19歳の未成年がサイト売買?!若い世代ほど時間の価値を知っている?
(※このコラムは2016年11月サイトマリリース当時に創業者が執筆したものです)
本日もサイト売買の打ち合わせ。品川付近で。
譲渡契約を締結する前の重要なシーンです。
男女のお見合いでいうなら、初顔合わせ、そんなイメージでしょう。
もちろん、この段階でも、破断することはよくあります。
ですからほどよい緊張感を持ちながらも、包み隠さず本音で話す必要があります。
今日は、とある女性社長が運営していたサイトの買収案件。
売主様と一緒に、買収希望者様を待っていました。
すると・・・。
さわやかイケメン&童顔な少年?が現れました。
気になったので伺ってみました。
「●●さん、いまって何されているんでしょうか?」
「大学1年生です。」
なんと!!!
サイト買収に企業でもなく、個人事業主でもなく、学生さんが手を挙げてくれたのです。
しかも、今年入学したので19歳!(つい最近まで高校生)
びっくりしました。かなり希なケースです。
売主様と、「自分が19歳のころなんて、遊んでばかりで、ビジネスのことなんて考えてなかったですよね(笑)」と。
将来は社長になると決めているそうです。
こうした素晴らしいガッツのある人も、まだまだいるものですね。うれしくなりました。
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そもそも、なぜ大学生なのにM&Aなのか?
いろいろとお話を伺っていると、お父様が経営をされているそうです。
そして、これまでずっと仕事を手伝っており、大学生にしてはキャッシュは持っているとのことでした。
すばらしいですよね。
さらに、それよりも驚きなのが、先見の目があることです。
今回のサイトは、社長さん自らのアイデアでつくられたサイトですが、女性の特質?なのか、どうもマーケティングや仕組みつくりが苦手だと理由での譲渡でした。
ですが、非常にいけそうなサイトなのです。
戦略、ターゲット、コンセプト、はおもしろく斬新なので、ささったらすごいことになりそう。
きっと求めている人がいる、そんなサイトなのです。(現に私の身内は使うと思います。いや使わせたい。)
19歳の青年が、「このサイトは、大きなキャッシュフローが生まれそうだ」と判断されて、本当にすごいです。
そして、プログラミング等も、「抜群に得意な仲間がいますし、一緒に付いてきてくれる野心ある仲間もいます」、とのことで抜群に社長気質。
人を惹きつけるし、なんかやってくれそう感がひしひしと伝わってきます。
そして、結局どうなったか?
面談後、売主様からこんなメールが。
まるで母親のような、あたたかいメールですよね。
こうして、出会いをつくれたことを、本当にうれしく思います。
やはり社長の子は社長になりやすい?
一概には言えませんが、19歳とは思えない落ち着いた物腰で、礼儀正しい方でした。
お父様の影響を受けておられるのか、年上の私たちにも丁寧な対応をしていただき、本当に良いご面談となりました。
やはり、親の影響は強いのでしょう。
宇多田ヒカルのように、ワンオクのtakaだったり、音楽家の子供は音楽の道でも成功しています。
もちろん、そうでない場合も多いとはおもいますが、少なからず影響を受けていることは確かだと思います。
なんたって幼少から身近にあるのですから。本人にとっては当たり前、ですからね。
今回の買収者にとっては、「ビジネスは当たり前」という環境だったのかもしれません。
ちなみに、私自身はどうだったか?といいますと、父親はサラリーマン、母親は幼稚園の先生でした。
身近にあったには、2人の弟と妹です。いつも兄弟でせまい家で遊んでいました。
4人でTVゲームしたり、トランプしたり。ケンカしないように仲良く遊ぶように工夫していました。
だからこそ、人が好きなのかもしれません。ドライなネット上のやりとりは、本当に嫌いなのです。
そして、父親の家系は事業をしていました。母親の家系は、校長先生、政治家などでした。
私の場合、幸いにも祖父や曽祖父がビジネスや政治の世界で結果を出しており、幼少の頃からいつも遊んでもらっていました。
少なからず影響は受けていると思います。
しかしながら、まだまだこれからなので、経営に関する勉強は常にしていく必要があります。
それにしても、本日もすばらしいサイト売買ができました。