サイト売買の移転先におすすめサーバー3選とドメイン会社4選
「サイト売買で無事に契約まで進んだ。さて、サーバーとドメインはどうしたらいいのかな?」と思っていませんか?
サイト売買のむずかしさの1つに、契約後にも売り手と買い手でやることが多すぎるという点があります。
入金のやりとり、契約書の交付(収入印紙購入の手間)、サポート期間、マニュアルの提供、在庫の受け渡し、各種契約の巻き直し、などなど…。
そして、今回のサーバー引っ越しとドメイン移管もある訳ですが、もっとも慎重に行うべき作業になります。
なぜなら、下手をするとワンクリックでサイトが消失する恐れがあるからです。
それだけではなく、サーバーの選定を間違えるとサイトが表示されないこともあります。
また、ドメイン会社の選び方を間違えると、移管作業だけで1か月以上もかかる場合があります。
今回は、サイト売買において、おすすめのサーバー会社とドメイン会社を紹介いたします。
また、レンタルタイプのネットショップの移転などについても解説していきます。
私たち「サイトマ」は、たった1年半で約1億円のwebサイト売買の仲介をしてきた実績がありますので、自信を持ってオススメを紹介できます。
【関連記事】サイト売買とは?3億円以上を仲介した私達が教えるサイト(ブログ)売却のコツ
(※2016年の創業より、丸5年間でwebサイト売却累計金額は7億円を突破しました)
取引に何度も関わってきましたが、実際に売り手買い手が納得してきたオススメをご紹介します。
これから、サイト売買を行う方も予習として、ぜひお読みくださいませ。
参考になれば幸いです。
【関連記事】サイト売買の相場は?売却と買収の際、気をつけたい4つのこと
おすすめサーバー1
サイト売買で取引があるサイトのほとんどはコンテンツサイトです。
つまり、アフィリエイトサイト、ポータルサイトなどをはじめ、記事コンテンツで集客しているサイトがほとんどです。
よって、多くの取引で移転先にはエックスサーバーが選ばれています。
ほとんどのサイト売買での取引では、x10プラン(月額約1,000円)で十分です。
しかし、売買されたサイトのボリュームやアクセス数によっては、x20プラン(月額約2,000円)にグレードアップするといいでしょう。
また、サイト売買は初心者が取り組みやすいM&Aということで、買い手が初めてネットビジネスに参入する法人であることも多いです。
その際、やはり会社自体が初心者ですので、社長をはじめ社員もわからないことだらけです。
よって、何かあった際、サーバー会社の親切丁寧なカスタマーサービスが、買い手にとって必須となることが多いのです。
エックスサーバーは、サーバー会社では異例の電話対応(しかも女性)があり、親切ですし、どんなに素人でも使いやすい操作画面になっていますので大変オススメです。
もし、サイト売買でサーバーを比較検討していたら、よほどの理由がない限りエックスサーバーで十二分だと思います。
おすすめサーバー2
エックスサーバーではなく、老舗のサーバーを使いたいという買い手もいます。
その多くは、さくらレンタルサーバーを選択されています。
サイトによってはエックスサーバーほどの容量は必要がなく、さくらサーバーのスタンダードプラン(100GB,月額500円)で間に合う場合があります。
エックスサーバーのx10プランは、200GB,月額1,000円になりますので、ちょうど半分になります。
さらに、売り手がx10プランを使用していて、買い手がさくらスタンダードプランに切り替えるだけで、月に500円のコストダウンになるというメリットもあります。
微々たるものですが、毎月の営業利益にも貢献できます。とくに初心者であるならば、わずかな成功体験でさえ、サイト買収成功のコツです。
おすすめサーバー3
プログラムが組み込まれているサイトですと、エックスサーバーやさくらレンタルサーバーでは稼働しないことがあります。
稼働しないだけでなく、そもそも表示すらされないこともありますので注意しましょう。
そこで、特殊なプログラミングがあるサイト売買の場合、kagoyaを選択される方が多い印象です。
他のサーバーと比べて安価であることと、運営約20年の信頼があるため、迷いなく選択すべきでしょう。
レンタルショップの場合
ネットショップの場合、サーバーとドメインもセットでレンタルするケースが多いようです。
その際、実は名義変更だけで買い手に譲渡ができるケースがほとんどです。
しかしながら、ヤフーショップ、楽天ショップ、バイマアカウント、eBAYアカウント(一定の条件が必要)は、規約上譲渡が禁止となっていますので、そもそもサイト売買ができません。
名義変更のみで譲渡が可能なレンタルショップは、アマゾンアカウント、カラーミーショップ、ショップサーブになります。
具体的な譲渡手順はこちらにまとめてありますので、ご参照ください。
【関連記事】【ネットショップのサイト売買】ヤフー&楽天ショップ、アマゾン、ebayは譲渡可能か?
おすすめドメイン4社
サーバーの移転先も重要ですがドメインも重要です。特に、ドメインの場合は売主側に問題があります。
売主側のドメインが以下の会社であった場合、かつ買主が同じドメイン会社を選んだ場合、即日で買い手に権限を移管することができます。
1、お名前ドットコム
2、ムームドメイン
3、バリュードメイン
4、ウルトラドメイン
残念ながら、その他のドメイン会社であった場合、1〜2週間は待つことになる可能性があります。
また、入力項目を1箇所間違えるだけで審査が降りない場合もあり、1か月以上も移管ができないこともあります。
よって、あなたが買い手であるならば、売り手には事前にどこのドメイン会社か伺っておいた方がいいでしょう。
契約後、移管が進まないことで不安やイライラが募り、お互いが疑心暗鬼になり、もめてしまうこともしばしばあります。
また、あなたが売り手であるならば、上記4つのドメイン会社であるかをチェックすべきです。
さらに、これから立ち上げるwebサイトは上記のドメイン会社であれば、サイト売買を検討した際、非常にスムーズになります。
ドメイン会社は、どこも料金はさほど変わりません。こだわりがなければ上記のドメイン会社から選択されることオススメします。
【関連記事】サイト売買での意外な落とし穴!そのサイトはどこでドメインを取得していますか?
まとめ
いかがでしたか?
おすすめのサーバーは、エックスサーバー、さくらレンタルサーバー、kagoyaです。
ネットショップをレンタルショップとして運営している場合、名義変更のみで譲渡が可能です。
名義変更のみで譲渡が可能なレンタルショップは、アマゾンアカウント、カラーミーショップ、ショップサーブになります。
また、ドメイン会社は、即日移管が可能な、お名前ドットコム、ムームドメイン、バリュードメイン、ウルトラドメインがオススメです。
多額の金額が移動するため、売り手も買い手も神経質になりやすいです。
些細なことでもめないように、スムーズに譲渡ができる選択肢を積極的に選んでいきましょう。
ご覧頂きましてありがとうございました。少しでもご参考になれば幸いです。
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