サイト売却専門「サイトマ」の堀池です。

事業継承入門講座、始めました

法人M&Aの基礎を学び、サイトM&Aへ応用しようと、事業承継入門講座を受講しています。

 

例えば、ECサイトの場合でも、海外の工場も含めた事例もあります。

いつどんな問い合わせが入るかわからないからこそ、事業承継の知識は必須だと、知れば知るほど感じています。

後継者に必要な能力

講座の中で、面白いデータがありました。

「後継者に求められる能力」のランキングです。

出典:中小企業庁委託「企業経営の継続に関するアンケート調査」

 

1位:事業に関する専門知識

2位:事業に関する実務経験

 

上位2つは、容易に理解できます。

 

3位:経営を担う覚悟

4位:人柄・人間性

5位:決断力

6位:営業力

7位:リーダーシップ

 

そうか!と感じたのが、3位です。

 

経営者に必要な能力はいろいろありますが、それよりも、大事なものが「覚悟」という結果です。

 

この結果を見て、あるテレビ番組を思い出しました。

宇宙飛行士の最終選抜試験

2009年にNHKスペシャルで放送された

【宇宙飛行士はこうして生まれた~密着・最終選抜試験~】です。

今も名作選に選ばれているので、ご存知の方も多いかもしれません。

 

当時、選抜試験に過去最多の963名が応募し、最終選考10名による10日間の共同生活を追ったドキュメンタリーでした。

 

テレビ初公開となる選抜試験の様子ということで、必死にメモを取りながら、食い入るように見たのを覚えています。

 

宇宙空間という特殊な環境でのトラブル対応力を把握するため、肉体的・精神的負担を掛けて、能力・素質を見極めていきます。

 

採用基準のチェックポイントの5つを、以下の順番と方法で確認します。

 

1:リーダーシップ

(各5名チームで4日間、“癒す”ロボットを作らせる)

 

2:ストレス耐性

(2日間で100羽の折り鶴を折らせ、ミスが無いかを見る)

 

3:場をなごませる力

(人を笑わせる特技を披露せよ、とお題を出し披露させる)

 

4:緊急対応力

(作ったロボットを1時間で改善するよう指示を出し、直させる)

 

5:覚悟

(NASAの現役宇宙飛行士5人が面接官となり、1時間の面談をする)

 

なんと、最後の最後の基準が「覚悟」。

 

面談は、お菓子やコーヒーを飲みながらのアットホームな雰囲気の中で進みます。

 

宇宙飛行士というのは、お互いに命を預かる仕事のため

 

・自分の命を預ける覚悟があるのか

・相手の命を預かる覚悟があるのか

 

この2つの覚悟を、面接官たちは見極めていくそうです。

 

ちなみに、「3:場をなごませる力」で、合格者がしたことは“一人ミュージカル”でした。

 

人を笑わせることができるということは

人を惹きつけるものがあるということ。

 

冷静で論理的な話をする人が、笑いもできるという幅があるかを見ていたそうです。

 

なんだか、、、深いですね。

最後は、覚悟

宇宙飛行士になることも

会社を経営することも

誰かと結婚することも

誰かの保証人になることも

すべて共通すると思うのですが

自分ごととして背負う覚悟があるのか、を

最後は問われていると感じています。

 

その覚悟が相手に伝わったとき

あなたに任せよう、委ねよう、一緒になろう、と

相手も覚悟を決めてくれるのではないかと思います。

 

サイト売買でも、最終的に売主様・買主様、双方の合意がなければ、譲渡は成立しません。

 

ただ、その覚悟を最初に問われるのは買主様です。

 

スカイプ面談では、質疑応答の後に意思確認をするのですが、買主様から譲渡意思確認をさせていただいております。

 

だって、覚悟のない人には任せられないからです。

 

「やはり、このサイトはぜひ譲ってほしい!」

 

スカイプ面談の中で、改めてそう感じることができた場合は、ぜひ積極的な意思表示をしていただきたいなと思います。

 

今後、スカイプ面談を控えている方や、サイト売買を検討されている方の参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

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