の方のサイト売却

3つの事例とも、売主は日本人の方です。それぞれ解説していきます。

1.タイ在住の方のサイト売却

タイ在住の日本人が、海外起業の資金として、保有していた4サイトをすべてサイト売却をされました。

サイトマを選んでいただいた理由は、以下のようにお答えをいただきました。
1.タイ在住の方のサイト売却

4つのサイト売却の合計金額は、約900万円になりました。

2.ドイツ在住の方のサイト売却

続いては、ドイツ在住の事例です。ドイツに移住当初に現地での仕事がなく、サイト運営を開始され、現地での仕事が見つかったため、サイト売却をされました。

サイト売却後に、以下の感想を頂戴しました。

2.ドイツ在住の方のサイト売却

3.フランス在住の方のサイト売却

最後は、フランス在住の方の事例です。事業整理のためにサイト売却をされました。

以下の感想をいただきました。

3.フランス在住の方のサイト売却
皆さんの共通点は、海外移住後の生活スタイルの変化に合わせてサイトを売却するというパターンとなります。

進め方は、日本在住の売主様と変わりません。

こちらも、買い手様に売主様が海外在住である前提でやりとりを進めます。

なので、スカイプ面談もお互いの時差を考慮した時間帯に設定したり、契約書は郵送ではなく電子承認で進めるなど工夫して行います。

まとめ:海外と国内のサイト売買には違いがあります

まとめ:海外と国内のサイト売買には違いがあります

サイト売買の海外事情をまとめて紹介いたしました。

日本と文化とスケールが違い過ぎる部分もあります。

しかし、日本には日本の、日本にしかない血の通ったビジネス譲渡を大事にする文化もあります。

広い知見を持ちながら、日本のサイト売買業界がもっとよくなるためにも、サイトマとして活動していきたいと思います。

具体的には、海外のサイト売買のように買い手と売り手の顔が見えるような取引の文化を創るために行動しています。

サイトマは海外在住の日本人の方からの「海外移住後、現地での生活スタイルが変わりました。移住前に運営していたサイトを売却したい。お願いできますか?」というお問い合わせも多くいただいております。

先ほどの事例でもお伝えしたように、私たちのサービスについて有り難い感想を頂いております。

また、海外のみならず、国内でのサイト売買の相談もお受けしております。

毎月開催の相談会では、直接お会いして疑問や不安を解決できる機会になればと思います。

いつかサイト売買をご検討されている方は、ぜひ一度相談会にお越しください。(ご遠方の場合は、オンライン参加も可能です。)

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

あなたのサイト売買が成功されることをお祈りしております。

エベレディア株式会社 代表取締役会長 中島優太

日本唯一の「サイトM&Aアドバイザー®」
エベレディア株式会社 代表取締役会長

中島優太

著書に「超入門! サイトM&A1年目の教科書 -売却編-」。サイトM&A業界の不親切に疑問を持ち、2016年5月に親切丁寧に売買仲介する「サイトマ」を創業。取引累計額10億円以上、300件以上を直接対面で仲介(2021年12月時点)。NHKクローズアップ現代プラスに専門家としてコメント。2019年アメリカはシリコンバレーにて講演。新聞、ラジオ、ビジネス雑誌に多数掲載。

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