サイトを売却するために「サイトデザイン」は必要なのか?
我々サイトマにサイト売却の依頼をいただいた個人事業主の方から、このような質問をいただきました。
「デザインがよくないので、売る前にサイトデザインを整えたいのですが、売りやすいデザインはありますか?」
(守秘義務のためサイトはお伝えできませんが、ブログに近いサイトとだけお伝えしておきます。)
サイトデザインに正解はありません
法人様からの依頼ですと、サイト運用が数年、5年以上となっていることもあり、デザインはしっかりしています。
しかし、個人事業主の方などのサイトですと、なかなかデザインまでは手が回っていないことも多いです。
そのうえで、その方にもお伝えしたのですが、”このデザインだったらサイト売買で売却できる!”というものはないのです。
売ろうとしているサイトデザインがいい!と判断するのは、購入者さんです。十人十色、趣味も好き嫌いも人それぞれですから、そもそも正解がありません。
ですからサイトを売るためには、売る側が「このデザインだと売れる、売れないと」色眼鏡で判断しない方がいいのです。
できれば、サイト理念が反映されているデザインがいい
例えば、高級マンション物件の仲介を行っているサイトがあるとします。
高級マンションですから、都内のタワーマンションなどが紹介されていそうですよね。
そのようなサイトで、あきらかにポップなデザインだとどうでしょうか?
家賃が70万円するような物件を扱っているのに、ポップなデザイン・・・。
どうも信頼を得るのはむずかしいような気がしますよね。
こういったサイトは高級感あるヘッダーや、字体、色など、慎重に選択していくべきですね。
もっといえば、そのサイト理念や世界観が反映されているデザインであれば、物件を見てみようかな?と思えますよね。
実はサイト運営で、この理念や世界観をつくるのが、ある意味ではもっとも困難です。
ですから、これらをすでにデザインとして反映できているのでは、それだけで価値があります。
最低でもヘッダーくらいはあった方がいい
ブログと割り切って販売するのであれば、デザインがない方が売れやすいこともあります。
しかし、サイトとして売り出すのであれば、ヘッダーは最低限あった方が交渉後にサイト売買成立しやすい印象です。
人と会うときも、第一印象がもっとも重要だと言いますよね。ビジネスシーンですと、やはりスーツがいいですし好印象になります。
売りに出すサイトも、やはり第一印象で判断されることが多いです。
サイト運営になれている経営者であれば、デザインよりも中身やデータを見てくれます。
しかし、会社の買収担当社員の方ですと、全ては見てくれない印象です。
ですから、あまりにもデザインができていないサイトですと、交渉はその時点で終了ということがあります。
売りに出すサイトには、スーツを着せてあげましょう
サイトデザインがいまいち、ということであれば、最低限のデザインはやっておきましょう。
とくにヘッダーくらいはやっておいた方がいいでしょう。
ご自身でやるのがむずかしい場合は、下記のサイトから専門家にアウトソーシングしましょう。
■安く済ませるなら(1000円〜)
>>ココナラ
>>シュフティ
■広く募集するなら
>>ランサーズ
>>クラウドワークス
大きな金額を投資する必要はありませんが、第一印象をよくするために、あなたのサイトにスーツくらいは着せてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
思った以上に、見た目でサイトを判断することが多いです。
せっかくいいサイトをつくったのであれば、ぜひとも一目で気に入ってもらえるデザインは整えてみはいかがでしょうか?
サイトを売りたい個人さん、個人事業主の方は、ぜひとも参考にしてみてください。