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手始めにAmazonを買収、そして売却へ

投稿日: 2022.06.26 | 名前:山田 英之さん | 職業:経営者 | 業種:通販事業

通販の立ち上げコンサル事業を運営されている山田 英之さん。

自社EC事業の立ち上げとして、手始めにAmazon事業を買収されました。

買収した約1年後に売却。

その後、新たに始めた自社通販で成功するまでの一部始終をお話しくださいました。

いくらで買って、いくらで売れたのか?

その後、買収した通販サイトの年商や利益率は?

さまざまな情報を包み隠さずお話ししてくださっており、大変貴重なインタビューとなりました。

特に、これからAmazon事業を買収されたい方は是非ご覧ください。

買い手&売り手:山田  英之さん
株式会社カレント 代表取締役
通販の立ち上げコンサル事業を展開。

Q.現在はどんな事業をされていますか?

Shopifyで、フィットネスウェアの通販事業を運営しています。

サイト買収_事業

↑ 通信販売事業をされている山田さん

Q.なぜサイト買収を?

自社で立ち上げれる事業はないかと。

通販立ち上げコンサル事業を行なっていたので知見はありました。

そこで、手始めにAmazonを買収してみようと思いついたのです。

Q.Amazon事業の買収額は?

200万円でした。

Q.その案件にした決め手は?

① 生活必需品を扱っていたので、商品のラインナップにイメージがつくと思った

② 新しく事業をスタートするにちょうどよい価格

③ 売主の人柄

「この方のされていたことなら間違いない」と、確信を持てた。

買収の決め手

↑サイト買収の決め手を語られる山田さん

Q.買収資金は融資?自己資金?余剰金?

コロナ関連の銀行融資で得られた資金を使いました。

Q.買収後、売却まで考えていた?

売ることは考えていなかった。

規模を大きくして、売上を回すことを念頭にスタート。

リセールバリュー(再び売れる価値)があるという認識はありました。

Q.買収後の運営はどうでしたか?

最初の3ヶ月は毎日8時間コースで運営しました。

引き継いだ商品の継続だけではなく、新たな商品の開拓やリサーチも。

徹底的にAmazon運営に時間を割きました。

サイト買収 運営

↑買収当初のエピソードを語って頂きました

Q.買収前に比べて売上の変化は?

引き継ぐ直近の売上を、引き継いだ翌月から更新。

6ヶ月間ほど売上がひたすら上がっており、一定の成果は出ていた。

Q.買収後の想定外のことは?

売れ筋商品から欠品していくこと。

やればやるほど売れ筋商品がなくなり、売れるものがなくなる。

また、Amazonからも同様の商品が出てセラー潰しを感じました。

売れ筋商品と気づかれると同様の商品(アマゾンオリジナル商品)を安く出品されてしまう。

Amazonは売り場も提供するが、自社でも商品を売る存在。

売れ筋をリサーチしていると感じていました。

買収後の想定外の出来事

↑サイト買収後にあった想定外の出来事

Q.売却を決めたきっかけは?

中古カメラ販売のスクールに通い始めたこと。

中古カメラの販売を初めて、半年で月200万円ほどの売上に。

ただし、Amazonの最安値主義の仕組みだと利益が出ない問題も抱えていました。

自分の仕事の仕方にマッチしない。

そうと感じたので、運営し始めて10ヶ月目くらいで売却を考え始めました。

Q.いくらで売却できた?

130万円でした。

Q.サイト買収と売却を経験した感想は?

本来ならサイトのバリューを高めて売却する方法もありました。

ただ、最初から売却する前提では組み立てていなかった。

買収金額以上の価値は付けられなかったが、通販事業のトレーニングにはなったと思います。

通販事業の難しさ、作業量など、Amazonビジネスを通して体験できました。

そのため、70万円のロスは勉強代だったと。

その経験は、今のShopifyビジネスにも大きく寄与していると感じています。

サイト売買の経験↑サイト買収と売却、どちらも経験された感想

Q.買収、売却ともにサイトマを利用した感想は?

サイトM&Aのサービスはたくさんあります。

しかし、担当者が実際に出てきて、話をして、交渉を進めてくれるサイトはあまりない印象だった。

問い合わせを入れても回答がないことも。

サイト情報が載っているだけで機能していないサービスが大半な中、サイトマさんだけが機能していると思います。

Q.現在の事業のきっかけは?

ドロップシッピングのビジネスモデルを探していました。

“在庫を先に持ち売れるのを待つ”という仕組みにリスクを感じていました。

そのため、Amazon売却のタイミングで違うビジネスモデルを探していたところ、最初に在庫を持たないドロップシッピングが面白いと思った。

“注文が入ると仕入れ元にデータを送られ、売上の入金後に支払う。つまり、資金繰りが回る”

という仕組みの売却案件を探して買収しました。

事業 ドロップシッピング

↑ドロップシッピングのビジネスモデルを探していた山田さん

Q.現在の事業について教えてください 

当初はインテリアショップとしてスタート。

コロナ禍で「宅トレ」が流行っていたので、フィットネス用のレギンスを何点か出品。

インスタグラムからの広告配信をしたところ、その日のうちに売れ始めました。

現在は毎月売上げを更新し、1年経って月商200万円まで成長。

今は利益率が25%ほどで、通販事業として成立しています。

固定費は1万円以下、在庫も持っていないので、仕組みとして良いと感じました。

Q.買収されたい方へのアドバイスは?

1.実質半分だと思うこと

売る人は売るなりの理由があるので、実質的なサイトの価値については十分に精査をした方がいい。

2.あくまで事業スタートのきっかけ

買収時点では3割ほどしか機能しないと覚悟した方がいい。

実際は、仕組みを買って中身を入れ替えることが求められる。

3.買った翌日から100%コミットする

買って損した気持ちにならないよう、自分の事業に切り替えていくという心持ちが大切。

サイト買収 アドバイス

↑今後サイトを買収されたい方へのアドバイス

【インタビュー後記】

この度は貴重なご経験をインタビューさせていただきまして、誠にありがとうございました。

Amazon運営経験者しかわからない運営の裏側まで教えていただき、多くの方の参考になったかと思います。

サイト買収からスタートされ、売却、また買収とどんどん事業規模も成長スピードも加速されていらっしゃるお姿に、勇気づけられております。

これからのご活躍も心から応援しております。

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