ズーム?スカイプ?サイト売買の商談に最適なオンラインツール比較
「オンラインの商談ってどんなツールがいいんだろう?」と、疑問に思ってませんか?
最近では、無料で使えるものでは、ZOOMやスカイプ、ライン、ハングアウト、などが有名です。
また、有料ですとライブオン、ベルフェイス、オムニジョインなどの本格的なウェブ会議システムもあります。
私たちはサイトM&Aの仲介をする中で、商談で様々なツールを使ってみました。
4年間試行錯誤し、最終的に辿りついたのは「ZOOM」「スカイプ」の2択でした。
さて、どちらがサイト売買の商談に向いていると思いますか?
このコラムをご覧いただければ、どちらのツールを使えば良いか理解できます。
また、そもそもなぜ面談をした方がいいのか、その理由もわかります。
是非、最後までお読みください。
▼動画ですと11分ほどでご覧いただけます▼
目次
売買成立前には、面談実施を推奨
私たちサイトマでは、売買成立の前には、面談を必ず入れています。
実は、ほとんどの仲介サイトが面談を実施していません。
そんななか私たちサイトマは、業界で唯一、必ず売買前に面談を入れています。
実は、サイト売買では、メールだけでサイトの売り買いを進めることがある特殊な業界です。
よくても電話での会話程度で売買を決めてしまう人もいます。
しかし、やはり顔が見える取引の安心感や効果は絶大です。実は、売買成約率も、面談があった方が断然高くなります。
なぜなら、一気に不安や懸念がなくなり、スピード成約に繋がることもありますし、なんと言っても信頼感が生まれまるからです。
(↑実際のオンライン面談の様子。掲載許可をいただいております。)
・売り手にとっては、収入源のサイトを手放す怖さ
・買い手にとっては、大金を払うという怖さ
両者の異なる不安を、メールや電話だけで払拭するのは難しいことだと私たちは知っています。
ですから、もし売買を成立させたいのであれば、
①サイト売買成立前は必ずオンライン面談
②遠方でなければ対面での商談
をオススメします。
(※ちなみに、サイトマではオンライン面談もしくは対面での面談を行っておりますが、2020年4月現在はコロナ対策のためにオンラインのみで行っています)
効率的な面談実施が失敗しないサイトM&A
M&Aはスピードが大事なので、「一度お会いしてお話を伺いたい」という買い手の方もいらっしゃいます。
しかし、
・購入前提でまずはオンライン面談、必要に応じて、売買成立後に直接の打ち合わせしたい買い手
この2通りの買い手が居た場合、選ばれるのは後者です。
1日でも早く売却したい売り手にとって、検討に時間を掛けたい買い手との交渉は優先順位が下がってしまうのです。
また、少しでも安く購入したい買い手にとっても、実は後者であれば売り手も前向きに交渉の応じてくれることが、4年間仲介のみやってきた実績から分かっています。
よって、売り手と買い手の面談は、すでに買い手が購入前提であり、売り手も売却前提になっている状態で行われることが、お互いに取ってメリットかつ効率的なのです。
では、なぜSkypeがサイト売買に向いているのか?
オンラインツールとして有名なものにZOOMやSkypeがあります。
そんななか、サイトマではあえてSkypeを使用しています。
基本的なオンライン面談中の操作方法は、ZOOMとSkypeでさほど大きな違いはありません。
しかし、サイト売買とういう特別な商談に限っては、両方を使ってみた結果、Skypeが最適だとわかってきました。
それはなぜでしょうか?
1、個人アカウントとして繋がることができる
Skypeですと、ZOOMのように招待URLを知った誰かが急に入ってくるという心配がありません。
ZOOMは最近これが問題になっていますよね。
セキュリティの関係から、ZOOM使用禁止の企業様もいらっしゃいます。
売り手はサイトのリアルな売上や数字などを公開しますし、買い手も商談そのものをライバルなどに知られてたくないこともあります。
つまり、ZOOMのように特定URLで面談ができてしまうと、お互いにとってリスクが高いのです。
よって、個人アカウント同士でしかオンライン面談ができないSkypeが最適なのです。
ちなみに、オンライン面談前には、売り手ー買い手間にて、秘密保持契約書(NDA)を締結しています。
これで、事前にお互いの住所や氏名などもわかり身元がはっきりした状態で安心して面談ができます。
また、このNDAは、面談内で話した内容は他言しませんという内容でもあるので、さらに安心です。
・NDAで身元がはっきりした者同士が商談する
これらの理由から、商談としての基盤が整った上での会話ができます。
2、時間制限がないので、疑問が晴れるまで話せる
仲介も入る三者面談の場合、グループ通話機能が重要になります。
最低でも3名(売り手、買い手、仲介スタッフ)や、共同運営者や社長と現場担当者のように、4名以上で参加することも珍しくありません。
3名以上のグループ通話の場合、ZOOMは無料枠が40分までという時間制限がありますが、Skypeにはありません。
そして、面談の時間は、平均で1時間ほどあります。
質問が多い場合など、長い場合は2時間を超えることもたまに発生します。
制限時間を設けずに、不安を解消できるまで話せる、という環境がとても重要です。
終了時間まで焦ったり遠慮してしまって、聞きたいことが聞けなかったというのはよくないことです。
また、売買が成立した後は、今後の流れの説明や、手続きに関する質問を受けることもあるため、意外な質問で長くなることもあります。
そして、面談の後にも、Skypeは売り手様ー買い手様の間での引き継ぎやサポート期間(3か月が平均)にも使用していることが多いため、時間を関係なく使えることも大きなメリットです。
3、面談後にもメッセージのやりとりができる
実は、面談後にも質疑応答などのやりとりが発生することが、サイト売買の商談においては存在します。
そういった場合、オンライン面談でつかったツールで質疑応答をメールでした方がスムーズです。
なぜなら、必要であればすぐにまたオンライン面談することもできるからです。
ちなみに、ZOOMでは、会議終了後に、そのURLに戻ってメッセージ交換ができないのです。
これがZOOMとサイト売買の商談が合わないと痛烈に感じるところです。
例えば、商談後にこんなやりとりが発生します。
こちらの写真のように、売主様から数値のエビデンス(売上やアクセスの証拠)を提出いただくのやりとりがあります。
これによって、買い手はスムーズにデータを確認して売買を進めることができます。
また、追加にてデータを出して欲しい時にもスムーズです。
ちなみに私たちサイトマは、面談の様子を議事録代わりに録画して共有しています。
そうすることで、あとで振り返って、不明点が出た時にも追加にて、直接が質問が可能なのです。
↑実際に面談をされた買い手からは、「面談の録画記録も一定期間保存してくれているので、このようなニーズをお持ちの方にも良いでしょう」と感想をいただいております。
こういった理由からもスカイプが一押しです。
実は、この売り手と買い手で直接やりとりができること自体、業界では珍しいことです。
仲介会社によっては、「直接売り手に質問したいけど、取引が完了するまで一度も直接やりとりさせてもらえなかった」という声もありました。
理由としては、仲介業者が、いわゆる「仲介飛ばし」を警戒しているからだと思います。
(売り手と買い手でこっそり売買して秘密して、仲介手数料をなくす違反行為)
しかし、売り手と買い手が直接商談できないといことは、かえってお互いの疑問が晴れないことがあり、売却できない、購入できないに繋がることもあるのです。
そういった意味からも、ぜひとも売買前の商談はやっておきましょう。
サイト売買の面談はSkypeを推奨
いかがでしたでしょうか?
Skypeがサイト売買に向いている理由を3つに分けて紹介してきました。
1、個人アカウントとして繋がっている
2、時間制限がないので、疑問が晴れるまで話せる
3、面談後にもメッセージのやりとりができる
ぜひとも、Skypeで商談されてみてください。
スカイプアカウントの作成方法はこちらを参考にください。
ちなみに、今回はあくまで、サイト売買という商談に限った場合となりますが、オンラインツールは、ニーズによって使い分けるのが良いでしょう。
セミナーなどの、その場限りの交流であえば、参加者のアカウント登録が不要なZOOMがお似合いかと思います。
また、不特定多数に誰でも参加して欲しいような企業説明会なら、生ライブ配信できるfacebookライブ配信という方法もあります。
あなたの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。