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運営休止中のネットショップを高値で売却するサイト売買のコツ

サイト売買で運営休止中のサイトを高値で売るコツ-ネットショップ編-

「過去に月商100万以上売り上げたサイトだから高値で売れるかな」と、考えたことはないですか?

特に、高い評価を持つECサイトの売主の方にありがちな考えです。

しかし、悲しいことに、サイト売買において過去の栄光は関係ないことが多いのです。

その過去が、1年前、2年前と昔になればなるほど、なおさら傾向は強くなります。

なぜでしょうか。

現在、そのようなサイトをお持ちで売却を検討されている売主様には、ぜひ最後までご覧いただき、満足いくサイト売却の参考になれば幸いです。

あなたのサイト売買が成功することを応援しております。

【関連記事】ネットショップを売却するコツ-相場、期間、売りやすいジャンルなど

サイト売買に過去の栄光は関係ない

サイト売買に過去の栄光は関係ない

よくあるお問い合わせに、このような内容があります。

「過去には月の売り上げが300万を超えたこともあります。
100万円ほどで安定していましたが、人手が足りなくなって、最近までアカウントを休止していたネットショップですが、売却可能でしょうか?」

または、外部委託していたけれど、このまま前ほどの売上に戻りそうもないので、いっそのこと売却を検討している、という方もいらっしゃいます。

誰かがしっかりと運営すれば、前のような売上が上がるだろうという想定のもと、売却のご相談をいただきます。

もしくは、自分以上にサイト運営がうまい場合は、もっと売上を上げられるはずなので、売却に向いているはず!とも想定されていることもあります。

よって、無料査定の段階の「直近半年の営業平均利益」の申告も、過去の売上がベースになっているため、大きな売却額となるのですが、実際は、アカウントが休止中だったり、売却のための準備をしている、という段階であったりすることが多いのです。

今のままで、売却にチャレンジすることは可能ですが、なかなか難しいでしょう。

なぜでしょうか?

サイト売買とは、「ビジネス」の譲渡

サイト売買とは、ビジネス譲渡

上記のような形で売却を希望される方の特徴として、過去の栄光を評価して欲しい、という想いがあるように感じています。

可能性の塊のようなサイトなので、きっと良い値で売却されるだろうと期待の元にお問い合わせをいただきます。

しかし、現実はそんなに甘くありません。

買収する側の立場になって考えるとわかりやすいかもしれないですが、過去にどれだけ上位表示されていようと、最高売上を達成していようと、大事なのは未来です。過去は所詮、過去です。

今後、同じような売上か、それ以上の売上が期待できることへの投資としてサイト買収をされますので、今、ビジネスとして成り立っていること、回っていることが重要なのです。

テレビ番組でよくある「昔はすごくモテていた!」と武勇伝を語る元大物俳優がいますが、その時と同じ価値が今はないことに似ているかもしれません。

過去を評価して欲しい売り手と、今を元に未来を評価したい買い手の、全く違うベクトルなのです。

 

よって、アカウントを再開して売上もまだそれほど経っていない状態よりかは、再開してもすぐに右肩上がりで以前のような売上に戻ったことが証明されれば、信頼が得られ早期売却に繋がるかもしれません。

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満足いくサイト売却を実現させるために

満足いくサイト売却を実現させるために

ネットショップは、そもそも売却成立までに時間がかかる傾向があります。早くて4ヶ月ほど、平均でも半年くらいが目安でしょうか。

なぜなら、ネットショップはアフィリエイトサイトと違って、仕入れ・在庫・倉庫が必要になる場合もあるからです。

500万円でアフィリエイトサイトを買収した場合、ランニングコストはサーバーとライター費用くらいです。年間で1〜数万円以下くらいが多いでしょうか。

しかし、同じ500万円でネットショップ買収しても、例えば、仕入れで月に100万円、在庫を保管しておく倉庫費用、発送や検品にかかる時間と人件費、クレーム対応や返品対応費用など、比べ物にならない労力とコストが発生します。

 

経営者は、ランニングコストという出ていくお金にはすごくシビアです。

よってビジネスを買収する金額に加えて、日々の運営でかかるコストも考慮して値段交渉になることも多いため、アフィリエイトサイトなどに比べると交渉は長引くことが多いです。

また、そもそもアフィリエイトサイトなどと比べると、ランニングコストがかかるため、買収の問い合わせも少ないです。

その証拠として、過去の事例でいうと、ネットショップA(在庫運営)は、売却まで6ヶ月半、ネットショップB(無在庫経営)は8ヶ月の時間が掛かりました。

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売却が成立するまでの間、まったくサイトを管理せずに放置状態であえば、休止していたネットショップであればなおさら厳しい戦いになるでしょう。

せっかく思い入れのあるネットショップであれば、しっかりと引き継いでくれる方にお渡しした方がよいでしょうし、できるだけ高値で売れることも理想でしょう。

そのためには、手放したくないと思えるほどに、一度サイト運営を立て直すことをお勧めします。しっかりと稼働し、売上も立っている状態に戻すのです。

自分で運営の時間が取れない場合は、外部委託できる人を雇い、その方も含めて譲渡可能な状態にまで育てば、買い手にとっても仕組み化されたネットショップということで、買収したい人も多く出てくるでしょう。

売り手、買い手、外注スタッフの誰にとってもよい条件で売買成立となるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

運営休止中のネットショップを高値で売るコツについて解説してきました。

・遠い過去の売上や評価は関係ない

・今、稼働して売上を上げていることが重要

・仕組み化された状態であれば、満足いくサイト売却が可能

ぜひ、今後ネットショップの売却を検討されている方は参考にしていただければ幸いです。

最後まで、ご覧頂きましてありがとうございました。

もし宜しければ、「ブックマーク」や「お気に入り登録」をして、何度も読み返して知識としてください。きっと今後も参考になるはずです。

あなたのサイト売買が成功されることをお祈りしております。

エベレディア株式会社 代表取締役会長 中島優太

日本唯一の「サイトM&Aアドバイザー®」
エベレディア株式会社 代表取締役会長

中島優太

著書に「超入門! サイトM&A1年目の教科書 -売却編-」。サイトM&A業界の不親切に疑問を持ち、2016年5月に親切丁寧に売買仲介する「サイトマ」を創業。取引累計額10億円以上、300件以上を直接対面で仲介(2021年12月時点)。NHKクローズアップ現代プラスに専門家としてコメント。2019年アメリカはシリコンバレーにて講演。新聞、ラジオ、ビジネス雑誌に多数掲載。

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