ワードプレスでブログを作成するメリットと、事前にやるべきことについて
ブログ運営を始めようと考えている方々にとって、WordPress(ワードプレス)は魅力的な選択肢の一つです。
本記事では、WordPressでブログを作成するメリットや準備すべきことについて解説します。
また、具体的な始め方の流れや収益化の方法についても触れるので、個人事業主の方や、副業としてブログ運営を検討している方々はぜひともご一読いただければと思います。
あなたのブログ運営の参考になりましたら幸いです。
目次
WordPressでブログを作成するメリット
まずはじめに、WordPressで作成したブログの優位点やメリットなどについて、概要を説明します。
他のブログ作成方法と比較し、WordPressが持つメリットは大きく分けて下記の通りです。
1.カスタマイズ性の高さ
2.SEOの容易さ
3.拡張性の高さ
4.コストパフォーマンスの高さ
5.各種情報の入手しやすさ
当社コラムでも何度もお伝えしてきていますが、WordPressの最大の魅力は、やはりカスタマイズ性が高く、柔軟に運営していける点でしょう。
豊富なテーマやプラグインが準備されているので、特にプログラミングの知識がなくても、完成度の高いブログを作成可能です。
それらツールの中には、SEOに有効なものも多いため、SEOも比較的取りやすいと言えます。
また、将来的な事業拡大にも対応できる拡張性を持ち、初期費用を抑えてスタートできるのも非常に大きなメリットです。
さらに、大規模な利用者を抱えているため、ユーザーコミュニティが活発なため、困ったときでも解決策を見つけやすいでしょう。
WordPressブログ作成の前にやるべきこと
続いて、WordPressで実際にブログを立ち上げるという段階の前に、やるべきことについて解説します。
主な流れとしては、下記のようなフローで検討していくと間違いはないかと思います。
1.ブログのテーマ(ジャンル)を決める
2.ターゲット読者層を明確にする
3.競合ブログの調査を行う
4.コンテンツ作成のプランを立てる
5.ドメイン名を考える
ブログ運営は、比較的簡単にトライできるという事業である以上、どうしてもライバルや競合は多くなるという側面があります。
そのため、まずは運営を開始する前のポジショニングやターゲット設定が、非常に重要です。
方向性を明らかにした上で、どのようにどれくらいの頻度でコンテンツを作成していくかという計画を立てておけば、無理のない運営が可能になるでしょう。
下記の記事内でも詳しく解説しているので、詳しく知りたい方は下記の記事も併せてお読みください。
【関連記事】ブログを始める前に準備すること
WordPressブログの始め方
大凡の計画が完成したら、実際にWordPressをインストールし、ブログを立ち上げるステップに移りましょう。
WordPressでブログを始める際の流れは、下記の通りです。
1.レンタルサーバーを選択し、契約する
2.ドメインを取得する
3.WordPressをインストールする
4.テーマを選択し、インストールする
5.必要なプラグインをインストールする
WordPressブログを始めるには、まずレンタルサーバーとドメインの準備が必要不可欠になります。
大手のレンタルサーバー会社であれば、WordPressの簡単インストール機能を提供しているので、大手企業のものを利用するのがおすすめです。
テーマやプラグインの選択は、後から変更するということも全く不可能ではないですが、頻繁に変更するとコストも手間もかかるため、ブログの方向性に合わせて慎重に行いましょう。
下記記事では画像付きで紹介しているので、こちらもあわせてご一読ください。
【関連記事】WordPress(ワードプレス)の初期設定の方法
WordPressのブログ開設にかかる費用
冒頭で紹介の通り、WordPressの大きな魅力の一つに、コストパフォーマンスの高さがあります。
WordPressでブログ運営をする際に必要となるコストは、下記の通りです。
・初期費用:1万円〜5万円(テーマ、プラグインの選択による)
・ランニングコスト:年間5,000円〜30,000円程度
(レンタルサーバー代:月300円〜2,000円、ドメイン代:年1,000円〜)
WordPressブログの開設費用は、選択するサーバーやテーマ、プラグインによって大きく変わりますが、5万円ほどあれば基本的には問題ないことが多いです。
無料のテーマやプラグインを使えば当然その分の初期費用を抑えられますが、カスタマイズ性や拡張性に乏しいという傾向があります。
長期的な運営を考えるのであれば、最初から自分に合ったものを選択し、必要な投資は惜しまないようにするといいでしょう。
WordPressブログの開設手順
上記の準備ができれば、早速サイトを開設し、ブログとしての運営を開始しましょう。
この段階からどのようなブログにするかにも大きく異なってきますが、代表的な例としては下記のような流れになります。
1.レンタルサーバーにWordPressをインストール
2.管理画面にログイン
3.サイトタイトルなど基本設定を行う
4.About、お問い合わせなど固定ページを作成
5.サイトを公開し、コンテンツを量産する
1~3までは、前項と関連記事内で解説した通りとなります。
その後の流れとしては、下記画像のようにダッシュボード内の「固定ページ」ボタンより、固定ページの作成を行うことが一般的だと思います。
固定ページとは、サイト上部(ヘッダー)やサイト下部(フッター)などに、固定表示させるページのことを言います。
このサイトはどんなサイトかというAboutページ、運営者のプロフィール、個人情報取扱についての方針、お問い合わせページなどがこちらに該当します。
最低限のサイトの形がまとまれば、実際に公開してみましょう。
ダッシュボード内の「設定」→「表示設定」の下記のボタンにチェックが入っていないことを確認しておいてください。
こちらにチェックがついている場合、Googleなどの検索エンジンで検索した際に、サイトが表示することができなくなります。
WordPressブログの書き方
これまでライティングやコンテンツ作成をしたことがない方にとって、ブログの書き方は最大の障壁と感じられるかもしれません。
ですが、サイトを開設したばかりであれば、読者もそう多くないため、まずは気軽に取り組んでみるといいでしょう。
どう手をつけていいか全くわからないという方は、下記のポイントを意識するといいと思います。
1.SEOを意識したタイトルをつける
2.読みやすい文章構成を心がける
3.画像や動画を適切に挿入しながら、文章を作成する
4.内部リンク・外部リンクを適切に設置
収益に繋がるブログ記事を書くためには、SEOと読者の両方を意識することが重要です。
SEOや文章作成の領域は絶対的な正解というものはなく、またトレンドとなる手法は定期的に変化していきます。
常にリサーチと改善を繰り返していき、粘り強く取り組むようにするといいでしょう。
また、見出しの活用や画像の挿入など、視覚的な要素を加えることで、読者の滞在時間を延ばすことができます。
あまりにも多用しすぎるとよくありませんが、効果的に活用していきましょう。
ある程度コンテンツのボリュームが蓄積されていけば、内部リンクを設置することでブログ内の周回にも期待できます。
WordPressブログで収益をあげる方法
最後に、WordPressブログを収益化する方法について、解説します。
代表的な例としては下記の方法があるので、参考にしてみてください。
1.アフィリエイト広告の導入
2.Google AdSenseなどの広告配信サービスの利用
3.有料会員制コンテンツの提供
4.純広告の掲載
ブログで収益を上げるためには、複数の方法を組み合わせるのが効果的です。
上記、1と2については比較的導入しやすく、まずはこちらからトライしつつ、コンテンツのボリュームを増やしていきましょう。
【関連記事】個人がサイト運営で収入を得る流れとは?
十分にブログが育ってきて、読者の数も増えてきた段階で、有料の会員を募ったり純広告の掲載を狙ったりというステップに移るといいと思います。
有料会員制コンテンツや純広告は、難易度が高いものの、成果が出れば安定して大きな収益を得ることが可能です。
どの方法においても、信頼性が高く、良質なコンテンツがあってこそ成功するため、まずはブログの価値を高めることに注力しましょう。
まとめ
WordPressでのブログ作成は、低コストで始められ、高いカスタマイズ性と拡張性を持つという魅力があります。
個人事業主や副業を考えている方々にとっては、かなり魅力的なツールとなるはずです。
適切に準備を進め、継続的に努力していくことができれば、将来的には事業拡大や収益化も決して夢ではありません。
短期間での実現は難しいかもしれませんが、粘り強く取り組んでいきましょう。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。