【サイト売買の相談】売却後のグーグルアナリティクスはどうなりますか?

「サイト売買でこのサイト売れるの?」画像

「サイト譲渡したら、グーグルアナリティクスはどうなるんだろう」と、疑問に思ったことはないでしょうか。
 
サーチコンソールも同様に考える方もいるかもしれません。

売買成立直後に、売主様よりよくいただく質問の一つですので、対応方法をご紹介していきます。

自分のサイトの場合は、どちらのパターンが良いのか考えるためにも、ぜひ最後までご覧いただけると幸いです。

【関連記事】サイト売買(サイトM&A)の成功のコツはアナリティクス分析にあり

方法は2パターン

大きく分けると、方法は2パターンあります。

一つずつ解説していきます。

売主のアカウントを使用し、買主に管理権限を付与し、売主が管理者から抜ける

これが一番、一般的です。

今までのアカウントを引き継ぐ方法です。

譲渡前には買主に閲覧権限だけを付与している状態が多いです。

これは、契約書を作成する前の、データ確認作業時に、売主より買主に閲覧権限付与をしてもらい、PVやUUの確認をするためです。

この状態のままでは、見ることだけしかできないため、管理者ではありません。

よって、売主と同じ管理者権限を与えてもらい、最終的には、売主を管理者から削除することで、買主だけが残る状態になります。

この売主を削除するタイミングは、話し合いのもと行っていただくのが良いかと思います。サポート期間中は、傾向を把握するためにも、一緒に確認する必要があるため、管理者のままのことも多いようです。

そして、サポート期間が終了し、完全に手離れした時に管理者としても完全に抜ける、という流れです。

買主がアカウントを新規取得する

次に、買主が新規取得する場合です。

基本的には、譲渡後は、買主がどう運営していきたいかにもよるため、中にはアカウントの新規取得を希望される買主もいらっしゃいます。

心機一転、自分のサイトとして経緯を管理していきたいのかもしれません。

希望される数としては、実感値として少ない印象です。

 

具体的な方法はこちらにまとめています。

サイト売買でグーグルアナリティクスアカウントを譲渡する方法

最終的には、売主と買主で方法を決める

先ほども書きましたが、譲渡後は、買主がどのように運営していきたいかがベースとなり、その意向を元に、売主と決める流れとなります。

買主で買収後の運用計画として、いつか売却する予定があり、1年ほど先の予定であれば、アカウントは売主のものを使用する方がよいでしょう。

理由としては、次の買主の価値観にもよりますが、サイト開設時から全ての数値を確認してから、買収を検討したいという方も中にはいらっしゃいます。

その時に、一部のアナリティクスデータが無いことで、商談が成り立たないケースも中にはあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。譲渡後のアナリティクスについて説明させていただきました。

・売主のアカウントを使用し、買主に管理権限を付与し、売主が管理者から抜ける

・買主がアカウントを新規取得する

譲渡後の運営方法に最適なものをお選びいただけばと思います。

少しでもあなたの悩みが解決できれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

 

また、実は、こんなことも聞いてみたかった!という疑問が出た方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

あなたのお悩みをお待ちしております。

エベレディア株式会社 代表取締役会長 中島優太

日本唯一の「サイトM&Aアドバイザー®」
エベレディア株式会社 代表取締役会長

中島優太

著書に「超入門! サイトM&A1年目の教科書 -売却編-」。サイトM&A業界の不親切に疑問を持ち、2016年5月に親切丁寧に売買仲介する「サイトマ」を創業。取引累計額15億円以上、400件以上を直接対面で仲介(2024年10月時点)。NHKクローズアップ現代プラスに専門家としてコメント。2019年アメリカはシリコンバレーにて講演。新聞、ラジオ、ビジネス雑誌に多数掲載。

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