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サイト売却の大失敗…ホリエモンのブログは売れません


突然ですが、ホリエモンのブログは売れません。

何のことか?と思いますよね。

先日、ホリエモンのような個人影響力の強いサイト売却の問い合わせがありました。

実はこのような問い合わせは珍しくありません。

【関連記事】サイト売買の相場は?売却と買収の際、気をつけたい4つのこと

売却査定額3,500万円!?

もし、仮に売却することになった場合は、月々の売上から考えて、譲渡査定額は3,500万円ほどになるサイトでした。

ただ、その方個人の影響力があるからこその収益であって、他の誰かが名前を変えて継続して運営することは不可能です。

ホリエモンのブログは、ホリエモンしか運用できないことと同じ意味合いです。

個人名をなくし、サービス化すれば売れる

ただし、そのようなサイトでも売却できる可能性は作れます。

たとえば、個人名をなくしてキャラクター化し、一つのサービス(有料メルマガ・メールコンサル・情報商材など)として成り立っており、そのサービスに付随するノウハウ一式も含めて譲渡可能であれば、売却は可能になります。

 

いわば、同じビジネスを他の誰かが変わらずに運営できるかがポイントです。

譲渡査定額からしても、個人が買収できる金額ではないため、企業向けとなります。

企業であればなおさら、他人の名前のサイトを運用することは好みませんので、企業の一事業となるサービスにできれば買収しようと思うでしょう。

売却は計画的に

個人のブログがいつの間にか人気となり、情報商材も扱えるほどになることはあると思います。

だったら、売ったらいくらになるんだろう?と考えることは、よくある自然な流れだと思います。

その人だからこそ読者も読んでいるのであって、他の方であればそもそもブックマークすらされていません。

最初からサイト売却を前提にブログを作成する人は少ないかと思いますが、売却前提でブログ運営を始めるのであれば、実在する個人名での運用は避けることを忘れないでおきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

エベレディア株式会社 代表取締役会長 中島優太

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エベレディア株式会社 代表取締役会長

中島優太

著書に「超入門! サイトM&A1年目の教科書 -売却編-」。サイトM&A業界の不親切に疑問を持ち、2016年5月に親切丁寧に売買仲介する「サイトマ」を創業。取引累計額10億円以上、300件以上を直接対面で仲介(2021年12月時点)。NHKクローズアップ現代プラスに専門家としてコメント。2019年アメリカはシリコンバレーにて講演。新聞、ラジオ、ビジネス雑誌に多数掲載。

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