【サイト運営初心者向け】サーバーの選び方を徹底解説

自分でサイトを立ち上げて運営する際、サーバーの存在はなくてはならないものです。

ですが、このサーバーを選ぶ段階で躓いてしまったという方も多いのではないでしょうか?

なぜなら、サーバーを詳しく知るには、サイト運営初心者に聞き慣れない専門的な用語が頻出するからです。

そこで本記事では、サイト運営初心者に向けて、サーバーとは何か、サーバーの選び方はどうするべきかを解説します。

なるべく難しい言葉を使わないように進めますので、参考にしていただけましたら幸いです。

サイト立ち上げについて一から知りたいという方は、下記記事もあわせてご参照ください。

関連記事:【入門編】サイトを立ち上げる際に必要なものとは?

 

サーバーの種類

サーバーの種類 イメージ

まずは「サーバーって何?」という方に向けておさらいしておきます。

サイトを立ち上げる際に必要なサーバーとは、簡単に言うとサイト情報を保管しておく場所のことです。

Webサイトに掲載するテキストや画像などは、このサーバーというところに保存されます。

このサーバーというものですが、用意する方法としては大きく分けて下記の2通りが存在します。

①自社サーバーを立てる
②レンタルサーバーを借りる

①については、サーバーを購入し、自社で管理して運用する方法です。

こちらに関しては、どれだけ下調べしようと基本的に初心者が用意できるレベルのものではありません。

また、初めてサイトを立ち上げるときに、「どうしても自社サーバーじゃなければいけない」という事態にもならないです。

性能面でも圧倒的にオーバースペックになるため、こちらの方法は考える必要はないでしょう。

つまり、個人で運営するアフィリエイトサイトや情報系ブログ、自社サイトなどは全て②の方法で用意することになります。

②のレンタルサーバーとは、大きなサーバーを保有するレンタルサーバー業者の、一部分だけを使用するという形です。

一部無料で使えるサービスもありますが、無料サービスですと容量に大幅な制限が掛けられるすることが多いです。

また、サイト上に広告が表示されてしまうといったデメリットもあるので、基本的には有料のレンタルサーバーがいいでしょう。

有料といっても、最もベーシックなプランであれば初期費用は1,500円程度、月額費用も500〜2,000円程度のものです。

まずは1ヶ月限定で借りてみるということも可能なので、自分にあったプランを探しましょう。

サーバー選びのポイント

サーバー選びのポイントイメージ

それではどのような基準でサーバーを選んでいくかについてご紹介します。

主なサーバーの選び方の方針は、下記の4点をベースに考えるといいでしょう。

500番台のエラーが出にくい

Webサイトを運営していると、様々なエラーが発生するリスクはつきものです。

普段Webサイトをよく閲覧する方であれば、「403 Forbidden」「404 Not Found」というエラーを見たことはあるのではないでしょうか。

上記3桁の数字列はHTTPステータスコードと呼ばれるもので、400番台は「クライアントエラー」が発生した時のエラーコードであることを表しています。

少し難しい表現になったので言い換えましょう。

「403 Forbidden」は、ユーザーがそのサイトにアクセスする権利がない時に表示されるエラーコートです。

「404 Not Found」は、ユーザーがURLを間違えていたときや無効なURLを入力した時に表示されるエラーコードです。

つまり、400番台のエラーが出るということは、「クライアント(≒ユーザー)側に問題がある」ということになります。

一方、500番台の数字列が表示された場合、「サーバー側の問題がある」ということです。

データ転送量が少なかったり、大量のアクセス数にサーバー側が耐えきれなかった時などは、500番台のエラーが頻発します。

とはいえ、この点に関しては下部にて紹介するような大手レンタルサーバーであれば、あまり心配しなくてもいいです。

あなたのサイトが大きく成長し、アクセス数が大量になってきた時にまた検討しなおす程度に考えておくといいでしょう。

マシンスペック

それぞれのメーカーが出すパソコンのスペックが異なるように、レンタルサーバー自体にもスペックの違いがあります。

細かく見ていくといくつもの判断軸が生まれますが、サイト立ち上げ当初であれば、まずはレンタルサーバーのメモリ容量に注目するといいでしょう。

メモリ容量とは、簡単に言い換えるとそのサーバーの頭脳の良さを表す数字です。

メモリ容量が多いとたくさんの作業を処理でき、少ないと処理に時間がかかる、ということです。

初めてサイト運営をやってみたいという方は、まずはメモリ容量4〜8GBのものであれば十分なスペックです。

サイトが成長してきて処理スピードに不安を感じ始めたら。16GB以上に変更を検討するといいと思います。

(このメモリ容量とは、データを保存できるボリュームを表す「ストレージ容量」とは異なりますのでご注意ください)

自動バックアップ

特にサイト立ち上げ当初では、サイトのデザインを変更したり、コンテンツを量産したりといった手を加える機会は多いものです。

しかし、一つのミスでデータが破損してしまったり、誤って完全に消去してしまったりというリスクはどうしても消せません。

また、災害や停電などが発生した際、データが破損されてしまうというリスクも考えておく必要があります。

そんな時でも、自動バックアップ機能がついていれば、確実にデータを残すことが可能です。

全プランに標準で搭載されている場合もあれば、オプションで加入するというケースもあります。

オプション加入の場合でも月数百円のコストで足りるため、ぜひとも導入を検討しておくといいでしょう。

サポート体制

サイト運営を行う上で、サーバーに何かしらのエラーが疑われる場合、すぐに確認できる体制を整えておくことは重要です。

また、上記で紹介したようなバックアップが必要になるトラブルが起きた際、サイト運営初心者は非常に戸惑ってしまうと思います。

そんな時に備え、できれば365日24時間のサポート体制を整えているレンタルサーバー業者を選ぶといいでしょう。

スピーディーな対応ができるように、電話での窓口を用意しているところであればなおの事いいと思います。

おすすめサーバー

お勧めサーバーイメージ

以上より、サイトを初めて立ち上げる初心者に最適なおすすめレンタルサーバー業者を紹介します。

どちらも国内最大クラスの大手なので、基本的にどのプランであっても安定して利用いただけると思います。

Xserver(エックスサーバー)

最も標準的なスタンダードプランでは、月額990円で利用することができます。

また、無料お試し期間が10日間設定されており、手軽に始められるのも魅力です。

スタンダードプランで8GBとメモリ容量も全く問題なく、快適に利用できるでしょう。

サポート体制が整っており、電話でも問い合わせできるのも強みの一つです。

こちらのリンクをご参照ください。

LOLIPOP!レンタルサーバー(ロリポップ)

電話でのサポートが受けられるスタンダードプランでは、月額440円というコストパフォーマンスの良さが魅力です。

価格を最重要視される方にとっては、有力な候補となるかもしれません。

エックスサーバーと同じく、10日間の無料期間もあるので、まずは一度触ってみてはいかがでしょうか。

こちらのリンクをご参照ください。

まとめ:初心者はまずは大手レンタルサーバー業者を中心に検討しよう!

サーバーの選び方や選ぶ際の考え方、おすすめのサーバーについてご紹介しました。

やや難しい言葉が多く、ついつい二の足を踏みがちになってしまうのが、このサーバー選びのタイミングだと思います。

ですが、実はそこまで詳しく知り尽くす必要はなく、大まかな知識さえあれば問題ありません。

まずは有事の際には慌てることがないように、サポート体制が整っているレンタルサーバーを選ぶことをお勧めします。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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エベレディア株式会社 代表取締役会長 中島優太

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エベレディア株式会社 代表取締役会長

中島優太

著書に「超入門! サイトM&A1年目の教科書 -売却編-」。サイトM&A業界の不親切に疑問を持ち、2016年5月に親切丁寧に売買仲介する「サイトマ」を創業。取引累計額15億円以上、400件以上を直接対面で仲介(2024年10月時点)。NHKクローズアップ現代プラスに専門家としてコメント。2019年アメリカはシリコンバレーにて講演。新聞、ラジオ、ビジネス雑誌に多数掲載。

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