サイト売却成功のコツはアナリティクス分析にあり!失敗を避けましょう

サイト売買(サイトM&A)の成功のコツはアナリティクス分析にあり

アップデートの影響を受けても売れるサイト

2018年末にグーグルの健康アップデートがあったことを覚えてますでしょうか?

医療や健康に関連する検索結果の改善を目的とした”健康アップデート”が施行された事が発表されました。

当時、上位表示をされていたサイトの検索順位が30位~40位までガタ落ちしたこともあり、売却の依頼も増えました。

その中で、そこまで大きな影響はなかったものの、サイト売却を決意された売主様がいらっしゃいました。

サイト内容は「女性が運営する男の悩みを解決する情報サイト」でした。

メインのアフィリエイト商品は精力剤で、精力剤診断では、10項目の質問に答えることで、自分に合う商品が見つかるというコンテンツまである充実ぶりです。

【関連記事】サイト売買の相場は?売却と買収の際、気をつけたい4つのこと

売却成功ポイントはアナリティクス解析

こういった常に需要のあるコンテンツを取り扱っているサイトは人気が高いです。季節にもトレンドにも、大きく左右されない特徴があります。

また、興味深いことに、精力剤という商品にも関わらず、サイト訪問者(商品購入者)の7,8割は30~40代の女性という傾向でした。

おそらく、男性本人ではなく、パートナーの女性(彼女や奥様)が、代わりに購入しているということでしょう。

 

また、別の男性向け商材である、ワキガや体臭対策の商品でも同じような傾向が出ています。

売主様曰く「家の家族共有のPCであれば、男性のアカウントで入って、実際の購入者は女性ということも考えられるため、実際は女性がもっと多いと思う」と仰られていらことが印象的でした。

スカイプ面談時に、買収後のサイトの運用アドバイスとして売主様がお話されていたのですが、買収後は今まで運用していなかった女性向けの商品をアフィリエイトすることで更なる収益改善が見込めるという、新たな戦略が追加されたことで、一気に買収の決め手となりました。

アナリティクス解析は、PVやセッションだけではありません。

ユーザー属性の年代や男女比は、大きな売却成功ポイントになるのです。

【関連記事】サイト売買で売却する際にアナリティクスは必須である理由

偏りがあることは、可能性があること

今回は精力剤や体臭対策という尖った商品の事例でしたが、男女比や年代の偏りがあるということは、更なる可能性があるということです。

広告商品のラインナップを変えることや、広告貼り替えの位置を変えることだけでも、今まで以上の収益が見込める可能性を秘めています。

今一度、自分のサイトのアナリティクスを見直してみてはいかがでしょうか?

それだけで、買い手が即決してくれるポイントが見つかるはずです!

まとめ

いかがでしたか?

サイト売買の成功のコツを、グーグルアナリティクス解析という視点から紹介しました。

・男性向け商品でも、購入者は女性という事例が多い

・ユーザー属性(男女・年齢)の分析は、買収の決め手にもなることもある

・ユーザー属性(男女・年齢)の分析は、新たな戦略のヒントになる

・分析結果に偏りがあっても、買収後の収益増収の可能がある
 

ぜひとも、ご自身のサイトのアナリティクス分析にも目を向けてみてください。

実は、今ひとつ売上に伸び悩んでいた解決策が見つかるかもしれません。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

エベレディア株式会社 代表取締役会長 中島優太

日本唯一の「サイトM&Aアドバイザー®」
エベレディア株式会社 代表取締役会長

中島優太

著書に「超入門! サイトM&A1年目の教科書 -売却編-」。サイトM&A業界の不親切に疑問を持ち、2016年5月に親切丁寧に売買仲介する「サイトマ」を創業。取引累計額15億円以上、400件以上を直接対面で仲介(2024年10月時点)。NHKクローズアップ現代プラスに専門家としてコメント。2019年アメリカはシリコンバレーにて講演。新聞、ラジオ、ビジネス雑誌に多数掲載。

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