■当譲渡案件の特徴
1.ネットショップおよび国内代理店に次ぐ営業権を含めたビジネスモデルの包括譲渡。
2.国内代理店との協業により、商品知識を持たない個人でも運営可能。
3.カメラ本体・付属部品販売に関わる企業は、クロスセルの増加を期待できる。
4.プロショップへの卸売りなど、販売拡大の余地が十分。
■売主様からのコメント
Q.Amazonで販売されている安価な商品と差別化できているポイントを教えてください
「Amazonに出品されているものの多くは、中国の個人から販売されているものです。ほとんどが販売後のサポートもなく、技適マーク・PSEマークが付いていないような違法商品も見かけます。
弊社はサポートを丁寧に行い、一度試してみたいというお客様にもしっかり対応することでファンを獲得してきました。結果メルマガ読者数も伸び、開封率も一定の数値をキープしています。」
■担当者コメント
【当事業と数字について】
中国にあるメーカー製カメラスタビライザーの、国内正規販売ネットショップです。
このメーカーはスタビライザー市場で次々と新技術を投入して一定の世界シェアを獲得した、現在急成長中の企業の一つです。
当ネットショップは国内総代理店を除けば、PSEマークとサポートが付属する同メーカー商品を独占的に販売している状態となります。
ちなみにこの国内総代理店とは協業関係にあり、商品の仕入れや技術的な問い合わせ連絡など、日本語でやり取り可能です。
売主様は商品知識ゼロから本ショップを立ち上げられた通り、国内総代理店にカメラに関して特別詳しくなくてもスムーズに運営開始できるでしょう。
最低発注ロット2個〜、納期は2〜3日で到着し、かつ色違いやサイズ違いといった些細な商品区分けがないため、在庫を抱えすぎる心配もほぼないはずです。
また単語検索で上位表示を獲得しており、また今回譲渡に含まれるメルマガ読者数は595人(2020年12月末時点)。
ニッチな市場ながらも、根強いファンやリピーターを獲得できていることが伺えます。
またそれらユーザーは「カメラに対して熱意がある」、あるいは「仕事で使用している」という属性が明確ですので、カメラ本体、レンズ、ストロボなどの商品とクロスセルを獲得できる可能性が非常に高いです。
(比率はプロカメラマンや映像クリエーターが7割、趣味で使用する一般層が3割)
すでにカメラ付属部品や映像制作関連商品を販売している企業にとっては、既存事業を補完する最適なM&A案件になるでしょう。
最近ではスマホ撮影映像の質がますます向上してきており、スマホで本格的な映像を撮るカメラマンも増加することが推測されるので、スマホアクセサリーとしての側面を強調していくスタンスも面白いかもしれません。
さらに当ショップは上記の通り国内総代理店とも友好な関係を構築しているため、一人での運営も十分に可能な点も特徴の一つです。
作業量は受注管理・顧客対応40時間/月、商品登録・コンテンツ作成20時間/月ほど、売主様はマンションの一室で運営されており、現在155点ある商品在庫は余裕を持って6畳に収まる規模なので倉庫を借りる必要もありません。
直近6ヶ月の売上平均は65万円ほどで推移していますが、スタビライザー業界の特徴として、新商品リリースがされた際に大幅な売上増が期待でき、
2019年1月 1,397,431円
2019年3月 1,183,268円
2019年6月 1,005,691円
と100万円を超える月も頻繁に発生します。
タイミング次第では早期の資金回収が期待できるでしょう。
【買収後について】
繰り返しになりますが、当ネットショップは国内総代理店やメーカー本体との関係性はほぼ完璧にできているため、かなり高い確率で大きなトラブルなく運営を開始できるはずです。
今回は売主様による2ヶ月間の無料サポートと運営マニュアルも付属するので、まずは既存のやり方を踏襲して慣れていくといいと思います。
売主様はサイト運営7年、 通販サイトを7サイト運営されており、現在活動中のコンサル経験も活かした運営ノウハウを共有いただけるそうです。
メルマガ読者に対して定期的に新着情報を届けることで、一定のリピート購入を得られると推測されます。
メールマガジンは、2019年の平均クリック率は6.73%と高い数字を維持されており、リピーター・見込み顧客を獲得している状態だといえます。
ユーザーの86.6%が男性で、ユーザーの中で購買意欲の高い20代、30代が52.1%を占めます。
さらに、本ネットショップはフェイスブックアカウント、ワードプレスブログと複数の集客ツールを利用されており、今回の売買でいずれも譲渡いただけます。
さらなる利益の拡大を目指すのであれば、①広告費の最適化を行う②新規販売ルートを増やす、の二点が考えられます。
①広告費の最適化については、すでに売主様が取り組まれているPPC広告運用のデータが譲渡されるため、それを元に検討していくといいでしょう。
現時点まで様々なやり方を試されているようなので、コストパフォーマンスを最大化できるポイントを見つけられれば、売上を維持しながら広告費を削減できるかもしれません。
(PPC広告運用データも譲渡対象に含まれます。)
②新規販売ルートを目指すについて、各地域の小売店やネットショップなどに卸売りを行うという方法があります。
こちらについては国内総代理店と協議の上、当ネットショップで開拓した販売ルートには、当ネットショップから商品を卸しても構わないというルールで運営されています。
すでに都内のプロショップ1社に卸売りを行なっていますが、現在売主様のリソースの問題で現状はあまり取り組めていない部分の一つです。
工夫次第では大きな伸び代がある要素なので、積極的に新規取引先を開拓していくと効果的かもしれません。
完全に仕組み化されたネットショップとしてだけでなく、独占的な営業権を獲得できるのは非常に大きなチャンスだと思います。
今回は他事業とのリソースの兼ね合いで売却を決意されましたが、7年間という長期にわたり作り上げられたビジネスモデルです。
売買に付属する在庫品は現在約155点、見積価格1,690,385円(2020年1月14日時点)となっており、こちらも譲渡対象です。
カラーミーショップでサイト構築されており、ショッピングカートや決済システムも、そのまま引継ぎ可能です。
在庫商品の取り扱いについても柔軟に対応いただける旨のご連絡を頂戴しているため、まずは詳細な情報を確認してみてはいかがでしょうか。
少しでも気になりましたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。