【サイト売買の実例】交渉上手で価格を上げる売主&価格を下げる買主
「できれば価格交渉なくスムーズに取引したい」と、考えたことはありませんか。
売り手であれば「値引き交渉なく高値での取引がしたい」と、思います。
買い手であれば「安い金額で交渉を成功させたい」と、思います。
その中でも、『これは交渉上手!』と感じた交渉例がありましたので、ご紹介したいと思います。
本記事では、買い手の交渉実例もふまえて、交渉術について解説していきます。
参考になれば幸いです。
あなたのサイト売買が成功することをお祈りしております。
交渉上手な売主実例
先日、交渉上手な売り手がいらっしゃいました。
スカイプ面談前の交渉では、譲渡希望額より30万円ほどの値引き交渉を受けての面談でした。
買い手もその金額で購入できるものだと思って面談に臨まれていたはずです。
そして、面談当日。
買い手様を迎える直前に、売り手様より「私から金額の提案してもいいですか」と質問がありました。
最終的には、売り手買い手の合意で決まるのが商談です。
「もちろんです」とお伝えして交渉の場に臨みました。
質疑応答が一通り終わり、購入意思の確認へ。双方で譲渡意思が成立。
金額の確認になったところで、売り手より譲渡内容の確認と合わせて金額提示があったのです。
この売り手様は、普段はWEBコンサルの講師をされており、その受講生には何十万という価格で提供しているノウハウも譲渡対象でした。
そのノウハウの渡し方として、スカイプ面談などで口頭でのレクチャーであれば、今の譲渡額のまま。
もしくは、その内容を資料にまとめるのであれば、プラスいくら、という形の提案でした。
形に残すか残さないかで、金額の差別化を提案されたのです。
そのノウハウは、数ヶ月の売り上げで回収できるほどの金額設定だったため「買います!」と合意。
最終的に譲渡額が当初の金額に近くなりました。
交渉上手な買主実例
さきほどの交渉事例は、双方が納得いく金額、かつやりとりだったため素晴らしい着地となったと感じています。
スカイプ面談は最後の交渉の場です。面談前に値下げ交渉があったからと諦めるのはまだ早いのです。
逆もあります。買い手として、値下げをお願いする場合です。
上記の逆で、サポート期間もマニュアルも要らないので、少しでも負担を減らして価格も抑えて欲しいという内容です。
売り手にとっては、早期に手離れができるということで、嬉しい申し出に感じる方もいるでしょう。
一方のわがままではなく、双方のメリットを考えた取引であれば商談は決まりやすいのです。
あなたが提供できる付加価値は何ですか
双方のメリットを考えるときに重要なこと。
それは、自分が提供できる価値を考えることです。
何が相手にとっての価値となるのでしょうか?
もちろん状況によって様々かと思います。
が、自分にしか提供できない価値を持っている人は交渉には強くなります。
人より多い特別単価の数かもしれません。コンサルで得たノウハウかもしれません。
「あなただから」という人間性かもしれません。
余裕のある方は、自分の価値を棚卸しして臨んでいただければ意外な発見があるかもしれません。
ぜひ、これから商談を控えている方は参考にしていただければと思います。
最後まで、ご覧頂きましてありがとうございました。
もし宜しければ、「ブックマーク」や「お気に入り登録」をして、何度も読み返して知識としてください。きっと今後も参考になるはずです。
あなたのサイト売買が成功されることをお祈りしております。