サイト売却の4つのメリットとは?サイト売買仲介のプロが解説
「自分のサイトを売却することのメリットってどんなものがあるのだろう?」と疑問に思っていませんか?
サイト売買に関してはネット上でも情報が十分に出揃っておらず、「実際のところどうなの?」と不安に感じている人も多いでしょう。
そんなあなたに朗報です。
この記事を読んで頂ければ、サイト売買で売却するのメリットがわかります。
それだけでなく、サイト売却におけるデメリットやリスクについてもわかってしまいます。
なぜなら、私たちサイト売却専門「サイトマ」は、累計7億円以上のwebサイトの売買を実現してきた実績があるからです。
【関連記事】サイト売買とは?3億円以上を仲介した私達が教えるサイト(ブログ)売却のコツ
さらに本記事の最後にはどんなサイトであればより大きなメリットを得られるのか?についてもご紹介します。
サイト売却を成功させたい方のご参考になれば幸いです。
サイト売却のメリット
まずはサイト売却によって得られる代表的なメリットを4つ紹介します。
「サイトを売りたい気持ちがあるけど、なんとなく決めきれない」という方は必見です。
どのポイントもこれからのあなたの事業をスリムにして活性化させるだけでなく、人生を豊かにできる可能性を秘めているものですので、じっくりと読んでみてください。
1.まとまったお金が得られる
サイト売却における最大のメリットは「将来の利益を先取りして獲得できるので、まとまった資金を得られること」です。
一般的にサイト売却金額の相場というものは決まっていませんが、おおよその金額は下記のように算出されます。
【関連記事】サイト売買の相場は?売却と買収の際、気をつけたい4つのこと
仲介費用や税金によって若干の差し引きがありますが、例えば営業利益10万円/月のサイトであれば180〜240万円ほどの金額が一度で得られるということです。
新規事業立ち上げ資金として活用するのもありですし、ジャンルの異なる新たなサイト運営を買収するのも面白いと思います。
それだけでなく、過去にサイトマでサイト売却をされた方は趣味の海外旅行に長期間出かけられたり、昔からの夢だった留学資金に売却資金を当てられたりという例もありました。
しっかりと作り込まれたサイトは長い間収益をあげるものですが、一度に大きな資金を得られる機会はそうありません。
得られた売却資金によって今後の選択肢が増えるのであればぜひともサイト売却を検討するべきです。
2.新規事業に集中できる
リソース配分やモチベーションなどの都合により、サイト更新を継続できていない場合にもサイト売却は非常に大きなメリットとなります。
限りある時間を、新規事業や他に集中したいサイト、本業などに投資することができます。
人生は有限です。お金は失っても、また稼ぐことはできますが、時間は取り戻すことはできません。
あの時売っておけば良かった、と後で思ってもすでに価値は落ちていることがほとんどです。
サイト売却は、未来の利益という金銭面だけでなく、自由な時間も合わせて手に入れることができるからこそ、売却するタイミングが非常に重要となります。
リソースを投下できないサイトであれば迷わず売却に進んだ方が精神的にもゆとりが生まれ、他の様々な事業に集中することができるはずです。
3.高値で売れる可能性がある
上でもお伝えした通り、一般的にサイトは直近半年間での利益をベースとして、売却金額が決定します。
ただし、全てがそれで決まってしまうわけではなくあくまでも参考の価格です。
サイトの魅力やPRポイントは売上・収益といった金銭面だけではありません。
詳しくは本記事の後半に触れますが、アクセス数が多いサイトやコンテンツの質が高いサイトなど、たとえ収益が少なくても高値がつくことがあります。
また、例えば専属ライターを雇い、サイト運営の実働時間がほぼゼロになるように自動化されているサイトなども高値で売れる可能性が高いです。
同じように、誰がやっても同じように運営できて、同じ成果を期待できるサイトも高く売りやすいでしょう。
売上が少なくても「買い手のニーズと合致する特徴を持っているサイトは高く売れる」ということを覚えておいてください。
実はサイトの本当の魅力というのは売り手も気付いていないことが珍しくないので、まずはサイト売却市場に出してみることが重要です。
4.サイトを残して後継者に引き継げる
サイト運営でしっかりと収益を得られるようになるまでは、どんなサイトでも長い時間が必要になります。
特に、1年2年と運営を続けてきたサイトには誰しも思い入れがあるものですよね。
サイトマが仲介してきた中でも、リーソスの都合で運営できなくなったサイトが、他の人の手に引き継げるという点に価値を見出す人は本当に多いです。
サイトマで売却する案件では、どんな買い手を希望するかということも売り手にヒアリングしているのですが、「特に知識はなくていいので、誠意を持ってサイト運営してくれる誠実な方がいいです」というご意見をいただくことが多くありました。
今は更新できずに休眠状態のサイトが、誰かの手に渡ることで大きな価値を生み出すサイトに変身したり、買い手の人生を幸せにするサイトに成長したりすることを想像してみてください。
売却資金を得られることも大きな利点ですが、心情としてもすごく有意義なものに感じられないでしょうか?
サイトマのホームページでは、過去に成約したお客様のお声も紹介しています。
自分のサイトにもそんな価値があるかもしれないと感じられた方は、まずは無料査定をお試しください。
サイト売却のデメリット
「サイト売却のメリットはわかったけれど、サイト売却って難しそう」「自分には知識がないので出来そうにない」と思っている人も多いのではないでしょうか。
確かに、売却する相手もどんな人かよく知らない、どうやって手続きをしていいか全くわからない状態で個人で完結しようとすると、思いも寄らないトラブルに巻き込まれる可能性はあります。
ですが、しっかりとサイト売却に関しての情報を集めながら、信頼できる仲介業者に依頼できればそんなリスクを限りなく小さくすることもできます。
売却どころか損失が発生してしまったり、訴訟問題に発展したりということにならないよう、個人でサイト売却を行うには下記のようなデメリットがあることをあらかじめ把握しておきましょう。
1.相手探しが難しい
近年、企業M&Aや事業継承などの成約件数は右肩上がりで伸長し続けており、人手不足や少子高齢化により今後もますます増加していくことでしょう。
そんな影響も受けて、小規模M&Aやサイト売却の認知度も徐々に向上し、サイトオーナーにとってサイト売却という選択肢は現在では決して珍しいものではなくなってきました。
ですが、それでも世間一般の人がある日突然「お金が貯まったしサイトを買おうかな」と考えることはそこまで多くないはずです。
そのため、「サイトを売却したい!」という思いがあっても、何もせずとも自然に買い手がつくことは起こり得ず、能動的に買い手を探す必要があります。
買い手となる相手探しの具体的な手段としては、
1.仲介サイトで自分で売る
2.仲介業者に仲介してもらう
のどちらかですが、仲介サイトで自分で売るケースでは、相手を探すのも自分、サイトをPRするのも自分、価格交渉を行うのも自分となります。
これらは想像以上に時間と手間がかかる上、最悪の場合そこまでしても結局買い手が見つからなかったということも当然起こり得ます。
特にサイト売却に慣れていない、他事業が忙しいという方にとっては大きな負担となってしまう可能性があることを知っておきましょう。
2.手続きが面倒
個人でサイト売却を行う場合、無事に買い手となる相手が見つかり、価格交渉を終えてもそれで終了ではありません。
そこからの実務となるサーバーやドメインの移管、契約書締結など法的な手続き、入金確認などミスが許されずプレッシャーがかかる環境が続きます。
私たちサイトマのようなサイト売買仲介のプロが間に入れば、専門家が段取りを整えるためスムーズに話が進みますが、完全に個人でやるにはかなり高いハードルがある作業です。
特にこの工程のどこかでアクシデントが発生したり、買い手との理解の相違があったりすると、最悪の場合訴訟問題にまで発展しかねないシビアな世界となります。
サイト売却で資金を手に入れるどころか、損失が発生することもありえますので、仲介業者に依頼しない場合はかなり慎重に進める必要があるでしょう。
3.期待した金額にならない可能性もある
お伝えしてきた通り、サイトの売却金額は一般的に「直近半年の月間営業利益平均×18〜24か月」で計算されます。
ですので、過去に莫大な収益を上げていたとしても、サイト売却の価格には直結しないということも珍しくありません。
他事業との兼ね合いやリソース配分の都合により、新規記事更新やリライトが止まっているサイトであれば、当然直近半年の収益は落ちやすくなります。
どれほど実力と実績があり、頑張って作り上げた大切なサイトでも、直近半年で収益が下降している場合は思い描いた金額にならないこともあるので、気をつけましょう。
逆に考えれば、この直近半年の月間営業利益を上げておけばその分高値で売却できるので、売却を検討している人は意識しながら運営してみてください。
私たちサイトマは、売却を希望されるサイトを一つ一つじっくり確認した上で強みやアピールポイントを探し、独自のPR文を作成してオフライン営業を行うことで、圧倒的な売却率を実現しております。
なかなか希望通りの金額で売却できない場合は、プロの仲介業者に頼ることも有効です。
4.税金がかかる
税制上、サイト売買は企業買収の一種である事業譲渡として取り扱われます。
サイト売却を行うのが個人か法人かによって、またどのようなサイトを売却したか等様々な条件によって税率や種類が異なりますが、一般的には売却した金額に対して所得税と消費税が課税されます。
こちらについては、サイト売却における税金に関する情報を詳しくまとめた記事がございますので、下記をご参照ください。
【関連記事】会計のプロが教えるサイト売買の節税、勘定科目、確定申告、経費-売却編-
※リンク先記事内にも記載しておりますが、個々のケースについては必ず税理士又は税務署に確認をするようにお願いいたします。
本記事に基づく判断による損害等の保証はいたしかねますので、何卒ご了承ください。
5.売りに出せない可能性もある
アフィリエイトサイトやECサイト、Amazon・eBayセラーアカウント、ゲームアプリ運営アカウントなど、サイトマでは幅広いジャンルを取り扱っていますが、中には絶対に売れないサイトも存在します。
それは、「個人に依存したサイト」です。
例えば有名人やタレントの日々の活動を紹介している個人ブログなどは、他の人が買収しても運営することはできません。
同じように、運営者自身がいないと成り立たないサイトや、個人ブランドが立ちすぎているサイトは売却することは原則不可能です。
【関連記事】サイト売却の大失敗…ホリエモンのブログは売れません
どうしても売却したい場合、同じビジネスを他の誰かが変わらずに運営できるように仕組みを整えたり、個人名でなくキャラクター化するなどの工夫が必要となります。
また、アメーバブログやlivedoorブログといった無料ブログにおいては書き手に所有権がなく、利用規約上でもアカウントの譲渡は禁止されているため、売却は不可能です。
サイト売却金額が高いサイトの特徴
これまではサイトマは、サイト売却の専門家として数多くの案件に関わってきました。
実際に仲介をしていく中で、「どんなサイトが高く売れるか?」「どんなサイトが買い手さんの興味を引くのか?」という共通点が見つかりつつあります。
ここでは、サイト売却金額が高くなるサイトの特徴を3つのポイントに分けてご紹介します。
既に下に挙げる特徴を満たしているサイトを運営しているのであれば、大きな売却資金を獲得できるチャンスとなるでしょう。
逆にこれからサイト売却を進めようとしている方は、それぞれの特徴を意識したサイト作りを行なっておくことで、交渉時に売却金額をアップさせられるかもしれません。
「少し時間をかけてもサイトを高く売りたい」「新たな事業を立ち上げるためにまとまった資金が欲しい」という方は必見の内容です。
1.収益が安定している
一時的な流行や突発的なブームに左右されず、毎月安定した金額が計算できるサイトは、買い手が最も興味を持ちやすいサイトになります。
なぜなら、サイトを買収する買い手は「サイトを買収することでビジネス(事業)を手に入れる」ことを期待しているからです。
言い換えるなら、不動産投資や株式投資と同じように、サイト売買も「投資の手段のうちの一つ」と表現してもいいでしょう。
収益が安定しているサイトであれば、「買収資金を回収できるか?」「どれくらいの利回りになるか?」という計算が立ちやすいため、買い手がつきやすいということです。
最近ではサイトの買収で融資を受けるケースも増えてきており、収益が安定しているサイトであればその数値が銀行や公庫に対するPR材料としても有利に働きます。
さらに、誰が運営しても同じ成果が出るように仕組み化されているサイトであれば、より一層買い手からの評価が高くなります。
繰り返しになりますが、特に売却を行うタイミングの直近半年の売上と経費は売却金額に直結するので、かなり重要なファクターとなります。
2.アクセス数が稼げている
たくさんのアクセス数を稼いでいるサイトも、収益が安定しているサイトと同じように買い手が付きやすいです。
どんなサイトでも単純にアクセス数が多いほどそれだけ収益も高くなりやすいという傾向はもちろんありますが、実はそれだけではありません。
「アクセス数が稼げているサイト」とはつまり、「その数のユーザーに対してリーチできるメディア」ということになりますよね。
例えばグルメサイトであれば「外食や料理が好きなユーザーに情報を届けられるツール」として活用できます。
食品メーカーや飲食店など、既に販売するものがあるけど集客に悩んでいるという買い手にしてみれば、そのツールが非常に魅力的に映ることがおわかりいただけると思います。
もう一つ付け加えると、そのグルメサイトの「ユーザーの9割が健康に気を使う30代女性」だったとするとどうでしょうか。
自社メディアを持たないダイエットフードやスムージーなどを販売する企業にしてみると、たとえサイト収益がゼロだったとしても買収する価値はありそうですよね。
このように、特定の層を多く集めているサイトと、買い手側が意図する顧客層がマッチングしているケースでは、市場価格よりも高値で売却できるという例も少なくありません。
3.コンテンツの質が高い
サイトの収益も少なく、アクセス数もそれほど多くないサイトでも、コンテンツの質が担保できていれば高値で売却できることもあります。
一般的にサイトで収益を上げていく流れを大まかにまとめると、
①質の高いコンテンツを作り込み、ドメインパワーを高めていく(コンテンツの質が高いサイト)
↓
②上位表示がされやすくなり、それに伴いアクセス数も増える(アクセス数が稼げているサイト)
↓
③流入数が増えたことで、コンバージョン数もアップする(収益が安定しているサイト)
というフローを回していくことで、どんどん稼げるサイトになります。
このうち、時間と手間がかかるポイントは当然ながら「①コンテンツを作り込んでいく」という作業です。
したがって、自社で作り込むリソースがない買い手にしてみれば、高品質なコンテンツがあるサイトを買収することは非常に理にかなっているといえます。
買い手にある程度のネームバリューがあればそれだけでアクセスが稼げるかもしれないですし、資金力を生かした広告運用で収益化できるかもしれません。
実際に以前サイトマで仲介を行った案件で、全く売上がないサイトながらも、直帰率0.1%という圧倒的なコンテンツ力を持っており、親和性のある企業が高CV率を見込んで買収したという事例がありました。
このように売上やアクセスだけでない部分でも買い手にPRできることがないかじっくり探してみることが重要です。
まとめ:サイト売却は正しく行えば、得られるメリットが大きい
サイト売却にどんなメリットがあるのかについてお伝えしてきました。
改めてまとめると、サイト売却を正しく行えば
①まとまったお金が得られる
②新規事業に集中できる
③高値で売れる可能性がある
④サイトを残して後継者に引き継げる
というメリットを期待できます。
しかしながら、知識や経験が少ない状態で個人で突っ走ってしまうと、思いも寄らないトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるのも事実です。
特にサイト売却がはじめての場合は、相手探しからサイト譲渡までの取引をストレスなくスムーズに完結させることは非常に難しいでしょう。
サイトマでは、創業者がサイト売買で失敗した辛い経験も踏まえて、サイト売却をされたい方のサポートをしております。
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