大塚家具の身売りは正しい!サイト売買仲介から見るお家騒動
いま話題の大塚家具。支援という名目で各社が名乗りをあげています。
その内容とサイト売買(とくにサイト売却)を絡めて、独自視点で解説していきます。
2018年8月4月付に発表された記事は以下のとおりです。
30年6月中間決算は、本業のもうけを示す営業損益が35億円の赤字(前年同期は27億円の赤字)だった。通期予想は最終損益を13億円の黒字から34億円の赤字(前期は72億円の赤字)に引き下げている。出展:産経ニュース
これに対して、各社株を買い増しすることで、大塚家具に資金を提供する動きがみられるかもしれません。
結果、大塚家具は株の保有が少なくなるため、事実上、会社を売ってしまう結果になるかもしれません。
しかし、私たち、サイトM&Aを行なっている立場からすると、結果的に会社を売却できて良かったのではないか、と考えています。
なぜなら、会社もウェブサイトも、売れないものが多いからです。つまり、売れるだけいいじゃないか、ということです。
結果、経営の立て直しができる会社に大塚家具がわたり、社員も救われ、取引先も救われ、株主も救われますので、「大塚家具身売り」は相乗効果が高いと考えています。
社長さんはどのように考えているか、本心は定かではありませんが…。数字だけ見ると万々歳でしょう。
このまま、独裁政権を貫くことが、はたして上場企業として果たすべきことかは疑問です。
【関連記事】サイト売買で法人ごと売却する方法とやり方
売却できないウェブサイトの特徴とは?
上記のとおり、売れない会社、売れないウェブサイトは存在します。
では、売れないウェブサイトはどのようなサイトでしょうか?
こちらの表のように、横軸に時間、縦軸に収益をプロットした際、赤丸で示した収益が下がりはじめたウェブサイト。
このようなサイトは、売却はむずかしいです。
売却できたとしても、サイト売買完了までには、時間がかかることは覚悟しておいた方がいいでしょう。
大塚家具のようにだれもが知っている会社であれば、収益が下がっていても買い手が現れます。
しかし、星の数ほどあるウェブサイトは、誰が運営しているかわかりません。
よって、信頼が低い上に、収益が下がっているサイトは売買されにくいのです。
サイトを売却するためには?
会社のM&Aが盛んになっているため、サイトM&Aも盛んになってくるでしょう。
ポイントは以下図にある、黒丸で示した時期で売却or継続を早めに判断することです。
つまり、ウェブサイトの業績が伸びているとき、もしくは停滞する前のタイミングで、売却を進めると買い手がつきやすいのです。
売却した資金で、あたらしいサイトをつくってもいいですし、まったくあたらしいビジネスをしてもいいでしょう。
実際、サイト売却に成功された方は、そのような人が多いです。
さらに、海外に留学や世界旅行に行かれた方もいます。
佐々木さんはそのように人生の節目でリラックスし、今はあたらしいビジネスに取り組んでいるようです。
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(サイトマで実際にサイト売却に成功された佐々木さんのインタビュー)
大塚家具のように、なんだかんだ売却できるというケースはサイト売買ではレアです。
よって、「これからこのサイトは今後も伸びていきます」というデータを交渉する際に提示できれば、サイト売却はスムーズになります。
ご参考にしていただければ幸いです。