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サイト売買市場で法人ごと売却する方法とやり方

サイト売買で法人ごと売却する方法とやり方

「サイト売買で会社も丸ごと譲渡したいな」と、考えていませんか?

ウェブサイトだけを買い手に譲渡するだけでなく、付随する会社ごと譲渡したいというニーズも大変増えてきました。

2017年の国内M&A数は過去最多の3050件で、その影響もあり、ウェブサイトと会社を売却する動きも活発になってきています。

今回は、サイト売買で法人ごと売却する方法とやり方について解説していきます。

ご参考になれば幸いです。

【関連記事】サイト売買で1億円以上の仲介を成功させた私達が教えるサイト売却のコツ

法人ごと売却=法人M&A

サイトを売却する際は、サイト単位で決算書(PL表)を元に取り引きを進めることが一般的です。

具体的には、以下のような計算方法で取引金額の値段を算出し、基準となる金額がわかった時点で交渉が始まります。

今後のサイト売却金額計算式の予想
直近半年の営業利益平均×17〜24か月=譲渡金額

実際、30か月以上で取引している実例もありますので、あくまで基準となる金額を算出する式です。

この式は、あくまでサイト単位での売上と経費のみで簡易的に月単位で営業利益を算出していきます。つまり、簡易的な決算書として見ておくべきです。

【関連記事】サイト売買の相場は?売却と買収の際、気をつけたい4つのこと

 
ただし、注意が必要なことがあります。それは、あくまで営業利益であって、営業外利益は加味できないということです。

例えば、売却を検討しているAサイトからの売上が月に500万円あるとします。しかし、300万円は、売却しない自社のBサイトの商品をキャンペーンとして販売していたとします。

この際、Aサイトだけの売上と言うことがむずかしいのです。そもそも、Bサイトは売却しませんから、Aサイトを買収した会社は毎月300万円の売上が発生しないことになります。

法人の売却は会社の全売上を加味する

それに対して、会社のM&Aは、自社のAサイトとBサイトを譲渡することになります。

つまり、AサイトとBサイトの合計で月商500万円あるとしても、以下のような計算式で株価を算出していきます。

会社を売買する時の計算式
・純資産価額方式
・類似業種比準方式
・併用方式
・配当還元方式

それぞれメリットデメリットがあります。

例えば、土地や内部留保が厚いほど価値が高くなったり、従業員の人数で会社の値段も変わってしまいます。

また、最近ではディスカウントキャッシュフロー方式、という計算方法も出てきておりますので、仲介会社によって算出基準が異なります。

必ずどのように算出するかを事前に聞きましょう。

 
また、サイトの場合は単純に売上から算出して「24か月で回収できる」というシンプルな判断で取引金額を算出していきます。

しかし、法人M&Aの場合は、株価を算出し株を取引していくことになります。よって、上記の計算式も株価を算出するものになります。

会社ごと譲渡する際は、登記簿から社員、取引先や借り入れ、などなど、全てを譲渡することになりますので、サイトの売却ほど単純ではありません。

時間もかかるため、準備は早めに進めておきましょう。

社員や取引先には必ず秘密に

会社を売却する際、生きた心地がしないのが社員です。「買収されたら、待遇も変わって働きにくくなるのではないか」と、M&A反対運動が起きることも珍しくありません。

よって、社内から敵を出さないためにも、社内のメンバーには内密に進めていきましょう。非常に孤独となりますので仲介会社の担当者と協力して進めていくと良いです。

また、取引先も同様です。いらぬ心配から取引が中断されたり、値上げになることも想定されますので、段取りは慎重に進めていくべきです。

株価がわかったら市場に出し交渉

計算式によって会社の値段(株価)がわかったら、さっそく市場に出していきましょう。サイト売買ができる仲介サイトでも良いですし、法人M&Aができるネット上のプラットフォームでもいいでしょう。

会社の売却ですと担当の銀行でも仲介先を紹介してもらえることもありますので、身内にバレないように相談してもいいでしょう。

ちなみに、わたしたちサイトマでも、会社の売却相談は何件も対応しておりますので、もしご相談されたい場合は、こちらよりお気軽にお問い合わせください。(フリーダイヤルでのお電話も可能です:0120-966-862)

 
また市場に出す際は、仲介プランと直接プランの2種類があります。どちらもメリットデメリットがありますので、事前に吟味しておきましょう。

【関連記事】サイト売買で仲介プランを活用するメリットとデメリット

 
市場に出すと、いよいよ買い手と交渉に進みます。直接プランの場合は、その名のとおり直接買い手と交渉することになります。

しかし、法人M&Aの仲介会社のほとんどが仲介プランを提供している背景から、直接買い手と交渉しても、ほとんどがうまくいきません。

サイトマでも仲介プランのみを提供している理由もそれになります。売り手と買い手が直接取引をしても、破断するならまだしも、揉めることが多く、売却したいサイト情報だけ抜き取られることもあります。

ぜひとも仲介プランで丁寧に交渉を進めていかれることをオススメします。

売却後、数年はサポート

会社の売却後は、サイトの場合と異なり、買収された会社の特別顧問ということで数年勤務することが通例です。

なぜなら、会社にもっとも詳しいのは売却した社長になりますから、買収した会社との調整役となるのです。

サイトの場合、サイトマでは最低でも3か月のサポート期間をオススメしておりますが、会社の場合は長い年月になります。

数年は勤務しても良さそうと思える会社に譲渡すべきです。くれぐれも慎重に進めていきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

サイト売買で法人ごと売却する方法とやり方についてまとめてきました。

本記事がサイト売買取引の参考になれば幸いです。

ご覧いただきまして、ありがとうございました。あなたのサイト売買が成功されることを心よりお祈りしております。

エベレディア株式会社 代表取締役会長 中島優太

日本唯一の「サイトM&Aアドバイザー®」
エベレディア株式会社 代表取締役会長

中島優太

著書に「超入門! サイトM&A1年目の教科書 -売却編-」。サイトM&A業界の不親切に疑問を持ち、2016年5月に親切丁寧に売買仲介する「サイトマ」を創業。取引累計額10億円以上、300件以上を直接対面で仲介(2021年12月時点)。NHKクローズアップ現代プラスに専門家としてコメント。2019年アメリカはシリコンバレーにて講演。新聞、ラジオ、ビジネス雑誌に多数掲載。

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