サイト売買後のサーバー移転のやり方と注意点!安全に引き継ぐ方法!
交渉を終えて、無事にサイト売買の契約を締結したら次は、「サーバーとドメインの移転」を行う必要があります。
サイト売買の契約を締結したら終わりではありません。サイトは売主様の元にデータがあるので、買主様に移転する必要があるのです。
このサーバーとドメインの移転が無事に成功して、サイト売買は完了となります。
しかし、サーバーとドメインの移転でトラブルが発生すると、買主様も売主様も被害を受けるリスクがあります。
そこで、合計約6億円以上のwebサイト売買の仲介をしてきた私たち「サイトマ」が移転のやり方と注意点を解説します。
安全にサイトのサーバーとドメインの移転を行いたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
サイト売買後のサーバーとドメインの移転の方法
サイト売買後のサーバー移転の方法は、以下のとおりです。
- 1、サーバーとドメインの移転先を決める
- 2、データのバックアップを取っておく
- 3、責任の所在を決めておく
- 4、サーバーとドメインを移転する
- 5、データが移転できているか確認する
それぞれ順番に解説していきます。
1、サーバーとドメインの移転先を決める
まず、サーバーとドメインの移転先を決めましょう。
もし、ドメインの移転を忘れていると、「ドメインが有効期限切れになって、サイトが表示されなくなった…」という事態になりかねません。
サーバーとドメインの移転先は、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
【関連記事】サイト売買の移転先におすすめサーバー3選とドメイン会社4選
2、データのバックアップを取っておく
実際にサーバーやドメインを移転する前に、サイトのデータのバックアップを取っておきましょう。
バックアップを取っておけば、万が一、サーバーやドメインの移転でトラブルが発生してもデータの復旧がしやすくなります。
逆に、バックアップを取っていない場合、トラブルが起きた際に被害が大きくなりやすいので、注意が必要です。
バックアップについても、契約書にしっかりと責任の所在を記載しておきましょう。
3、責任の所在を決めておく
実際にサーバーとドメインを移転する前に、契約書で責任の所在を決めておきましょう。
「移転はどちらが主導で行うのか?」
「トラブルが発生した場合は、どちらが責任を取るのか?」
などを決めておきましょう。
契約書にしっかりと落とし込んで、買主様と売主様が納得する形にしておくことが重要です。
「2、データのバックアップを取っておく」でもバックアップの重要性は解説しましたが、契約書にもしっかり明記しましょう。
具体的には、『ウェブサイト引っ越し前には〇〇(売り手あるいは買い手。もしくは両方)が、データのバックアップを取っておく』というような内容です。
こういった責任の所在を細かく記載することで、万が一のリスクに対して対応ができるのです。 面倒くさらずしっかりやりましょう。
4、ドメインとサーバーを移転する
いよいよ実際にサーバーとドメインを移転しましょう。
買主様が使っているサーバーに買収したサイトのサーバーを移転します。
詳しい手続きは、サーバーごとに異なるため、ここでは、主要なサーバーの移転手続きのリンクを紹介しておきます。
なお、新しくサーバーを借りずに、売主様が使っていたサーバーの名義を変更して移転を完了することもできます。
ドメインの移転もドメイン会社によって異なります。
ここでは、例として代表的なドメイン会社のお名前.comのリンクをお伝えします。
ドメイン移管とは、他社からお名前.comへのドメインを移す、もしくは、お名前.comから他社へドメインを移す手続きとなります。
お名前.com内で管理を移す場合、ドメイン移管ではなく、お名前IDの付け替え手続きとなります。お手続き内容を以下よりご選択いただきご確認ください。
移管手続き方法はこちら
お名前ID付け替え方法はこちら
※お名前.comから他ドメイン管理会社への移管についてはこちらをご参照ください。
引用元:お名前.com
5、データが移転できているか確認する
実際にサーバーとドメインを移転したら、サイトのデータがきちんと移転できているか確認しましょう。
サーバーやドメインの移転がうまくいっていない場合、サイトが正しく動作しなかったり、コンテンツが表示されなくなったりします。
サーバーを移転する前に、サイトの記事のデータの数をFTP(ユーザーとサーバー間でデータをやり取りするシステム)で数えておいて、移転後にデータの数を確認する方法です。
「FTPってなんだか難しそう…」という場合、サーバー移転の代行を利用するのも検討されてみてください。
サイト売買後のサーバー移転の注意点
サイト売買後のサーバー移転の注意点は、以下の3点です。
- 1、機密情報を守る
- 2、移転の時間を決めておく
- 3、エスクローサービスも検討する
それぞれ説明してきます。
1、機密情報を守る
サーバーやドメインの移転を行う際は、サーバーやドメインのログイン情報を開示することになります。
どちらも重要な情報になるため、悪用されてしまうとサイトが乗っ取られてしまうリスクがあります。
そのため、サーバーやドメインの移転を行う際は、契約書でしっかりと機密情報の扱いを締結してからログイン情報を開示しましょう。
2、移転の時間を決めておく
また、サーバーやドメインの移転を行う際は、移転の時間を決めておきましょう。
「◯日の10時〜11時に移転を行います」と定めておけば、トラブルが発生した場合も対応がしやすいからです。
逆に、時間を定めていない場合、トラブルが発生しても「移転作業を行なっていると知らなかった」となり、対応がしづらくなってしまいます。
3、エスクローサービスも検討する
できれば、エスクローサービスも検討しましょう。
エスクローサービスとは、仲介業者がサイト売買の代金を買主様から預かり、サイトの移転が完了したら、売主様に送金する制度です。
「サイトを移転したのに、代金が支払われない」
「代金を支払ったのに、サイトが移転されない」
というトラブルをエスクローサービスを使えば防止できます。
ちなみに、私たちサイトマの仲介ではエスクローサービスも無料で提供しています。
サイト売買後のサーバー移転はプロに代行してもらうのも手
「サーバーやドメインの移転は難しそう…」
「失敗するのが怖い…」
と思っているなら、サーバーやドメインの移転をサービスとして提供しているプロに依頼をしましょう。
私たちサイトマでも、サーバーやドメインの移転のプロと提携をしていますので、安全にサーバーやドメインの移転を行えます。
また、サーバーやドメインの移転のプロは保険に加入しているため、万が一移転でトラブルが発生しても補償してくれます。
「サイト売買後のサーバー移転はプロに代行してもらうのも手」の最後に追記 ちなみに、私たちサイトマでもサイト引っ越しを代行しています。
詳しくはこちら。
まとめ:サイト売買後は安全にサーバーを移転しましょう
サーバーやドメインの移転はサイト売買において、発生する工程です。
サーバーやドメインの移転で失敗をしてしまうと、サイトが運営できなくなってしまいます。
そのため、売主も買主もサーバーやドメインの移転は、迅速かつスムーズに行うことが理想的です。
何十万円や何百万円で売買されたサイトのサーバーやドメインの移転は失敗が許されません。
サイトマでは、サーバーやドメインの移転のプロと提携していますので、安全にサイトを移転できます。
また、提携先がサイト保険に加入しておりますので、万が一情報流出やサーバー移転の失敗などのトラブルが発生した場合でも、それに伴って生じた損害を補償いたします。
「サイト売買には興味があるけど、サーバーやドメインの移転が心配」という方は、以下のバナーからお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
経験豊富なスタッフがサイト売買に関する相談に乗らせていただきます。
ご覧頂きましてありがとうございました。